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Deep Learning Studio の [モデルのトレーニング] ステップでは、ArcGIS 全体で使用可能なディープ ラーニング モデルを作成します。 ArcGIS Enterprise でディープ ラーニング パッケージはアイテムとして表示されます。 このツールでは、トレーニング サンプルに基づいたラベル付きの画像チップを使用するディープ ラーニング パッケージが作成されます。 画像チップは対象のフィーチャまたはオブジェクトが含まれている小さな画像であり、ディープ ラーニング モデルのトレーニングに使用されます。
注意:
[モデルのトレーニング] ステップを完了するためには、[トレーニング データの準備] ステップで画像チップが作成または登録されている必要があります。
ディープ ラーニング モデルの作成
[モデルのトレーニング] ステップでは、定義済みの条件に基づいてトレーニング プロセスを反復することによってディープ ラーニング モデルを作成します。 モデルのトレーニング プロセスは複数回実行でき、各実行を反復処理と呼びます。 反復処理中に設定されたパラメーターに基づいて、プロセスを制御するパラメーターを変えながら指定された回数だけモデル作成プロセスが実行されます。
ディープ ラーニング モデルのトレーニングの最初のステップとして、反復処理を作成します。
注意:
このステップを実行するには、Deep Learning Studio にサイン インしてプロジェクトを開きます (まだプロジェクトが開いていない場合)。
- [操作を選択してください] ページで、[モデルのトレーニング] をクリックしてモデル トレーニング ツールを開きます。
- [新しい繰り返し] ボタンをクリックしてモデル作成の新規の反復処理を開きます。
- [新しいトレーニングの繰り返し] ページで、前のステップで作成したかプロジェクトに登録されている画像チップを選択します。
- [画像チップの選択] タブで、トレーニングに使用する画像チップの横のチェックボックスをオンにします。
- [次へ] をクリックしてモデル パラメーターに移動します。
- モデルの作成に使用するパラメーターを選択します。
- [トレーニングの開始] をクリックします。
- [これを使用して新しい繰り返しをトレーニングする] - 既存のディープ ラーニング モデルをさらにトレーニングして改善します。
- [推測の実行] - ワークフローの次のステップでディープ ラーニング モデルを使用します。
- [ディープ ラーニング パッケージとして公開] - 他のアプリケーションで使用するためにディープ ラーニング モデルを ArcGIS Enterprise のアイテムとして共有します。
- 次のステップを検討し、いずれかのボタンをクリックして進みます。
注意:
作成または登録されている画像チップがない場合、画像チップをエクスポートまたは登録するよう求めるダイアログ ボックスが表示されます。 [はい] を選択して [トレーニング データの準備] ステップの [画像チップの管理] サブステップを開きます。
注意:
構成のデフォルトは、プロジェクトの作成時に指定されたプロジェクトのタイプに基づきます。 モデル パラメーターの詳細については、[モデルのトレーニング] ステップのパラメーターの説明をご参照ください。
このステップではトレーニングの進行状況が示されます。 モデルの作成が完了すると、トレーニング プロセス、トレーニングと整合チェック ロスの比較、平均精度スコアの情報を含むグラフィックが表示されます。 一部のグランド トゥルースと予測の比較も表示されます。
反復処理の情報ページに、次のステップとして次の 3 つのオプションが表示されます。
[モデルのトレーニング] ステップでは、Deep Learning Studio または他の ArcGIS アプリケーションで使用可能なディープ ラーニング モデルが作成されます。 [推測の実行] ステップでは処理のためにディープ ラーニング モデルが必要です。 このステップの結果に応じて、次のステップでは、このモデルをディープ ラーニング解析で使用するか、引き続きモデルを調整します。