ウィジェット

Experience Builder には、Web エクスペリエンスを作成するためのすぐに使用できるウィジェットが数多くあります。 ほとんどのウィジェットに、アプリを利用者向けに調整するために構成およびカスタマイズできる設定があります。 ウィジェットを追加する際、その構成パネルには、[コンテンツ][スタイル]、および [アクション] の設定が含まれます。 [コンテンツ] は、ウィジェットの動作、データリンク、および他の設定を定義します。 ウィジェットごとに固有の構成があります。

ウィジェット構成パネルの上部では、Web エクスペリエンスを構成するときに、ウィジェットを区別するためのアイコンとラベルを変更できます。

注意:

次の画像形式をアップロードできます: PNG、GIF、JPG、JPEG、BMP。 最適なパフォーマンを維持するために、1 回のアップロードに対して 10MB のサイズ制限が設けられています。

アイコンと名前は、アクティブなページ[アウトライン] セクションと、ウィジェットを接続する際の選択リストに表示されます。

マップ中心ウィジェット

マップ中心ウィジェットは、マップ ウィジェットをフィーチャするか、マップ ウィジェットに接続する機能的なウィジェットです。 追加および構成できるマップ中心ウィジェットを以下に示します。

  • 3D ツールボックス ウィジェット - 3D 効果と解析ツールを Web シーンに追加します。 現時点で、ウィジェットは日光、天気、影、見通しツールをサポートしています。
  • 解析ウィジェット - 解析ツールをアプリに追加します。29 個の組み込みの空間解析ツールの中から選択するか、カスタム ジオプロセシング ツールを追加します。
  • ベースマップ ギャラリー - マップのベースマップを変更するためのパネルを追加します。 ウィジェットは組織のベースマップ設定と同期することも、どのベースマップを含めるかを選択することもできます。
  • ブックマーク ウィジェット - 選択したマップの 2D および 3D 空間ブックマークのコレクションを提供します。
  • Business Analyst ウィジェット - ArcGIS Business Analyst で作成されたインフォグラフィックスを表示し、入力します。
  • 座標ウィジェット - マップとシーンの座標が表示されます。 このウィジェットでは各種出力座標系と座標変換がサポートされています。
  • 座標変換ウィジェット - 複数の表記形式を使って、異なる座標系間で座標を変換できます。
  • ルート案内ウィジェット - 2 つ以上の地点間のルートを計算します。
  • 描画ウィジェット - 2D マップと 3D Web シーン上に、ポイント、ライン、ポリゴンのシンプルなグラフィックスを作成します。 このウィジェットでは、描画したグラフィックスの計測値 (座標位置、長さ、周長、面積) も追加できます。
  • 標高断面ウィジェット - 入力パスから標高断面を生成し表示します。 ユーザーは 2D Web マップまたは 3D Web シーン上でラインを描画または選択できます。
  • フロア フィルター ウィジェット - ArcGIS Indoors で作成されたフロア対応のマップとシーンを探索します。
  • フライ コントローラー ウィジェット - 3D マップ上でパスまたはポイントの周囲をナビゲートして、フライ アニメーションを効果的に表示します。
  • 凡例ウィジェット - マップ内のレイヤーのラベルとシンボルを表示します。
  • マップ ウィジェット - マップにツールを含めるオプションを使用して 2D および 3D の地理情報を表示します。
  • マップ レイヤー ウィジェット - マップ レイヤーとそのシンボルをリスト形式で表示します。
  • 近隣検索ウィジェット - 指定した場所から特定の距離内にあるフィーチャのデータを検索し、まとめることができます。
  • 方向付き画像ウィジェット - 傾斜、道路側、検査など、あらゆる角度から撮影した画像、および 2D マップと 3D シーンの 360 度画像を操作および視覚化できます。
  • 印刷ウィジェット - Web マップを印刷します。 このウィジェットには、範囲のプレビューやレイアウトの選択などのオプションがあります。
  • 適合性モデラー ウィジェット - 複数のファクターを一度に評価できるように、さまざまなレイヤーを組み合わせて重み付けできます。 ユーザーは、アクティビティに最適な場所の検索、危険性の予測、事象が発生する可能性が高い場所の識別などを実行できます。
  • スワイプ ウィジェット - マップ全体で区切り線を移動またはスワイプして、さまざまなレイヤーを比較することができます。
  • ユーティリティ ネットワーク トレース ウィジェット - ユーティリティ ネットワークでトレースを実行し、リソースが移動するパスを最適化します。 適切なネットワーク管理の一環として行われるネットワークのトレースは、ユーティリティによるリソースの顧客への配布、ネットワークの健全性の追跡、劣化している領域の特定に役立ちます。 ユーザーは始点およびバリア ポイントを作成し、トレースの位置を定義します。

