ArcGIS Excalibur の今回のリリースでは、イメージ レイヤーとビデオ レイヤーの公開、画像分析、ビデオ レイヤーの管理など、特定のワークフローにいくつかの新しい機能強化が加えられています。 これらの更新には、イメージ レイヤーを公開する際の追加の構成オプション、新しい [ラスター テンプレート] ツール、画像分析ツールを実行する際の [ジョブ ステータス] パネル、ビデオ レイヤーを公開する際のデータ ストアからのデータ ソースの追加、[タイム スライダー] タブの新しい構成オプションなどが含まれています。これらの詳細については以下で説明しています。
- 新しい [ラスター テンプレート] ツールでは、ラスター関数テンプレートを選択および実行できます。ラスター関数テンプレートは、特定のビジュアライゼーションの作成や解析に使用するラスター関数の組み合わせで、繰り返し使用できます。
- [ジョブ ステータス] パネルには、ラスター解析ツールが NDVI または変化の計算として実行される場合など、長時間実行されるプロセスの進行状況が表示されます。また、プロセスが完了または失敗したときに情報が表示され、これらのプロセスからの結果レイヤーをマップに追加することもできます。
- [タイム スライダー] 機能が更新され、時間対応のイメージ レイヤー、マップ イメージ レイヤー、フィーチャ レイヤーで使用できるようになりました。 再生位置、再生速度などの設定を変更するための新しい構成オプションも追加されています。
- ラスター タイプ、ソース タイプ、リサンプリング タイプ、その他の処理オプションなど、新しい構成オプションが画像公開ワークフローに追加されています。
- ビデオ レイヤーの [レイヤー アイテムの詳細] ページで、ビデオ ポスターなどのレイヤー アイテムの特定の設定の編集、ライブストリーム コントロールのオン/オフの切り替え、ライブストリーム ビデオからオンデマンド ビデオへの変換をアイテム所有者が実行できるようになりました。
- ArcGIS Video Server に登録されているデータ ストアからビデオ レイヤーを公開するときに、データ ソースを追加できるようになりました。 これは ArcGIS Enterprise 12.0 以降でのみサポートされており、ArcGIS Online では使用できません。
- ライブストリーム ビデオ レイヤーを公開するときの新しいプロトコルが追加されています。 これは ArcGIS Enterprise 12.0 以降でのみサポートされており、ArcGIS Online では使用できません。
- アプリレベルの構成設定で ArcGIS Video Server 設定が拡張され、標高ソース情報の更新、デフォルト ポートの定義、特定のライブストリーム プロトコルの有効/無効の切り替えを管理者が実行できるようになりました。 これは ArcGIS Enterprise 12.0 以降でのみサポートされており、ArcGIS Online では使用できません。