マルチスペクトル カメラは、価格が安く軽量になるにつれ、ドローン画像収集に役立つツールとして急速に普及しています。 これらは多種多様な分析に役立てることができます。 ArcGIS Drone2Map では、マルチスペクトル カメラを使用して、収集した複数のバンドをオルソモザイクに変換し、さまざまな植生の指数を導き出すことによって、ある地域内の植生の健全性を評価できます。 ArcGIS Drone2Map は現在、以下のカメラからのマルチスペクトル 画像の処理をサポートしており、今後も新しいカメラにサポート範囲を広げていく予定です。
注意:
ArcGIS Drone2Map でのマルチスペクトル処理と熱赤外処理は、2D プロダクトのみを対象としています。
放射量キャリブレーションの詳細については、「放射量キャリブレーション」をご参照ください。
カメラ モデル | バンド | 放射量キャリブレーション | カラー調整 |
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DJI P4 Multispectral | 青、緑、赤、RedEdge、近赤外 | ||
DJI Mavic 3 Multispectral | 緑、赤、RedEdge、近赤外 | ||
MicaSense Altum | 青、緑、赤、RedEdge、近赤外、熱 | * | |
MicaSense Altum-PT | 青、緑、赤、RedEdge、近赤外、熱 | ||
MicaSense RedEdge | 青、緑、赤、RedEdge、近赤外 | * | |
MicaSense RedEdge M | 青、緑、赤、RedEdge、近赤外 | * | |
MicaSense RedEdge MX | 青、緑、赤、RedEdge、近赤外 | * | |
MicaSense RedEdge MX Dual | コースタル、青、緑 (531), 緑 (560)、赤 (650)、赤 (668)、RedEdge (705)、RedEdge (715)、RedEdge (740)、近赤外 | ||
MicaSense RedEdge-P | パンクロマティック、青、緑、赤、RedEdge、近赤外 | * | |
Sensefly Parrot Sequoia+ | 緑、赤、RedEdge、近赤外 | ||
Sentera 4 | 青、緑、赤、RedEdge、近赤外 | ||
Sentera 6X | 青、緑、赤、RedEdge、近赤外 | ||
SlantRange 4P | 青、緑、赤 (620)、赤 (650)、RedEdge、近赤外 | * | |
SlantRange 4P+ | 青、緑、赤 (620)、赤 (650)、RedEdge、近赤外 | * |
* [放射量キャリブレーション] ウィンドウ内で [デジタル ナンバー] 数量タイプを使用した場合のみ、放射量キャリブレーションをサポートするセンサーをカラー調整できます。 [デジタル ナンバー] の値を指定すると、画像コレクション処理オプションに [カラー調整] チェックボックスが表示されます。
SlantRange カメラは、UNIX のタイムスタンプを使った名前が付けられている画像を書き出します。 これらの画像にはメタデータが添付されておらず、GPS ファイルを使っても、ArcGIS Drone2Map に正しくインポートされません。 ですが、SlantRange ソフトウェアは、元の画像を変換し、適切な名前が付けられ必要なフライト メタデータを含む新しい .tif ファイルを生成できます。