データ中心ウィジェット

データ中心ウィジェットは、データ ソースと対話するアプリ ツールとして実行する機能ウィジェットです。 追加および構成できるデータ中心ウィジェットを以下に示します。

  • データの追加ウィジェット - 実行時にデータ ソースをアプリに一時的に追加できます。 ArcGIS のコンテンツ、URL、またはローカル ストレージからデータを追加できます。
  • ブランチ バージョン管理ウィジェット - ブランチ バージョン対応データセットのバージョンを管理します。アプリで同じサービスを使用する他のウィジェットにも、それに応じたバージョンが表示されます。
  • チャート ウィジェット - 操作レイヤーから定量属性を視覚化して、潜在的なパターンや傾向を明らかにします。
  • 編集ウィジェット - データ ソースまたはマップ ウィジェットのフィーチャを作成、更新、削除できます。 マップ ウィジェットで直接編集することで、属性とジオメトリを変更できます。
  • フィーチャ情報ウィジェット - レイヤーのフィーチャに関する詳細情報を表示します。
  • フィルター ウィジェット - レイヤー内のフィーチャの表示を制限して、式の条件に合致したレイヤーだけが表示されるようにします。
  • リスト ウィジェット - カスタム リスト ビューにデータ レコードを表示します。 詳細を表示するボタンを含めるオプションを備えた関連する情報の簡単な説明のコンテナーとして、カード デザインを使用します。
  • クエリ ウィジェット - 属性または空間フィルター クエリを実行することで、データ ソースから情報を取得できます。
  • 検索ウィジェット - マップまたはページ上の任意の場所に配置され、ユーザーは特定のレイヤーやロケーターに基づいてフィーチャ、レコード、または位置を検索できます。 アプリ内で検索結果を表示する方法と場所を定義できます。
  • 選択ウィジェット - 属性選択、対話形式のマップ選択、空間選択を使用してフィーチャを選択できます。
  • 調査ウィジェット - 調査を作成したり、既存の調査をウィジェットで使用したりできます。 このウィジェットは ArcGIS Survey123 と連携します。
  • テーブル ウィジェット - フィーチャ レイヤーの対話形式の属性テーブルを表示し、タブまたはリストからアクセスする複数のシートを含めることもできます。
  • タイムライン ウィジェット - Web マップ、フィーチャ レイヤー、およびマップ サービス レイヤーから時系列データを表示して、データが時間の経過に伴ってどのように変化するかを確認できます。

ページ エレメント ウィジェット

ページ エレメント ウィジェットは、画像、テキスト、その他のメディアをアプリに追加します。 追加および構成できるページ エレメント ウィジェットを以下に示します。

メニュー ウィジェットとツールバー ウィジェット

メニュー ウィジェットとツールバー ウィジェットは、ユーザーがアプリを参照し、共有する際に役立つオプションを提供します。 追加および構成できるメニュー ウィジェットとツールバー ウィジェットを以下に示します。

レイアウト ウィジェット

レイアウト ウィジェットは、ページ上のウィジェットの整理に役立つコンテナーです。 追加および構成できるレイアウト ウィジェットを以下に示します。

セクション ウィジェット

セクション ウィジェットは、複数のビューに動的コンテンツを表示し、ビューの切り替えを可能にします。 追加および構成できるセクション ウィジェットを以下に示します。