Drone2Map では、複数のレイヤーを含むマップを Web レイヤーまたはサービスとして共有することができます。 フィーチャ レイヤー、タイル レイヤー、イメージ レイヤー、標高レイヤー、または Web マップを共有すると、マップ内のレイヤーがサービス サブレイヤーになります。 各サブレイヤーは、Web マップまたはアプリケーションで操作または参照できる一意の数値 ID で識別されます。 たとえば、URL (https://<service-url>/<layerID>) でサービス サブレイヤーを参照できます。
デフォルトで、共有できる各レイヤーには、[コンテンツ] ウィンドウで描画順序 (最初のレイヤーが 0 で始まる) に基づく ID が自動的に割り当てられます。 マップから選択レイヤーを共有する場合、その ID は選択レイヤー (選択レイヤーが含まれるグループ レイヤーを含む) の順序に基づきます。 レイヤーの追加、削除、または並べ替えが行われると、それに従って ID が変化します。
マップが変更されたときに静的なままであるレイヤー ID を手動で割り当てることができます。 これは、[マップ プロパティ] ダイアログ ボックスの [Web レイヤーを共有できるよう一意の数値 ID の割り当てを許可] 設定で有効化できます。 この設定を有効化すると、各レイヤーの ID が [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスに表示されるようになります。このダイアログ ボックスでは公開前にレイヤー プロパティをカスタマイズできます。
ベスト プラクティスとして、後から Web レイヤーまたはサービスを上書きする場合は、公開前にレイヤー ID を手動で割り当ててください。 そうしないと、Web レイヤーまたはサービスが上書きされる際に、サービス サブレイヤー ID が変わる可能性があり、サービス サブレイヤーを参照している Web アプリケーションが切断されます。 マップ内のレイヤーに ID を手動で割り当てると、Web アプリケーションでのサービス サブレイヤー参照を更新するためにマップ コンテンツを変更する手間を回避できます。 上書きする前に、割り当てられた ID を確認し、ID が既存のサービス サブレイヤー ID と一致することを確認します。
静的な ID を使用したレイヤーの作成
静的な ID を使用してレイヤーを作成するには、以下の手順に従います。
- [コンテンツ] ウィンドウでマップを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [マップ プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] タブで [Web レイヤーを共有できるよう一意の数値 ID の割り当てを許可] をオンにし、[OK] をクリックします。
マップの各レイヤーに、連番の ID が割り当てられます。
- あるいは、マップ内のレイヤーとスタンドアロン テーブルにカスタム ID を割り当てることもできます。
- [コンテンツ] ウィンドウでレイヤーまたはスタンドアロン テーブルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [レイヤー プロパティ] または [スタンドアロン テーブル プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] タブの [レイヤー ID] テキスト ボックスにカスタム整数 ID を入力します。
ヒント:
10 の倍数 (10、20、30 など) でレイヤーに連番を割り当てるように、ID を割り当てる場合は意図的である必要があります。 これにより、後からレイヤーを追加するためのスペースが得られます。 たとえば、既存のレイヤー間にレイヤーを追加して。10 の倍数の間にある ID (15、25、35 など) を割り当てることができます。
- 必要に応じて、レイヤーごとに上記の 2 ステップを繰り返します。
- フィーチャ レイヤー、タイル レイヤー、イメージ レイヤー、標高レイヤー、または Web マップとしてマップを共有します。
マップ内のレイヤーは静的な ID を持っているため、Web レイヤーまたはサービスが後から上書きされてもクライアント アプリケーションを更新する必要はありません。