Excalibur プロジェクト定義ファイルのアップロード

高度なオプションを使用すると、Excalibur プロジェクト定義ファイルをアップロードすることで、1 ステップで Excalibur プロジェクトを作成できます。 Excalibur プロジェクトの作成が正常に実行されるには、適切な形式の .json ファイルを指定する必要があります。

Excalibur プロジェクト定義ファイルのアップロード

Excalibur プロジェクト定義ファイルをアップロードするには、次の手順を実行します。

  1. [Excalibur プロジェクト リスト] ページで、[新しいプロジェクト] をクリックします。
  2. [参照して選択するか、アップロードするファイルをここにドロップ] をクリックし、適切な形式の .json ファイルを参照します。

    ファイルをドラッグしてワークフローを完了することもできます。

    [閉じる] をクリックすると、[Excalibur プロジェクト リスト] に戻ります。

  3. .json ファイルをアップロードしたら、[Excalibur プロジェクトを開く] をクリックしてプロジェクトを開くか、[Excalibur プロジェクトの詳細を編集] をクリックしてプロジェクトを編集するか、[別のファイルの作成] をクリックして別のファイルをアップロードします。

イメージ レイヤー (1 つ) および観測レイヤー用に正しく書式設定された JSON ファイルのサンプルを以下に示します。

1 つのフォーカス イメージ レイヤーを持つプロジェクト

すべてのプロジェクトが 1 つのフォーカス レイヤーを持っています。 ただし、サービスからの画像のサブセットを表示できます (それがサポートされている場合)。 1 つのフォーカス レイヤーを持つプロジェクトには、すべての画像が表示されるまたは画像のサブセットが表示される ArcGIS イメージ サービス、すべてのレイヤーが表示されるまたはレイヤーのサブセットが表示される WMS サービス、および WMTS サービスが含まれます。

次のサービスは、画像のサブセットを表示できます。

  • ArcGIS イメージ サービス - モザイクを形成するラスターのサブセットを表示できます。
  • WMS サービス - レイヤーのサブセットを表示できます。

画像のサブセットの表示をサポートしないサービスは、次のとおりです。

  • モザイクを形成できない、キャッシュされている、またはタイル化されている ArcGIS イメージ サービス
  • WMTS サービス

すべての画像が表示される ArcGIS イメージ サービスの JSON

すべての画像が表示される ArcGIS イメージ サービス用に書式設定された JSON の例には、次の情報が含まれています。

  • プロジェクトの詳細
  • プロジェクト手順
  • イメージ サービス接続情報
{
  {
  "title": "A simple Excalibur project",
  "summary": "A simple project with just a focus image layer",
  "description": "",
  "instructions": "Look for damage",
  "focusImageLayer": {
    "serviceType": "arcgis",
    "serviceUrl": "https://server/service-name/ImageServer",
    "rasterIds": [],
    "layerNames": []
  }
}

画像のサブセットが表示される ArcGIS イメージ サービスの JSON

画像のサブセットが表示される ArcGIS イメージ サービス用に書式設定された JSON の例には、次の情報が含まれています。

  • プロジェクトの詳細
  • プロジェクト手順
  • イメージ サービス接続情報
    • 個別の画像の ID
{
  {
  "title": "A simple Excalibur project",
  "summary": "A simple project with just a focus image layer",
  "description": "",
  "instructions": "Look for damage",
  "focusImageLayer": {
    "serviceType": "arcgis",
    "serviceUrl": "https://server/service-name/ImageServer",
    "rasterIds": [1, 2, 3],
    "layerNames": []
  }
}

すべてのレイヤーが表示される WMS サービスの JSON

すべてのレイヤーが表示される WMS サービス用に書式設定された JSON の例には、次の情報が含まれています。

  • プロジェクトの詳細
  • プロジェクト手順
  • WMS サービスのイメージ サービス接続情報
{
  "title": "A simple Excalibur project",
  "summary": "A simple project with a WMS layer",
  "description": "",
  "instructions": "Look for damage",
  "focusImageLayer": {
    "serviceType": "wms",
    "serviceUrl": "https://server/service-name",
    "rasterIds": [],
    "layerNames": []
  }
}

レイヤーのサブセットが表示される WMS サービスの JSON

レイヤーのサブセットが表示される WMS サービス用に書式設定された JSON の例には、次の情報が含まれています。

  • プロジェクトの詳細
  • プロジェクト手順
  • 接続情報とレイヤーの名前
{
  "title": "A simple Excalibur project",
  "summary": "A simple project with a WMS layer",
  "description": "",
  "instructions": "Look for damage",
  "focusImageLayer": {
    "serviceType": "wms",
    "serviceUrl": "https://server/service-name",
    "rasterIds": []
    "layerNames": ["damage0102", "damage0104"]
  }
}

