[コンテンツ] ウィンドウには、選択したテンプレートやオプション、および生成したプロダクトに応じて、事前定義されたグループとレイヤーがあります。
プロジェクト レイヤー
以下のセクションでは、[コンテンツ] ウィンドウのグループ分けとレイヤーについて説明します。
プロジェクト データ
[プロジェクト データ] グループは、すべてのプロジェクトにデフォルトで含まれているフィーチャ レイヤー、または特定の設定やワークフローに基づいて追加できるフィーチャ レイヤーで構成されます。 レイヤーには、マップ上のフィーチャを識別するための凡例があります。
プロジェクト データには、すべてのプロジェクトに対して次のデフォルト レイヤーがあります。
- 画像 - 画像ポイントの GPS 位置を示す、青、グレー、または赤の円形のポイント フィーチャ。 画像プロパティで処理するために選択された画像は青色で、利用できない画像はグレーで表示されます。 画像のブロック調整ステップの実行中に正しくキャリブレーションできなかった画像は赤色で表示されます。
- フライト ライン - ドローンのフライト パスを表すオレンジ色のライン フィーチャ。
- コントロール - プロジェクトに追加されたコントロール ポイントを格納するフィーチャクラス。 ポイントは、地上コントロール ポイントまたはチェック ポイントと定義されます。
ユーザー定義のワークフローまたは特定のプロジェクト テンプレートによっては、次のレイヤーが追加で表示されることがあります。
- [前処理] - プロダクトを修正、改善するプロジェクト レイヤーが含まれます。
- 水域 - 内挿が必要な水域を定義するポリゴン フィーチャクラス。
- プロジェクト エリア - プロジェクト エリア内の処理範囲について定義されたポリゴン境界。
- 修正フィーチャ - ポリゴン Z 値に基づき修正対象のエリアを示すポリゴン フィーチャクラス。
- マップ メモ - プロジェクトにコンテキストを追加し、フィーチャをハイライト表示するためのポイント、ライン、ポリゴン フィーチャクラス。
- クリップ エリア - プロジェクト エリアのポリゴン フィーチャ レイヤー。
ベクター プロダクト
[ベクター プロダクト] グループには、数値表層モデル (DSM) レイヤーと数値地形モデル (DTM) レイヤーから生成されたコンターが含まれ、[オプション] の [2D プロダクト] グループでそのプロダクトのチェックをオンにすると作成されます。
ヒント:
[オプション] ダイアログ ボックスは、リボンの [ホーム] タブの [処理] グループからアクセスできます。
3D プロダクト
[3D プロダクト] グループには、[オプション] で指定された [3D プロダクト] グループから生成されたレイヤーが含まれます。 選択されたプロダクトに応じて、[コンテンツ] ウィンドウの [3D プロダクト] グループには次のレイヤーが含まれます。
2D マップで、次の 3D レイヤーが [3D プロダクト] グループに追加されます。
- ポイント クラウド - LAS データセット内の LAS ファイル
3D マップで、次の 3D レイヤーが [3D プロダクト] グループに追加されます。
- DSM メッシュ - SLPK 形式の 3D メッシュ
- 3D メッシュ - SLPK 形式の 3D メッシュ
- ポイント クラウド - SLPK 形式の 3D 点群
画像プロダクト
[画像プロダクト] グループには、[オプション] で指定された [2D プロダクト] グループから生成されたレイヤーが含まれます。 選択されたプロダクトに応じて、[コンテンツ] ウィンドウの [画像プロダクト] グループに次のレイヤーが含まれます。
- トゥルー オルソ - 高解像度で完全な天底表示のオルソ画像 (デフォルトで表示)
- オルソモザイク- 画像コレクションの高解像度オルソモザイク (デフォルトで表示されます)。
- マルチスペクトル指標 - [解析] タブの指数ギャラリーから生成された、ユーザー定義された指標
DEM プロダクト
[DEM プロダクト] グループには、[オプション] で指定された [2D プロダクト] グループから生成されたレイヤーが含まれます。 選択されたプロダクトに応じて、[コンテンツ] ウィンドウの [DEM プロダクト] グループに次のレイヤーが含まれます。
- DSM - 数値表層モデル
- DTM - 数値地形モデル
- DSM 陰影起伏 - 陰影起伏と DSM レイヤーの組み合わせ
- DTM 陰影起伏 - 陰影起伏と DTM レイヤーの組み合わせ
標高サーフェス
World Elevation 3D/Terrain3D サービスがプロジェクトのデフォルトの標高サーフェスとして使用されます。 DTM が作成されると、点群やメッシュなどのレイヤーが正しい標高で配置されるように、このレイヤーも標高サーフェスとして追加されます。
キーボード ショートカット
マップまたはレイアウトの [コンテンツ] ウィンドウ内では、特定の機能を実行するためのキーボード ショートカットを使用できます。 次の表は、利用できるショートカットと、[コンテンツ] ウィンドウ内でのこれらのショートカットの機能を示しています。
ショートカット | 関数 |
---|---|
Esc キー | キーボード フォーカスを、コンテンツ ウィンドウからマップに戻します。 |
左矢印キーおよび右矢印キー プラス記号(+) およびマイナス記号(-) キー | 選択アイテムを展開したり折りたたんだりします。 |
展開コントロールを Ctrl を押しながらクリック | そのレベルのすべてのアイテムを展開したり折りたたんだりします。 |
展開コントロールを Ctrl と Shift を押しながらクリック | すべてのレベルのすべてのアイテムを展開したり折りたたんだりします。 |
スペース キー | 選択レイヤーを表示したり非表示にしたりします。 |
Ctrl + スペース キー | [コンテンツ] ウィンドウで単一のレイヤーが選択されているときに、すべてのレイヤーをオンにしたりオフにしたりします。 選択したレイヤーがグループ レイヤーかコンポジット レイヤーの一部である場合、そのレイヤーのすべてのメンバーがオンまたはオフになります。 複数のレイヤーが選択されている場合は、Ctrl + Space を押すと、Space のみを押した場合と同様に、選択したレイヤーだけが表示/非表示になります。 |
チェックボックスを Ctrl を押しながらクリック | その階層レベルのすべてのレイヤーをオンにしたりオフにしたりします。 |
チェックボックスを Ctrl + Shift を押しながらクリック | すべての階層レベルのすべてのレイヤーをオンにしたりオフにしたりします。 |
F2 キー | 選択したアイテムの名前を変更します。 |
F12 キー | 選択したアイテムの [プロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。 |
Ctrl を押しながらクリック、または Shift を押しながらクリック | [コンテンツ] ウィンドウで複数のレイヤーを選択します。 |
Alt キーを押しながらチェックボックスをクリック | クリックしたレイヤーを表示したり、その他すべてのレイヤーすべてを非表示にします。 |
Alt キーを押しながらレイヤーの名前をクリック | そのレイヤーの範囲にズームします。 |
Ctrl + T キー | レイヤーのテーブルまたは [コンテンツ] ウィンドウで選択したレイヤーを開きます。 |