コマンド ライン パラメーターを使用した ArcGIS Drone2Map のサイレント インストール
Windows インストーラーのコマンド ライン パラメーターを使用してセットアップを実行すると、Drone2Map をユーザー インターフェイスを使用せずにインストールすることができます。
ArcGIS Drone2Map インストールのコマンド ライン パラメーター
Drone2Map.msi を実行するときに使用できるコマンド ライン パラメーターは次のとおりです。 必要に応じて、これらを MSI コマンドライン オプションと組み合わせて使用します。 パラメーターでは大文字と小文字が区別され、以下で定義されているように使用する必要があります。
INSTALLDIR
ArcGIS Drone2Map のインストール場所。 指定しないと、デフォルトのインストール先の場所が %System Drive%\Program Files\ArcGIS\Drone2Map (コンピューター単位のインストールの場合)、または %System Drive%\%USERPROFILE%\AppData\Local\Programs\ArcGIS\Drone2Map (ユーザー インスタンス単位のインストールの場合) になります (ALLUSERS プロパティの説明をご参照ください)。
ALLUSERS
Drone2Map セットアップのインストール コンテキストを定義します。ALLUSERS=1 はコンピューター単位のインストールを意味し、ALLUSERS=2 はユーザー インスタンス単位のインストールを意味します。 このパラメーターを指定しないと、デフォルトでユーザー単位のインストールが実行されます。
管理者権限のないユーザーが ALLUSERS=1 に設定した場合、インストールは正常に実行されません。
ENABLEEUEI
Esri User Experience Improvement プログラムへの参加を有効にするかどうかを指定します。 デフォルト値は 1 (参加を有効にする) です。 参加しない場合は、ENABLEEUEI=0 を指定します。
AUTHORIZATION_TYPE
ArcGIS Drone2Map は指定ユーザーまたは単独使用ライセンス モデルを使用するため、認証タイプに NAMED_USER または SINGLE_USE を指定します。
LOCK_AUTH_SETTINGS
ArcGIS Drone2Map のコンピューター単位のサイレント インストール時、認証タイプが定義されている場合、このパラメーターは、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Esri\Drone2Map\Licensing の下で True に設定されます。 [LOCK_AUTH_SETTINGS] が True の場合は、レジストリ内のライセンス設定がそのコンピューター上のすべての Drone2Map ユーザーに適用されるため、個々のユーザーは変更を加えることができません。 そのコンピューター上の ArcGIS Drone2Map ユーザーが Drone2Map アプリケーションを使用して独自の認証設定を定義できるようにするには、LOCK_AUTH_SETTINGS を False に設定します。 このプロパティはユーザー単位のインストールには適用されません。
ArcGIS_Connection
www.arcgis.com への接続をポータル ページから利用可能にすべきかどうかを指定します。 接続を含めるには、このプロパティを TRUE に設定します。 FALSE に設定した場合、接続はポータル ページに表示されません。
Portal_List
1 つ以上のポータル接続をポータル ページに追加するには、Portal_List= <portalURL1>; <portalURL2> のように設定します。 ポータル URL を区切るには、セミコロンを使用します。
[ArcGIS_Connection] を False に設定した場合、このプロパティは arcgis.com を含むことができません。
ポータルが HTTPS をサポートしている場合は、[Portal_List] の URL で HTTPS を使用することをお勧めします。
License_URL
指定ユーザー ライセンス ポータルの URL を指定するには、License_URL=<portalURL> を設定します。
[ArcGIS_Connection] を False に設定した場合、この [License_URL] は arcgis.com を含むことができません。 このプロパティを使用するには、[AUTHORIZATION_TYPE] を NAMED_USER に設定する必要があります。
ACCEPTEULA
このプロパティは、サイレント インストール時に EULA (エンド ユーザー使用許諾契約書) に同意するために必要です。 EULA に同意してソフトウェアをインストールするには、ACCEPTEULA=yes を指定します。 このプロパティを no に指定するか省略した場合、ソフトウェアはインストールされません。