画像メタデータ テーブルを使用すると、画像に関する情報を表示し、それぞれの画像を操作できます。画像の形式とタイプに基づいて、テーブル内の各レコードに関するメタデータが表示されます。また、このテーブルを使用して、画像を選択したり、特定の画像をフォーカス画像として設定したり、画像処理プロジェクトを作成したりするために画像メタデータを使用することもできます。
画像メタデータ テーブルの展開/折りたたみ
最初に画像活用キャンバスに接続すると、画像メタデータ テーブルがデフォルトで展開され、レコードを含むすべてのイメージ レイヤーのマップ フォーカス パネルの下に配置されます。検索可能でないイメージ サービスまたは WMS でキャンバスに接続している場合、メタデータ テーブルは表示できません。
テーブルの操作
テーブル内の画像レコードの上にカーソルを置くと、対応するフットプリントがマップ上に黄色でハイライト表示されます。行内のチェックボックスをクリックして画像を選択すると、対応するフットプリントがマップ上にシアンでハイライト表示されます。画像が選択されている場合は、必要に応じてその画像をフォーカス画像として設定することもできます。
結果テーブルはフィールドで昇順または降順に並べ替えることもできます。これを行うには、フィールド名をクリックします。
選択した画像の表示
デフォルトでは、画像活用キャンバスのマップ フォーカス ビューでイメージ レイヤーがオンになっているため、画像メタデータ テーブル内のレコードの画像を最大解像度で表示できます。画像メタデータ テーブルの [選択レイヤーの表示] オプションを使用すると、選択したレコードの画像のみをマップ フォーカス パネルに表示できます。
- 画像メタデータ テーブルで、画像のチェックボックスをクリックして画像を選択します。
- 画像メタデータ テーブルの [選択レイヤーの表示] ボタンをクリックします。
選択した画像のみがマップ フォーカス パネルに表示され、同時にそのフットプリントがシアンで表示されます。他のすべての画像のフットプリントは赤色のままです。
メタデータ フィールドの表示
デフォルトでは、画像メタデータ テーブルには、選ばれた少数のメタデータ フィールドが表示されます。表示されるフィールドの数を増減するには、次の手順に従います。
- 画像メタデータ テーブルで、追加ボタンをクリックして、メタデータ フィールド リスト全体を展開します。
- リスト内のチェックボックスをクリックし、テーブル内でメタデータ フィールドを表示または非表示にします。
これらの変更はメタデータ テーブルに動的に表示されます。
- フィールドの表示/非表示設定が完了したら、追加ボタンまたは画面上の任意の場所をクリックして、ウィンドウを閉じます。
対象地域をスケッチ
[対象地域をスケッチ] オプションを使用すると、マップ フォーカス ビューで地域を対話的に描画して、画像のサブセットを選択できます。これは、[イメージ Web サービス] オプションまたは [利用可能な画像] を使用してイメージ Web サービスに接続するときに役立ちます。この場合、定義した対象地域に基づいて画像のサブセットにフォーカスを置くことができます。対象地域を定義すると、その対象地域と交差するレコードを反映するように画像メタデータ テーブルが更新されます。テーブル内のそれらのレコードに対応するフットプリントがマップ フォーカス ビューで更新されます。
- 画像メタデータ テーブルの上の [対象地域をスケッチ] をクリックします。
- 対象地域を描画して、結果を絞り込みます。
結果が画像メタデータ テーブルとマップ フォーカス パネルでフィルター処理されます。
- マップ フォーカス パネルを元の結果に戻すには、[対象地域を消去] ボタンをクリックします。
メモ:
[対象地域をスケッチ] ボタンは、[イメージ Web サービス] または [利用可能な画像] オプションを使用して [キャンバスに接続] した場合のみ有効になります。画像カタログ検索によって [キャンバスに接続] した場合、表示する画像はすでに選択されているため、このオプションは利用できません。