マップを共有することで、空間的情報が付加されたコンテンツを組織および ArcGIS コミュニティーと共有します。
ユーザー タイプ、ロール、アカウント設定、共有するビジネス データの種類 (Microsoft Excel テーブルなど)、マップにプライベートまたはパブリックの ArcGIS データが含まれるかどうかによって、共有に使用できるコンテンツと共有方法が異なります。 ArcGIS for Excel で作成したマップを共有すると、組織内や ArcGIS コミュニティーに情報をすばやく共有することができます。
マップの共有
マップを共有すると、ArcGIS で Web マップが作成されます。 共有しているマップに、Excel データを使用して作成したレイヤーが含まれている場合、それらのレイヤーは、マップの現在のデータのスナップショットを表します。
注意:
- コンテンツを作成、解析、および共有する権限が付与されているユーザー タイプとロールを持つ ArcGIS アカウントにサイン インしている場合、ArcGIS にマップまたはレイヤーを共有できます。 共有は、管理者によって有効化されている必要があります。 アカウントの権限がわからない場合は、ArcGIS アカウント管理者にお問い合わせください。
- ヒート マップ レイヤーを含むマップを ArcGIS Enterprise ポータルに共有するには、ArcGIS Enterprise 10.8 以降が必要です。 ArcGIS Enterprise の以前のバージョンは、ヒート マップ レイヤーに対応していません。
- マップ レイヤー名にサポートされていない文字が含まれていないことを確認します。
- マップに国の境界など複雑なジオメトリーを持つレイヤーが含まれている場合、ArcGIS for Excel は Excel でレイヤーをレンダリングしますが、そのレイヤーを ArcGIS に共有しようとすると、処理がタイムアウトして失敗することがあります。
ArcGIS にマップを共有するには、次の手順を実行します。
- ArcGIS アカウントにまだサイン インしていない場合は、サイン インします。
- マップ ツールで [共有 | エクスポート]
をクリックします。
[共有 | エクスポート] ウィンドウが、[共有] タブがアクティブな状態で表示されます。
- [共有] ウィンドウで、マップのタイトル、関連タグ、簡単な説明を指定します。 また、マップの保存先のフォルダー (存在する場合)、自分が所属する組織、次のどの方法でマップを共有するかも選択できます。
- コンテンツ (プライベート)
- 組織
- すべての人 (パブリック)
これらの値は、ArcGIS のマップに関する情報の表示に使用され、検索にも使用されます。
- [共有] をクリックして、マップを Web マップとして ArcGIS で共有します。
進行状況ウィンドウに公開プロセスが示されます。 マップ内のデータ量によっては、公開に数分かかることがあります。 共有をキャンセルしてマップ ツールに戻るには、[キャンセル] ボタン
をクリックします。
マップが正常に共有されると、確認メッセージとともに ArcGIS で共有マップを表示するリンクが表示されます。 [開く] をクリックして ArcGIS のアイテムの詳細ページを表示するか、[リンクのコピー] をクリックしてアイテムの詳細ページのリンクをコピーします。 このページには、入力したタイトル、タグ、および説明が表示されます。
- [閉じる] ボタン
をクリックして、ウィンドウを閉じます。
- ワークシートを保存します。
注意:
ArcGIS でマップに加えた変更は、マップ連動ワークシートには反映されません。
共有マップの更新
共有したマップに変更を加える場合は、マップを更新して、ArcGIS で再公開することができます。
共有マップを更新するには、次の手順を実行します。
- マップの作成に使用されたデータに、必要な変更を加えます。
- マップ ツールで [共有 | エクスポート]
をクリックします。
[共有 | エクスポート] ウィンドウが表示されます。
- [マップの共有] ウィンドウで、必要に応じてマップの詳細を変更します。
- [更新] をクリックして、共有マップを更新します。
注意:
共有マップのタイトルは更新できません。進行状況ホイールによって、更新プロセスが示されます。 マップが正常に更新されると、確認メッセージが表示されます。
- [閉じる] ボタン
をクリックして、ウィンドウを閉じます。
- ワークシートを保存します。