スキーマの更新

ArcGIS Enterprise (11.0)    |

ArcGIS Indoors Maps エクステンションで利用できます。

設備フィルターやワークスペース予約などの機能を有効にするには、スキーマの更新、または Indoors データへのコード値ドメインの追加が必要になる場合があります。 信頼できる屋内データを含む Web マップが ArcGIS OnlineWeb フィーチャ レイヤーにすでにある場合 (たとえば、Space Planner で入室者とユニットの割り当てを更新した場合)、必要な更新を行うには、Web フィーチャ レイヤーをファイル ジオデータベースにエクスポートし、ArcGIS Pro でスキーマとコード値ドメインを更新して、Web フィーチャ レイヤーを上書きします。 こうすることで、Indoors スキーマを更新しながら、Space Planner で行われたデータへの更新を維持できます。

次の手順を実行して ユニット フィーチャクラスのスキーマを更新し、コード値ドメインを追加して設備フィルターを有効化します。

  1. Web ブラウザーから ArcGIS 組織にサイン インします。
  2. ユニット レイヤーを含む Web フィーチャ レイヤーのアイテム ページを参照します。
  3. [データのエクスポート][FGDB にエクスポート] の順にクリックします。
  4. 必要に応じて、タイトルとフォルダーの場所を更新します。
  5. [エクスポート] をクリックします。

    選択した場所にファイル ジオデータベースとして Web レイヤーのコンテンツがエクスポートされます。

  6. Indoor Viewer で使用するために共有した元のマップを ArcGIS Pro で開きます。
  7. エクスポートしたファイル ジオデータベースのフィーチャクラスとスタンドアロン テーブルにレイヤーのデータ ソースを更新します。

    これで、更新された Web フィーチャ レイヤーのデータがマップに反映されます。

  8. 必要に応じて、スキーマの更新、コード値ドメインの追加、レイヤーまたはスタンドアロン テーブルの追加を行います。

    たとえば、次のような場合があります。

    • ViewerIndoors モバイルで設備フィルターを有効化するのに必要なコード値ドメインと設備フィルター フィールドを作成および構成します。
    • オフィス ホテリングの予約担当を構成できるように、Area Roles テーブルを追加します。 Area Roles テーブルは、Areas テーブル、ユニット レイヤー、および入室者レイヤーと同じホスト フィーチャ レイヤーに存在する必要があります。
      注意:

      ArcGIS Pro 2.9 以前で Reservations レイヤーを作成した場合、予約担当が他の人のホテリングを予約できるように RESERVED_BY_USERNAME および RESERVED_BY_FULL_NAME フィールドを含める必要があります。 これらのフィールドを手動で作成するか、既存の Indoor ジオデータベースを更新し、ArcGIS Pro 3.0 以降を使用してこれらのフィールドを含めることができます。

  9. [共有] タブで [Web レイヤーの共有] > [Web レイヤーの上書き] の順にクリックします。

    [Web レイヤーの上書き] ダイアログ ボックスが表示されます。

    Web レイヤーの上書きの詳細

  10. ファイル ジオデータベースにエクスポートした Web フィーチャ レイヤーを選択して [OK] をクリックします。
  11. [Web レイヤーの上書き] メッセージを確認し、[はい] をクリックして続行します。

    [Web レイヤーの上書き] ウィンドウが表示されます。 [一般] タブの [アイテムの詳細] の下に、Web レイヤーの名前が表示されます。 この名前は変更できません。

  12. 必要に応じてレイヤー情報を更新します。
  13. [解析] をクリックし、エラーがあった場合には対処します。
  14. [公開] をクリックして Web レイヤーを共有します。

Web フィーチャ レイヤーに、行ったスキーマの更新が含まれます。 Web フィーチャ レイヤーを含む Web マップとアプリには新しい情報が反映され、設備フィルターや予約担当を構成するオプションなどの依存機能が利用できるようになっています。