テーブル

テーブルは、データ属性を行と列で示し、正確な値を迅速にスキャンしたり、カテゴリの指標を検索したり、指標のコレクションを集約したりすることが可能です。 データを表形式で表示すると、すばやく情報を分析し、意思決定を開始することができます。 テーブル エレメントは、フィールドで反復されるカテゴリのフィーチャ属性や要約統計量を表示できます。 他のデータドリブン エレメントと同様、テーブルのフィールドを作成したり、アクションを構成したりできます。

テーブルの構造

  1. 列 - 各列は、値フィールドを表します。 グループ化された値のテーブルでは、最初の列はカテゴリ フィールド、それ以降の列は値フィールドを表します。
  2. ルール - ヘッダー行で、ヘッダー下のボーダー行を指します。 ルール ラインの色、透明度、太さを制御できます。
  3. ヘッダー - オプションのヘッダー行。 ヘッダー ラベルはフィールド名に基づいて自動的に生成されますが、構成時にオーバーライドすることができます。
  4. 行 - フィーチャ テーブルの各行は、1 つのデータ ポイントを表します。 グループ化された値のテーブルでは、各行はカテゴリを表します。
  5. 行のストライピング - 行を見やすくするために、背景色を交互に変えるオプションです。
  6. グリッド - テーブルの行と列の枠線。 水平グリッド ラインと垂直グリッド ラインの色と太さを制御できます。
  7. サマリー行 - 列全体の要約統計量を示すオプションの行。 サマリー行は、グループ化された値のテーブルにのみ追加できます。 有効にしたサマリー行は常に表示され、テーブル下部で固定されます。

テーブルのタイプ

テーブル エレメントは、フィーチャに基づいたり、グループ化された値に基づいたりできます。前者の場合はフィーチャ属性が表示され、後者の場合はフィールド内で反復されるカテゴリの要約統計量が表示されます。

フィーチャに基づくテーブル

フィーチャに基づくテーブルには、レイヤーの属性が表形式で表示されます。 テーブルの各行は、1 つのデータ ポイントかデータのレコードを表し、各列はレコード内のそのフィールドの値を表します。 フィーチャに基づくテーブルでは、サマリー行を使用できません。

たとえば、次の水質テーブルはフィーチャに基づいています。 テーブルの各行は収集したサンプルを表し、列には、サンプルの日付、水域名、大腸菌レベル、pH レベルが表示されます。

フィーチャに基づくテーブル

グループ化された値に基づくテーブル

グループ化された値のテーブルでは、フィールドで反復しているカテゴリは集約され、各行がカテゴリを表します。 1 つのフィールドがカテゴリ フィールドとして選択され、追加フィールドの値は要約統計量 (個数、合計、平均、最小、最大、標準偏差、パーセンタイル) をカテゴリにまとめて表します。

たとえば、次の表はグループ化された値に基づきます。 各行は水域を表し、列にはその水域で収集したすべてのサンプルの平均大腸菌レベルと pH レベルが表示されます。

グループ化された値に基づくテーブル

値フィールド

テーブルの列として表される値フィールドは、[フィールドの追加] をクリックして [データ] タブからテーブルに追加されます。 値を追加したら、[値] タブで書式設定できます。 各値フィールドについて、システム定義された設定を使用して値を書式設定する方法を構成したり、高度な書式設定を有効にして値の表示をより細かく制御したりできます (フィールドにアイコンを追加するなど)。 グループ化された値に基づくテーブルでは、数値を書式設定することも可能です。

アクション

対話式のダッシュボードでは、テーブルはアクションのソースまたはターゲットになることができます。 テーブルをアクションのソースとして使用する場合、単一選択または複数選択を許可するよう構成できます。 それによって、一度に選択できるデータ ポイントの数が決まります。 テーブルがアクションのソースである場合、たとえば、マップの画面移動またはズーム、あるいは別のダッシュボード エレメントのフィルタリングを引き起こすことができます。 テーブルは、別のエレメントからトリガーされるフィルター アクションのターゲットになることもできます。