ArcGIS Indoors Maps エクステンションで利用できます。
ArcGIS Indoors では、静止中または動作中のデバイスでトラッキング ポイントをアップロードする頻度のデフォルト値が事前に設定されています。 これらの値は、構成のカスタマイズによって変更できます。
デフォルト値
トラッキングの頻度と動作のデフォルト値は次のとおりです。
頻度と動作 | デフォルト値 |
---|---|
オンライン時のアップロード頻度 | 10 秒 |
ネットワーク接続が改善するか回復するまでの保存頻度 | 10 秒 |
ネットワーク接続が改善するか回復するまでに保存される最大ポイント数 | 1000 ポイント |
デバイスが静止中の保存またはアップロード動作 | TRUE |
カスタム構成
静止中または移動中のデバイスのトラッキング ポイントをアップロードするデフォルトの頻度を変更するには、ArcGIS Indoors 構成テーブルにカスタム値を追加し、これを Web マップに含める必要があります。
- [コンテンツ] ウィンドウで、Indoors Configuration テーブルを右クリックして [開く] をクリックします。
Indoors Configuration テーブル ビューが表示されます。
- 以下のキーの Config Value フィールドをダブルクリックして、それぞれの値を設定します。
- [LOCATION_TRANSMISSION_FREQUENCY] - デバイスの位置情報を共有する頻度 (秒) を指定します。
- [LOCATION_STORE_AND_FORWARD_FREQUENCY] - ネットワーク接続が改善または復元されるまでにデバイス位置イベントを保存する頻度 (秒) を指定します。
- [LOCATION_TRANSMIT_IF_STATIONARY] - デバイスの移動が 3 メートル以内であった場合に位置情報をレポートするかどうかを指定します。
- [LOCATION_STORE_AND_FORWARD_MAX_POINTS] - ネットワーク接続が改善または復元されるまでに保存するデバイス位置イベントの最大数を指定します。
ヒント:
位置情報を共有する頻度は、ユーザーの数とデータ ストアのタイプに基づいて選択します。 頻度を 10 秒未満に設定すると、バッテリー使用量とネットワーク輻輳が大きくなる可能性があります。