Drone2Map を使用すると、ドローン画像から複数のタイプの出力プロダクトを作成できます。 これには、2D プロダクト (オルソモザイク、DEM (デジタル標高モデル)、DTM (数値地形モデル) など) と 3D プロダクト (メッシュやポイント クラウドなど) が含まれます。 ドローン画像から作成したプロダクトは、[管理] ウィンドウで管理します。
管理 ウィンドウ
[管理] ウィンドウでは、プロジェクトの出力にすばやくアクセスできるほか、処理中のジョブや共有ジョブのステータスを表示できます。
[ホーム] タブの [処理] グループから [管理] ウィンドウを開きます。 [管理] ウィンドウには、[プロダクト] と [共有] の 2 つのタブがあります。
プロダクト タブ
[プロダクト] タブでは、プロジェクト用に作成するプロダクトを選択したり、データを管理するオプションを構成したりできます。
プロダクトの有効化
プロダクトを有効にするには、名前の横のチェックボックスをオンにします。 チェックボックスがオンの場合、処理時にそのプロダクトが作成されることを意味します。 処理が終了したら、プロダクトが正常に作成されたことを示す緑のチェックマークが付けられ、プロダクトが更新されます。
プロダクトを選択すると、プロダクトの生成に必要な処理ステップが自動的に有効になります。 この逆も当てはまり、プロダクトをオフにすると、処理ステップが自動的に無効になります。ただし、これは、他のプロダクトがこれらのステップに依存していない場合に限ります。
たとえば、高速テンプレートを使用するプロジェクトでは、3D プロダクトが生成されないので、これらの処理ステップはアクティブになりません。
注意:
複数のプロダクトを選択すると、プロジェクトの処理時間が長くなることがあります。 プロジェクトに必要なプロダクトのみを選択することをお勧めします。
処理ステップ
Drone2Map には、[画像の調整]、[密度の一致]、[2D プロダクト]、[3D プロダクト] という 4 つの処理ステップがあります。 これらの処理ステップは、プロダクト タイプの下の [管理] ウィンドウにリストされます。 処理中にアクティブな処理ステップがハイライト表示されるため、プロジェクトの進行状況を追跡できます。 無効になっている処理ステップは使用できず、処理中に実行されません。
[密度の一致] 処理ステップはデフォルトで、すべての 2D プロダクトと 3D プロダクトに対して有効になっています。 このステップでは、選択したプロジェクト テンプレートに応じて高密度または低密度のポイント クラウドが使用されます。
[画像の調整] 処理ステップは、プロジェクトの初回処理時に実行する必要があります。 最初の調整が完了した後、別のプロダクトを処理すると、このステップが自動的にオフになります。 画像を追加または削除すると、この処理ステップが自動的にもう一度有効になります。
処理ステップをクリックすると、そのステップに対する追加の処理オプションが開きます。 詳細については、「処理オプション」をご参照ください。
追加のプロダクト オプション
一部のプロダクト タイプには、その他のプロダクト設定とデータ管理オプションが用意されています。 プロダクト オプションにアクセスするには、プロダクト タイプの横にあるドロップダウン矢印をクリックします。 使用可能なオプションは、プロダクト タイプによって異なります。
処理オプション
オプション | 説明 |
---|---|
マップに追加 | プロダクトを作成したら、そのプロダクトをマップと [コンテンツ] ウィンドウに追加します。 最初にマップに追加されなかったプロダクトも、後から追加できます。 |
表示 | マップ上のプロダクトのデフォルトの表示を設定します。 プロダクトをマップに追加すると、[コンテンツ] ウィンドウで表示を切り替えることができます。 |
マップに維持 | 次回、プロジェクトを開いたときに、削除したプロダクトをマップに戻します。 |
データ オプション
オプション | 説明 |
---|---|
プロダクト フォルダーを開く | ファイル エクスプローラーで、保存したプロダクトの場所を開きます。 |
再生成 | 追加の処理を行わずに、削除したプロダクトを再作成します。 |
データの削除 | ディスクからプロダクトを永続的に削除します。 この操作を取り消すことができない場合もあります。 |
コンター作成 | 数値表層モデルまたは数値地形モデルを基にコンターを作成します。 これを使用すると、[コンター作成] ウィンドウが表示され、コンター パラメーターを定義し、コンターをシェープファイルにエクスポートできます。 これらのオプションは、処理オプションの [2D プロダクト] セクションで定義できます。 |
一部のプロダクトは、処理オプションを変更することでさらにカスタマイズできます。 [その他のオプション] をクリックし、プロダクトの処理オプション ウィンドウを開きます。
共有 タブ
[共有] タブには、共有ジョブとそのステータスの概要が表示されます。 [ステータス] には、ジョブが処理中であるか、キューに配置済みであるか、または完了済みであるかが表示されます。 各ジョブに関する追加情報 (ジョブ名、共有タイプなど) はタブに表示されます。
詳細については、「共有ジョブ」をご参照ください。