ArcGIS Indoors Spaces エクステンションで利用できます。
Indoor Space Planner の [プラン] タブからユニットと入室者の属性を編集できます。 たとえば、ユニットが割り当て可能かどうかを設定したり、ユニットの使用タイプや収容人数を変更したり、入室者の名前や連絡先情報を更新したりできます。
Space Planner で Units および Occupants レイヤーのフィールドを編集可能にするには、Web マップを ArcGIS 組織で共有する前に、ArcGIS Pro で [読み取り専用] フィールドのプロパティがオフになっていることを確認します。 Web マップで読み取り専用に設定されている属性フィールドは、アプリで編集できません。
注意:
ArcGIS Pro 3.2 では、次の新しいフィールド データ タイプが使用できます: date only、time only、timestamp offset、big integer、64-bit object ID。 これらのデータ タイプは ArcGIS Enterprise 11.2 および ArcGIS Online に公開できますが、完全にサポートされていないため、Web レイヤーでの使用はベータ版の機能とみなされます。
一部の属性は、Space Planner ではデフォルトで編集できません。 たとえば、ObjectID、Shape_Area、Shape_Length、GlobalID などの管理フィールドや、アプリの編集情報の記録フィールドは編集できません。 次のフィールドは、存在する場合 Space Planner で管理され、Web マップでは編集できても、アプリで編集できません。
- ユニット - ASSIGNMENT_TYPE、AREA_ID、NAME、NAME_LONG、UNIT_ID、LEVEL_ID、SITE_ID、SITE_NAME、FACILITY_ID、 FACILITY_NAME
- 入室者 - UNIT_NAME、NAME_LONG、UNIT_ID、LEVEL_ID、SITE_ID、SITE_NAME、FACILITY_ID、 FACILITY_NAME
[プロパティ] タブで行った編集内容は、現在のプランにのみ影響します。 必要な編集がすべて完了したら、組織のデフォルトのスペース プランに更新された属性をマージできます。
Space Planner は、最後にマージされたスペース プランの編集を優先することで、編集された属性の競合を解決しています。 たとえば、あるプランでユニットがホテリング エリアに割り当てられてマージされ、2 番目のプランで同じユニットが割り当て不能にされてマージされた場合、アプリはこのユニットを割り当て不能として更新し、ホテリングから割り当てを解除します。
注意:
プランを変更するには、デフォルトのデータ編集者ロール以上に関連付けられた権限が必要です。 カスタム ロールを使用している場合、プランを開いて編集するには、フィーチャの編集権限を有効にする必要があります。
ユニットの属性の編集
ユニットの属性を編集するかユニットを割り当て不能にして、スペース プランニングでの使用方法を変更することができます。
割り当ての有効化または無効化
ユニットを割り当て不能にするには、ユニットの情報カードで次の手順を実行して、そのユニットへの割り当てを無効化します。
- マップ上のユニット フィーチャをクリックします。
ユニットの情報カードが表示されます。
ヒント:
[ユニット] リスト内のユニットをクリックして、ユニットの情報カードを開くこともできます。
- 情報カードの [割り当て] タブがアクティブなタブであることを確認します。
- [割り当て設定] ボタン
をクリックして、[割り当てを無効化] をクリックします。
ユニットに割り当てがない場合は、割り当てることができなくなります。 ユニットに割り当てがある場合、[割り当てを無効化] ダイアログ ボックスが表示され、ユニットから割り当て解除される入室者、ホテリング、共用デスク エリアがリストされます。
- 割り当てがあった場合は、[割り当て解除] をクリックして確定します。
ユニットが [割り当て済み] または [未割り当て] のユニット リストに表示されなくなります。 入室者がユニットから割り当て解除され、複数の割り当てがある場合、他の関連付けられている割り当ても更新されます。
ヒント:
入室者の属性に対する変更を元に戻すには、[元に戻す] ボタン をクリックします。 ユニットに関連付けられていた他の割り当てが復元されます。
ユニットの情報カードの [割り当て] タブから割り当てを再有効化することもできます。
ユニットのプロパティの編集
ユニットの属性を編集するには、ユニットの情報カードで次の手順を実行します。
- マップ上のユニットをクリックします。
ヒント:
[ユニット] リスト内のユニットをクリックして、ユニットの情報カードを表示することもできます。
ユニットの情報カードが表示されます。
- [プロパティ] タブが情報カードのアクティブなタブであることを確認します。
- [編集] をクリックします。
ユニットのダイアログ ボックスが表示され、ユニットの編集可能な属性がリストされます。
- 必要に応じて属性を編集します。
編集可能なフィールドは、Web マップ内のフィールドのプロパティに基づいて、許可されている値に制限されます。 たとえば、正しいデータ タイプのドメイン値や属性値です。
注意:
次のフィールドは、Units レイヤーに存在する場合 Space Planner で管理され、Web マップでは編集できても、アプリで編集できません: ASSIGNMENT_TYPE、AREA_ID、NAME、NAME_LONG、UNIT_ID、LEVEL_ID、SITE_ID、SITE_NAME、FACILITY_ID、FACILITY_NAME。
- 必要に応じて、[追加] ボタン
をクリックして、値を [使用タイプ] ドロップダウン リストに追加します。
注意:
ドロップダウン リストから既存のフィールド値を選択することもできます。
- Viewer およびモバイル アプリの設備フィルターのフィルター オプションとして表示する場合は、設備のドロップダウン矢印をクリックして、値を [はい] に変更します。
ここに表示される設備オプションは、ArcGIS Pro で構成します。
- [更新] をクリックします。
更新内容が現在のプランに組み込まれました。 組織のデフォルトのスペース プランにプランをマージして、更新内容を他のアプリ ユーザーが利用できるようにします。
入室者のプロパティの編集
入室者の属性を編集して、その情報を更新し、施設計画を支援できます。 コメントや備考などのカスタム属性を Occupants レイヤーに追加して、Web マップ内でフィールドを編集可能として構成できます。 Space Planner で属性を編集するには、次の手順を実行します。
- マップ上の入室者をクリックします。
ヒント:
[割り当て] リストまたは [未割り当て] セクションにある [人] リスト内の入室者をクリックして、入室者の情報カードにアクセスすることもできます。
入室者の情報カードが表示されます。
- [プロパティ] タブが情報カードのアクティブなタブであることを確認します。
- [編集] をクリックします。
[入室者の編集] ダイアログ ボックスが表示され、入室者の編集可能な属性がリストされます。
- 必要に応じて属性を編集します。
プロパティに対する更新内容は、入室者のすべてのレコードに反映されます。
注意:
次のフィールドは、Occupants レイヤーに存在する場合 Space Planner で管理され、Web マップでは編集できても、アプリで編集できません: UNIT_NAME、NAME_LONG、UNIT_ID、LEVEL_ID、SITE_ID、SITE_NAME、FACILITY_ID、FACILITY_NAME。
- [更新] をクリックします。
更新内容が現在のプランに組み込まれました。 組織のデフォルトのスペース プランにプランをマージして、更新内容を他のアプリ ユーザーが利用できるようにします。
ヒント:
入室者の属性に対する変更を元に戻すには、[元に戻す] ボタン をクリックします。