ArcGIS Indoors Maps エクステンションで利用できます。
ArcGIS Indoors for iOS には、生産性を向上する目的で、モバイル デバイス上の他のアプリと連携する機能が組み込まれています。 また、ハイパーリンクによって屋内フィーチャの位置を共有する機能もあります。
これらの共有および連携機能を有効にするには、次の構成を設定する必要があります。
電話番号と電子メール
屋内データに電話番号と電子メール アドレスが構成されている場合、Indoors はデバイス上の電話ダイヤル アプリと電子メール アプリに直接アクセスできます。 選択したフィーチャに、電話番号と電子メールのデータが特定の形式で設定されている場合は、情報カードの [問い合わせ先] ボタンが使用できるようになります。
注意:
CONTACT_PHONE および EMAIL フィールドは、そのフィーチャの Indoor データセットで設定する必要があります。
POI の読み込みと入室者データの読み込みの詳細をご参照ください。
カレンダーと予定
Indoors は、モバイル デバイスの複数のアカウント向けに構成されているカレンダーと連携できます。 すべての予定と会議は、[スケジュール] パネルの [カレンダー] タブで表示できます。 また、特定のカレンダーを同期することもできます。 アクティブなマップ内にある部屋であれば、会議室の場所とその経路をアプリで検索できます。
会議のタイトルと位置情報を取得するには、デバイスに構成されたカレンダーにアクセスする権限がアプリに必要です。
注意:
- アプリに表示されるのは、モバイル デバイスのデフォルトのカレンダー アプリに表示されるアカウントの予定と会議のみです。アカウントを個別に管理する電子メール アプリまたはカレンダー アプリ (Microsoft Outlook など) はサポートされていません。
- デバイスがモバイル デバイス管理ソリューションでセットアップされている場合、Indoors アプリはデフォルトのカレンダー アプリにアクセスできないことがあります。 アクセスを設定するには、システム管理者にお問い合わせください。
- 特に iOS 14 以降が動作するデバイスでは、[設定] アプリでデフォルトのカレンダーを Microsoft 365 アカウントに設定することをお勧めします。
[スケジュール] パネルのカレンダー ボタンをクリックすると、カレンダーおよび同期オプションのリストが表示されます。 [位置] の値が Units レイヤー内のフィーチャの NAME または NAME_LONG 属性フィールドの値と一致している場合でも、カレンダー イベントのルート アイコンが表示されます。 ルート ボタンをクリックすると、イベントの場所までの詳細なルート案内を入手することができます。
アプリ起動
Indoors には、インシデントを報告する機能があります。 Indoors は ArcGIS Survey123 をネイティブにサポートしています。 情報カードの起動アクション ボタンは、Survey123 調査フォームを開きます。 Web ベースのフォームによるインシデント報告に対応していれば、他の作業者および作業指示管理システムも構成できます。