ArcGIS Enterprise 11.2.1 バージョン 向け ArcGIS GeoBIM に対し、次の更新が行われました。
一般
これは、すべての ArcGIS Enterprise 11.2 向け ArcGIS GeoBIM のインストールに適用する必要のある必須アップデートです。 この更新には、ArcGIS GeoBIM に必要な Autodesk API の変更が含まれています。
11.2 バージョンがすでにインストールされている場合は、次の手順に従って ArcGIS Enterprise 11.2.1 向け ArcGIS GeoBIM のアップデートをインストールします。
- My Esri から ArcGIS GeoBIM 11.2.1 インストーラーをダウンロードします。
- autodesk.json クライアント ID をメモするか、apps/geobim/ フォルダーから autodesk.json ファイルを安全な場所にコピーします。
- サイトのポータル コンピューターでインストーラーを実行します。
- Autodesk クライアント ID で autodesk.json ファイルを更新するか、バックアップしたファイルを apps/geobim/ フォルダーに復元します。
- Portal for ArcGIS サービスを再起動します。
注意:
ジオプロセシング サービスを変更または再公開する必要はありません。
ArcGIS Enterprise 11.2 向け ArcGIS GeoBIM がインストールされていない場合は、ArcGIS GeoBIM 11.2.1 インストーラーを使用して ArcGIS GeoBIM の設定 の指示に従います。
機能拡張と不具合修正
次の機能拡張と不具合修正が行われました。
- SharedView 属性に基づく Viewer URL リンク ルールは、.dwg、.rvt、.ifc のファイル内のマッチングするモデル エレメントを正しく強調表示します。
既知の問題
このリリースの既知の問題は次のとおりです。
- アプリでマップとシーン、または 2 つのシーンを追加し、シーンをデフォルト ビューに設定すると、アプリを開いた後、3D 解析ツールの読み込みに失敗します。
- 回避策: データ ソース スイッチャーをクリックして別のデータ ソースに切り替えてから、もう一度クリックして切り替えると、3D 解析ツールが正常に読み込まれます。
- プロジェクトの作成時に、ArcGIS GeoBIM プロジェクト名に「 ! 」や「( )」の文字が無効であると正しくフラグ付けされません。 これにより、[プロジェクト名はすでに存在します] という誤ったメッセージが表示されます。
- 回避策: これらの無効な文字をプロジェクト名に使用しないでください。
- DocumentName リンク ルールの Name フィールドのフィールド値がスペース文字の場合、Autodesk プロジェクト内のすべてのフィーチャにリンクされます。
- 回避策: データ値から空白を削除します。
- ArcGIS GeoBIM アプリのシーン ビューでは、ブラウザーのポップアップが無効になっている場合、マップで 3D フィーチャを選択できません。