ArcGIS Indoors Maps エクステンションで利用できます。
作業指示、アセット、および ArcGIS Indoors Information Model 外に存在するその他のフィーチャを Indoors Web マップに含めることができます。このためには、データを Web フィーチャ レイヤーとして共有し、ArcGIS Pro のマップに追加して、フロア対応として構成してから、ArcGIS 組織で共有します。
注意:
Indoors マップに含める Web フィーチャ レイヤーは、ポイントおよびポリゴン データ タイプのレイヤーに制限されます。
必須フィールド
各フィーチャが配置されているレベルを定義する属性フィールドがフィーチャ レイヤーに含まれている限り、それらの追加レイヤーをフロア対応として定義できます。 このため、他のビジネス システム (Indoors モデルとは異なるスキーマを使用している可能性がある) のデータをフロア プラン データに関連付けることができます。 フロア識別フィールドの属性フィールド値は、屋内フィーチャの Levels レイヤーのフィーチャの LEVEL_ID フィールド値と一致する必要があります。
Indoors では制限されたフィールド セットを Web レイヤー内に存在させることができ、関連付けられたフロアのレベル ID を識別するフィールドが存在すると仮定して、各フィーチャと Indoors フロア プランとの正しい関連付けが自動的に決定されます。 このフィールドを含めて、データ内に正しく設定されているようにし、レイヤーをフロア対応として構成すれば、フロア フィルターの使用時に、選択された施設やレベルに対して Indoors がフィールドを正しくフィルター処理できるようになります。
Indoors は、フィーチャの表示と識別に対して、準拠する Web フィーチャ レイヤーを自動的に Indoors レイヤーとして扱います。
Web フィーチャ レイヤーが構成済みのカテゴリによって参照される場合、追加のフィールドが必要になることがあります。 Indoors アプリの作業指示機能をサポートする Web レイヤーでは、追加のフィールド マッピングが必要です。
レイヤー プロパティ
レイヤー プロパティには表示フィールドとシンボルが含まれており、これらを使用してパネルとラベルを定義したり、Web フィーチャ レイヤーに対して一貫したシンボルを確立したりできます。
表示フィールド
Web フィーチャ レイヤーの表示フィールドは、Indoors にとって特に重要です。 このフィールドはアプリの情報パネルのタイトルと、検索のヒント、ルート案内、お気に入り、関連アイテム、ホームにあるフィーチャのラベルを定義します。
ArcGIS 組織内で Web レイヤーの表示フィールド値を検証する必要があります。このためには、新しい Web フィーチャ レイヤーのアイテム ページを確認して、REST Services Directory のリンクをクリックし、[すべてのレイヤーとテーブル] をクリックして、表示フィールドの値を見つけます。
レイヤーの選択した表示フィールドを変更する必要がある場合、Indoors Web マップを共有する前にレイヤー プロパティでレイヤーの表示フィールドを変更するか、適切な表示フィールドを含むように共有レイヤーのスキーマを更新し、更新されたバージョンを Indoors で使用するために共有することができます。 いずれの場合でも、Indoors アプリで最適なユーザー エクスペリエンスを得るには、レイヤー内のすべてのデータに表示フィールドに対する適切な値が含まれている必要があります。
シンボル
Indoors で意図された使用方法に合わせてレイヤーのシンボルを調整したり、組織のシンボルのテーマやブランド要件に沿うようにする必要が生じる場合があります。 Indoors Web マップを共有する前に ArcGIS Pro でレイヤーのシンボル設定を変更します。ソースのフィーチャ レイヤーを更新する必要はありません。
Indoors には、Indoors マップ テンプレートと一致するシンボルを含むスタイルが含まれ、どちらも製品データのインストールで使用可能です。
注意:
カートグラフィックの一貫性を維持するために、マップ上のフィーチャを表すのに使用するシンボルと一致するカテゴリのシンボルを構成します。 Web フィーチャ レイヤーに対してカテゴリを構成する場合には、この点に注意して、適切な画像を含めるようにしてください。