Drone2Map の一部のツールは、選択したフィーチャのみを使用します。 画像を削除または無効にするには、画像ポイントを画像フィーチャレイヤーからアクティブに選択する必要があります。 コントロール ポイントを削除するには、削除するコントロール ポイントをコントロール フィーチャ レイヤーからアクティブに選択する必要があります。 選択設定でデフォルトの選択動作を設定し、さまざまな方法でフィーチャを選択します。
選択設定
フィーチャの選択を開始する前に、選択の基本設定項目を確認した上で設定しておくことができます。 [プロジェクト] タブで [設定] を選択します。 [設定] ダイアログ ボックスの [選択] タブで、次のデフォルトの対話型選択オプションを設定できます。
- [選択色] - 選択したフィーチャの色を指定します。 デフォルトはシアンです。
- ポリゴンの場合のみ、必要に応じて、選択色と塗りつぶしをその内部に適用できます。 ハッチ塗りつぶしまたはソリッド塗りつぶしのいずれかを選択できます。
- [選択条件モード] - デジタイズしたシェープを使用してフィーチャを選択する方法を指定します。 次の 2 つのオプションがあります。
- 選択グラフィック シェープに部分的または完全に含まれているフィーチャを選択します。 これがデフォルトです。
- 選択シェープに完全に含まれているフィーチャを選択します (2D のみ)。
- [選択組み合わせモード] - 複数のフィーチャを選択した場合の動作を指定します。 これは、次の 4 つのオプションのいずれかに構成できます。
- 選択ツールでデジタイズするたびに、フィーチャの選択セットを作成します。 これがデフォルトです。
- 現在の選択セットに追加します (Shift キーを押しながらクリック)。
- 現在の選択セットからフィーチャを削除します (Ctrl キーを押しながらクリック)。
- 現在の選択セットからフィーチャを選択します (Ctrl + Shift キーを押しながらクリック)。
- [現在の選択セットでレイヤーおよびテーブルを保存] - プロジェクトをもう一度開いた際に、レイヤーまたはテーブルの選択セットを保持します。 このオプションはデフォルトで有効になっています。
- [選択時に描いた図形をグラフィックスとして表示] - 選択した図形を描画した後、選択した図形のグラフィックスを保持します。 これは、動的で対話的な選択をさらに行う場合に便利です。 グラフィックスをクリックして新しい場所にドラッグすると、選択が更新されます。 グラフィックスのハンドルの 1 つをクリックしてドラッグすることで、グラフィックスのサイズを変更することもできます。
- [選択チップの表示] - 一致しているフィーチャや重なり合っているフィーチャを選択すると、ポインターの近くに選択チップが表示されるようにするかどうかを指定し、選択チップが表示される場合は、選択リストを示して、必要なフィーチャをクリックできるようにします。 このオプションはデフォルトで有効になっています。
- [新しい選択セット作成時に非表示フィーチャの選択を維持] - オフにしたレイヤーの選択セットを維持してから、新しい選択を行います。
対話形式でのフィーチャの選択
対話形式でのフィーチャの選択には、ビューで 1 つのフィーチャをクリックして選択することや、シェープをデジタイズして複数のフィーチャを選択することなどがあります。 フィーチャを選択すると、マップ上でフィーチャのサブセットをハイライト表示して選択し、その後のデータの調査や解析で使用できます。 たとえば、選択を適用することで、統計を計算したり、属性を表示したり、レイヤーを構成するフィーチャを編集または定義するフィーチャを指定できます。
フィーチャをクリックして対話的に選択するか、マップ上でシェープをデジタイズすると、選択したフィーチャの数がビューの下部に表示されます。 選択したフィーチャの数をクリックすると、選択したフィーチャの範囲にズームします。
フィーチャの選択
選択オプションを確認して設定すると、[選択] グループに一覧表示されている選択ツール (下記を参照) のいずれかを使用して対話的にフィーチャを選択できます。 編集シナリオ用の選択ツールは、[編集] タブにもリスト表示されます。 マップをクリックして、フィーチャの上に規定されたシェープを描画します。 ポイントおよびライン レイヤーについては、フィーチャのシンボル上の任意の場所をクリックして選択できます。 シーン ビュー (3D) では、テレインまたはその他のフィーチャによってブロックされたフィーチャは、選択されません。
- [マップ] タブの [選択] グループで、[選択] ドロップダウン矢印をクリックして、ツールを選択します。
- 選択した選択ツールを使用して、フィーチャの上でそれぞれのシェープを描画します。
- [長方形] - ポイント フィーチャまたはセグメントをクリックするか、クリックしてドラッグしながらフィーチャの上に長方形を描画します。
