ピクセル エディターには、プロジェクト オルソモザイクのピクセル値のグループを対話的にぼかしたり墨消ししたりして、機密データを非表示にする一連のツールがあります。
ピクセル エディターを操作するには、次の手順に従います。
- オルソモザイクの出力を含むプロジェクトを処理し、[コンテンツ] ウィンドウで選択されていることを確認します。
- [編集] タブの [オルソモザイク] グループで [領域] ドロップダウン リストをクリックし、ポリゴンや円などの描画ツールを選択します。 オルソモザイクでぼかしを入れる領域を描画します。
- [編集] タブの [オルソモザイク] グループの [操作] ドロップダウン ギャラリーで、操作を 1 つ選択します。
[ピクセル エディターの操作] ウィンドウと、次に示すオプションが表示されます。
ピクセル化
大きなピクセル サイズで領域をリサンプリングすることで、その領域をわかりにくくします。
[ファクター] オプションで、実行するリサンプリングのレベルを設定できます。この値が大きいほど、ピクセレーションの効果が高くなります。
すでに不鮮明な画像をシャープにするには、[シャープン] チェックボックスをオンにします。 これにより、その領域が著しく不鮮明になることはなくなります。
ぼかし
選択した領域をぼかし効果によって隠します。 [ぼかし] を使用してノイズの多いエリアをスムーズにすることもできます。
[ファクター] オプションで、実行するぼかしのレベルを設定できます。この値が大きいほど、ぼかしの効果が大きくなります。
すでに不鮮明な画像をシャープにするには、[シャープン] チェックボックスをオンにします。 これにより、その領域が著しく不鮮明になることはなくなります。
編集
選択した領域を切り取ります。
- [ピクセル エディターの操作] ウィンドウの [適用] をクリックします。
- ステップ 2 ～ 4 を繰り返して、すべての編集内容を適用します。
- [保存] をクリックし、現在のオルソモザイクに編集内容を保存するか、[名前を付けて新規保存] をクリックして新しいオルソモザイクとして編集内容を保存します。
[ピクセル エディターの操作] ウィンドウ
[編集] タブの [オルソモザイク] グループの [操作] ギャラリーから操作を開始すると、[ピクセル エディターの操作] ウィンドウが表示されます。 [ピクセル エディターの操作] ウィンドウには [操作] と [編集ログ] の 2 つのタブがあります。
[操作] タブには、オルソモザイクの操作とフィルターがあります。 [適用] ボタンをクリックすると、選択した領域に対して操作が実行されます。
[編集ログ] タブには、ラスター レイヤーに対して実行した未確定のすべての編集内容のリストが表示されます。 このリストには、実行された編集が最も新しいものから順に最も古いものまで表示されます。 これは読み取り専用のリストなので変更することはできません。
編集ログ リストは編集に対して品質チェックを実行するときに便利です。 各編集が表示され、それぞれにズームできます。 編集内容の詳細を確認するには、リスト内の編集内容にポインターを合わせます。 編集内容にズームするには、拡大ボタンをクリックするか、リスト内で編集内容をダブルクリックします。 オルソモザイクにコミットする前に、すべての編集内容が正しいことを確認します。