注意:
データ エンジニアリングは、Insights desktop で使用できます。 すべての Insights in ArcGIS Online および Insights in ArcGIS Enterprise ユーザーは、Insights desktop にアクセスすることができます。 詳細については、「ArcGIS Insights の概要」をご参照ください。
データ エンジニアリングは現時点でプレビュー版です。
Insights では、データ エンジニアリング ワークブックでモデルを使用することでデータ ワークフローが完成します。 データセットに適用されるデータセット ツールと列ツールはデータ モデルに自動的に追加されます。 データ モデルを実行すると、Insights での分析に使用できるデータセットが作成されます。
データ モデルの実行
データ ワークブックのテーブルには、適用されたデータ エンジニアリング ツールとともにデータセットのビューが表示されます。 分析に使用できる出力データセットを作成するにはモデルを実行する必要があります。
データ モデルを実行するには、次の手順を実行します。
- データ ワークブックを開いてデータを追加し、必要に応じてデータのクリーンアップと準備を行うためのツールを適用します。
- データ モデルで出力データセットをクリックします。
注意:
テーブル ビューのみを使用している場合は、[モデルの表示] ボタン をクリックします。 マップが表示されている場合は、[モデルに切り替え] ボタン をクリックします。
[出力場所] ウィンドウが表示されます。
- 次のタブのいずれかを選択します。
- [ローカル コンテンツ] (デフォルト) - 出力データセットが Insights desktop のローカル データセットとして保存されます。
- [データベース] - 出力データセットがデータベースに書き込まれます。 データベース テーブルを参照するローカル データセットも作成されます。
- 出力データセットのタイトル、タグ、説明を入力します。
- データセットをデータベースに書き込む場合は以下を実行します。
- [接続] でデータベースの名前を選択します。
- 必要に応じて、[名前テーブル] を選択してデータベースのテーブルの名前を入力します。
名前を入力しなかった場合はデフォルト名が適用されます。
- [保存] をクリックします。
出力データセット名が更新されます。
- [モデルの実行] ボタン をクリックします。
データ モデルの実行には数分かかる場合があるという警告が表示されます。 データ モデルの実行中はデータ ワークブックを使用できません。
注意:
フィーチャの数が 2 万個未満のデータセットでは警告が表示されません。
- [はい、実行します] をクリックします。
データ モデルが実行されます。 データ モデルの進捗状況を示すウィンドウが表示されます。
- データ モデルの実行が完了したら、[閉じる] をクリックしてウィンドウを閉じます。
選択した保存先に出力データセットが保存されます。 データセットはワークブックに追加して分析の実行に使用できます。
データセットの更新
データがデータ ワークブックにインポートされるときは、サンプルまたは完全なデータセットのコピーとしてインポートされます。 元のデータセットに加えた変更は、データ ワークブックに自動的には表示されません。 データセットを更新すると、サンプルまたはコピーが更新され、データ エンジニアリング ワークフローで最新のデータが使用できるようになります。
データ モデルでデータセットを更新するには、次の手順を実行します。
- データ モデルで、更新するデータセットをクリックします。
注意:
テーブル ビューのみを使用している場合は、[モデルの表示] ボタン をクリックします。 マップが表示されている場合は、[モデルに切り替え] ボタン をクリックします。
- [データセットの更新] ボタン をクリックします。
ツールの編集
データ モデルのツールを編集してパラメーターを更新できます。 ツールを編集するとツール実行の下流方向に影響を及ぼす場合があります。
データ モデルのツールを編集するには、次の手順を実行します。
- データ モデルで、編集するツールをクリックします。
注意:
テーブル ビューのみを使用している場合は、[モデルの表示] ボタン をクリックします。 マップが表示されている場合は、[モデルに切り替え] ボタン をクリックします。
- [編集] ボタン をクリックします。
- 対象のパラメーターをツール ダイアログ ボックスで更新します。
ツールによっては、[適用] か [完了] をクリックして更新を完了する必要があります。
ツールが更新され、更新内容がテーブルに反映されます。
ツールとデータセットの削除
不要なツールとデータセットはデータ モデルから削除できます。
ツールとデータセットを削除すると、依存するツール実行の下流方向も削除されます。 たとえば、列は文字列タイプに変換され、特定の文字列を検索してそれを他の値と置換するために [検索と置換] が使用されます。 [データ タイプの変換] ツールを削除した場合は、タイプが文字列の列に依存する [検索と置換] ツールも削除されます。
注意:
データセットは、データ モデルから削除すると、データ ウィンドウからも削除されます。
データ モデルでツールまたはデータセットを削除するには、次の手順を実行します。
- データ モデルで、削除するツールまたはデータセットをクリックします。
注意:
テーブル ビューのみを使用している場合は、[モデルの表示] ボタン をクリックします。 マップが表示されている場合は、[モデルに切り替え] ボタン をクリックします。
- [削除] ボタン をクリックします。
ツールまたはデータセットがデータ モデルから削除されます。