- [ポリゴン] - マップをクリックしてポリゴンの頂点を作成します。 ダブルクリックするとポリゴンが閉じ、フィーチャが選択されます。
- [なげなわ] - マウス ボタンを押したままポインターをドラッグして、フリーハンド図形を描画します。
- [円] - マウス ボタンを押したままポインターをドラッグして、円を描画します。
- [ライン] - マップをクリックしてラインの頂点を作成します。 ダブルクリックするとラインが終了し、選択が行われます。
- [トレース] - ライン セグメントまたはポリゴン セグメントをクリックし、セグメントを接続する境界および他の隣接フィーチャをトレースして、それらに沿ってポインターをドラッグします。 ダブルクリックするとトレースが終了し、選択が行われます (2D ビューのみ)。
- [ボックス] (3D のみ) - クリックしてボックスの最初のコーナーを設定します。 ポインターを動かしてクリックし、次の 2 つのコーナーの頂点を追加して、長方形平面のサイドを作成します。 再度ポインターを動かしてクリックし、ボックスの高さを設定します。 必要に応じて、R キーボード ショートカットを押してボックスの各ディメンションの正確な到達距離を入力します。 ボックスの最初のエッジで R を使用する場合、到達距離値を入力した後にクリックしてボックスの向きを定義する必要があります。
- 球体 (3D のみ) - 1 回クリックして、球体の中心を設定します。 ポインターを動かして再度クリックするか、R を押して半径の値を入力して球体のサイズを設定します。
- 円柱 (3D のみ) - クリックして、円柱の片側の中心を設定します。 ポインターを動かして再度クリックして、円柱のもう一方の側を設定します。 ポインターを動かしてクリックし、円柱の半径を設定します。 必要に応じて、R キーを押して、円柱の正確な到達距離と半径距離を入力します。 円柱の長さで R キーを使用するときには、リーチ距離の値の入力後にクリックして、円柱の 3D 方向を定義する必要があります。
注意:
3D シーン内で選択する場合、デフォルトの [四角形] の選択方法では、高さ (z) が考慮されません。 代わりに [ボックス]、[球体]、または [円柱] の体積選択方法を 3D シーンで使用する必要があります。
注意:
3D 体積選択ツールはビューに表示されているフィーチャだけを選択します。
- 選択したフィーチャを操作するか、[選択解除] ボタン をクリックして選択を解除します。 選択したすべてのフィーチャを一度に選択解除するには、ビュー内のフィーチャが存在しない場所をクリックするか、選択できないレイヤー フィーチャをクリックします。
選択のためのキーボード ショートカット
次のキーボード ショートカットで、選択プロセスを効率化できます。
- Shift - 押したままにして、フィーチャを既存の選択に追加します。 個々のフィーチャをクリックするか、複数のフィーチャの周囲をデジタイズできます。
- Ctrl - 押したままにして、1 つ以上のフィーチャを既存の選択から削除します。
- Ctrl + Shift - 押したままにして、現在の選択内容から選択し、他のすべてのフィーチャの選択を解除します。
- C - 押したままにして、ビューをナビゲートします。 これは、3D で、現在のビューでブロックされているフィーチャを選択する場合に役立ちます。 ポインターが一時的にナビゲーションに切り替わるため、マウスの左ボタン、中央ボタン、および右ボタンを使用してナビゲートできます。 C キーを離すと選択モードに戻るため、ビューを離れてツールを変更しなくてもタスクを実行できます。
属性を使用したフィーチャの選択
[属性条件で選択] ボタン をクリックすると、選択基準に一致するフィーチャを選択するための SQL クエリを作成できる [属性検索 (Select Layer By Attribute)] ツールが開きます。 これにより、2D マップまたは 3D マップ内でグラフィックスをクリックまたは描画してフィーチャを対話的に選択する代わりに、検索条件設定を構築してサブセットを生成します。 レイヤーまたはテーブル内のフィールドに基づいてデータセットを検索することができます。 属性で選択するには、次の手順に従います。
- [選択] グループで [属性条件で選択] ボタン をクリックして、[属性検索 (Select Layer By Attribute)] ツールを開きます。
- 選択対象となるレイヤーを選択します。
- 次のいずれかの方法で、クエリ条件式を入力します。
- [新しい式] をクリックして、クエリを構築します。
- フィールド名を選択します。
- 演算子を選択します。
- 検索対象の値を選択するか、入力します。
- [選択] をクリックして選択クエリを実行し、選択結果を操作します。