[クリップ エリア] ツールを使用すると、特定の境界に沿ってプロダクトをクリップする形状を定義できます。 境界を対話的に描画したり、管轄区域の境界やプロジェクト境界などの境界をインポートしたりすることができます。
処理の実行後に、クリップ エリア ツールをすべての 2D プロダクトと 3D プロダクトに適用します。
注意:
プロジェクトを処理する前にプロジェクト エリアをクリップするには、[ホーム] タブの [前処理] グループにある [プロジェクト エリア] ツールを使用します。
クリップの実行
画像を処理した後にプロジェクト エリアをクリップする場合は、後処理の実行時にクリップ エリア ツールを適用することができます。 既存のプロダクトをクリップすると、クリップされたプロダクトは元のプロダクトに影響せず作成されます。 元のプロダクトのクリップ済みバージョンを含むコンテンツ ウィンドウに、[クリップされた画像プロダクト]、[クリップされた DEM プロダクト]、または [クリップされた 3D プロダクト] グループが新しく追加されます。 クリップされていない元のプロダクトをマップまたはシーン上にまだ表示できます。 元のプロダクトをプロジェクトの [プロダクト] フォルダーから入手することもできます。
注意:
処理の実行後にクリップ エリアをやり直すには、[ホーム] タブの [クリップ エリア] グループで [解除] をクリックし、クリップ レイヤーを描画またはインポートする手順を実行します。 既存のプロダクトのクリップを消去してやり直すと、前のクリップ済みプロダクトは上書きされ、プロジェクトには新しいクリップ済みプロダクトのみが格納されます。
描画
[描画] ツールを使用して、処理の実行後にクリップ エリアをプロダクトに手動で追加します。
- [ホーム] タブの [クリップ エリア] グループで [描画] をクリックします。
- マップをクリックして、クリップ ポリゴンを描画します。
クリックするたびに、マップに頂点が追加されます。
- ダブルクリックしてポリゴンを終了します。
クリップ エリア レイヤーがコンテンツ ウィンドウに追加され、マップにクリップ エリアが表示されます。
- [ホーム] タブの [クリップ エリア] グループで [クリップ] ボタンをクリックします。
そのプロダクトがクリップ エリアにクリップされ、コンテンツ ウィンドウの該当するクリップ済みレイヤー グループに表示されます。
インポート
プロジェクト エリアを定義するフィーチャ レイヤーがある場合は、[インポート] ツールを使用して、処理の実行後にフィーチャ レイヤーを適用します。
- [ホーム] タブの [クリップ エリア] グループで [インポート] をクリックします。
- [フィーチャクラスを参照] ウィンドウで、ファイル システム上のプロジェクト エリア フィーチャ レイヤーを参照し、該当するレイヤーを選択して [OK] をクリックします。
クリップ エリアを拡大すると、そのレイヤーがコンテンツ ウィンドウに表示されます。
- [ホーム] タブの [クリップ エリア] グループで [クリップ] ボタンをクリックします。
そのプロダクトがクリップ エリアにクリップされ、コンテンツ ウィンドウの該当するクリップ済みレイヤー グループに表示されます。