WMTS サービスの JSON

WMTS サービス用に書式設定された JSON の例には、次の情報が含まれています。

  • プロジェクトの詳細
  • プロジェクト手順
  • WMTS サービスの接続情報
注意:

WMTS サービス レイヤーはキャッシュされ、1 つのレイヤーだけをプロジェクトのフォーカス イメージ レイヤーとして表示できます。 layerNames プロパティは、1 つのレイヤー名だけを持つことができます。

{
  "title": "A simple Excalibur project",
  "summary": "A simple project with a WMTS layer",
  "description": "",
  "instructions": "Look for weather",
  "focusImageLayer": {
    "serviceType": "wmts",
    "serviceUrl": "https://server/service-name",
    "rasterIds": []
    "layerNames": ["radar-base-reflectivity"]
  }
}

観測レイヤーを持つプロジェクト

観測レイヤーを持つプロジェクトには、1 つまたは複数の観測レイヤーの使用が含まれます。

1 つの観測レイヤーの JSON

1 つの観測レイヤー用に書式設定された JSON の例には、次の情報が含まれています。

  • プロジェクトの詳細
  • プロジェクト手順
  • イメージ サービス接続情報
  • ポータルに登録されている編集可能なフィーチャ サービスの接続情報
{
  "title": "Excalibur project with observations",
  "summary": "A project with an observation layer",
  "description": "",
  "instructions": "Add a point on top of anything of interest and enter comments",
  "focusImageLayer": {
    "serviceType": "arcgis",
    "serviceUrl": "https://server/service-name/ImageServer",
    "rasterIds": [1, 2, 3],
    "layerNames": []
  },
  "observationLayers": [
    {
      "itemId": "123456789abcdefg"
    }
  ]
}

複数の観測レイヤーの JSON

複数の観測レイヤー用に書式設定された JSON の例には、次の情報が含まれています。

  • プロジェクトの詳細
  • プロジェクト手順
  • イメージ サービス接続情報
  • ポータルに登録されている編集可能なフィーチャ サービスの接続情報
{
  "title": "Excalibur project with observations",
  "summary": "A project with an observation layer",
  "description": "",
  "instructions": "Add a point on top of anything of interest and enter comments",
  "focusImageLayer": {
    "serviceType": "arcgis",
    "serviceUrl": "https://server/service-name/ImageServer",
    "rasterIds": [1, 2, 3],
    "layerNames": []
  },
  "observationLayers": [
    {
      "itemId": "123456789abcdefg"
    },
    {
      "itemId": "hijklmnop9876543",
      "layerId": 2
    }
  ],
  "webmapId": "12345678"
}

エンリッチメント定義を持つ観測レイヤーの JSON

複数の観測レイヤー用に書式設定された JSON の例には、次の情報が含まれています。

  • プロジェクトの詳細
  • プロジェクト手順
  • イメージ サービス接続情報
  • ポータルに登録されている編集可能なフィーチャ サービスの接続情報
  • ソース データとターゲット データを示すエンリッチメント定義
{
  "title": "Excalibur project with observations getting data from another layer",
  "summary": "A project with an observation layer that gets its 'parcelid' field calculated from the parcel boundary polygon layer's 'id' field",
  "description": "",
  "instructions": "Add a point on top of anything of interest and enter comments",
  "webmapId": "12345678",
  "focusImageLayer": {
    "serviceType": "arcgis",
    "serviceUrl": "https://server/service-name/ImageServer",
    "rasterIds": [
      1,
      2,
      3
    ],
    "layerNames": []
  },
  "observationLayers": [
    {
      "itemId": "ead6deb3d93848c4a7fd58025cc2cdaa",
      "title": "Abandoned Building Locations with Parcel id",
      "url": "https://my.domain.name/arcgis/rest/services/Hosted/abandoned_buildings/FeatureServer",
      "enrichmentDefinition": {
        "title": "Building Parcel Info",
        "layers": [
          {
            "itemId": "fghijklmnop123456xyz",
            "sourceUrl": "https://path/to/parcel/boundaries/FeatureServer/0",
            "fields": [
              {
                "source": "id",
                "destination": "parcelid"
              }
            ]
          }
        ]
      }
    }
  ]
}