注釈テキストの追加

注釈テキストはストーリーの基盤です。 ストーリーに追加できるテキスト ブロックには次のようなタイプがあります。

  • 段落と大段落
  • 見出し
  • 引用ブロック
  • 番号付きリストと箇条書きリスト
その他に、ストーリーの整理と強化に役立つ基本的なコンテンツ ブロックもあります。
  • ボタン - 外部 Web ページへのリンク
  • 区切り記号 - コンテンツ ブロック間に垂直間隔と水平ルールを追加
  • テーブル - テキストの行と列の追加
  • コード - さまざまなプログラミング言語やスクリプト言語のスタイル設定されたコード

ストーリーへのテキストの追加

注釈テキストと他のコンテンツ ブロックをブロック パレットからストーリーに追加します。 ブロック パレットを使用して、新しいコンテンツ ブロックをストーリーの上部や下部、ストーリー本体内の既存のブロック間に挿入します。

テキストを追加するには、次の手順に従います。

  1. [開く] ボタン 開く をクリックして、ブロック パレットを開きます。
  2. コンテンツ ブロック ([段落][大段落][見出し 1][見出し 2][見出し 3][箇条書きリスト][番号付きリスト]、または [引用]) を選択します。

新しいブロックが表示され、ストーリーにテキストを入力できます。

テキストの書式設定と変換

テキストを太字または斜体に書式設定すると、ストーリーの注釈に強調を加えたり、奥行きを与えたりすることができます。 ArcGIS StoryMaps では、段落、大段落、引用、およびリストのテキストを書式設定できます。 テキストのハイパーリンクを利用すると、情報元や他の参考資料にコンテキストを提供したり、すばやくアクセスしたりできます。 見出しを小見出しに変える、段落を引用ブロックに変えるなど、テキスト ブロックの位置を揃えて、テキスト ブロックのスタイルを別のスタイルに変換することもできます。 また、リスト アイテムをインデントすることもできます。

テキストを書式設定するには、次の手順に従います。

  1. 書式設定するテキストをハイライト表示します。

    テキストの書式設定ツールバーが表示されます。

  2. ツールバーで、書式設定または変換のオプションを選択します。
    注意:

    ツールバーの [その他のオプション] から、テキストを [下付き][上付き]、または [取り消し線] で書式設定できます。 一部のブロック タイプは、書式設定オプションの一部をサポートしていません。

  3. ハイパーリンクを追加するには、リンクの URL を入力するか、[見出し] オプションを使用してストーリーの別の部分にリンクします。

選択したテキストが選択した書式設定に変わります。

テーブルの追加

ストーリーにテーブルを追加すると、情報を列と行に整理してストーリーにコンテキストを提供するのに役立ちます。 ストーリーに適用されたテーマはテーブルにも適用されます。

列と行を挿入または削除するには、テーブルにポインターを合わせ、[オプション] ボタンをクリックします。 テーブルの列は最大で 8 個、行は最大で 10 個です。

コードの追加

コード ブロックをストーリーに追加すると、それぞれの言語の構文を使用したコードを強調表示するのに役立ちます。 コードのブロックは、コード ブロックの横にある [コード スニペットのコピー] ボタンを使用してコピーすることもできます。

コードの言語を変更するには、コードで [設定] ボタンを選択します。 コードは、コード ブロック オプションのいくつかの共通言語の 1 つを使用して書式設定できます。 ライン番号を表示するには、[コード] オプションの [ライン番号の表示] チェックボックスをオンにします。

ショートカット

テキストの書式設定のショートカットをいくつか使用できます。

  • 基本的な書式設定 - 選択したテキストを太字にするには Ctrl + B キー (Windows) または Command + B キー (Mac)、斜体にするには Ctrl + I キーまたは Command + I キー、ハイパーリンクを追加するには Ctrl + K キーまたは Command + K キーを押します。
  • ブロック変換 - テキスト ブロックの先頭に、以下の文字のいずれかに続けてスペースを入力して、ブロックを別のタイプに変換します。 空のテキスト ブロックまたはすでにテキストがあるテキスト ブロックにこれらのショートカットを使用できます。
    • 見出し 1 - 「#」に続けてスペースを入力します。
    • 見出し 2 - 「##」に続けてスペースを入力します。
    • 見出し 3 - 「###」に続けてスペースを入力します。
    • 引用 - > に続けてスペースを入力します。
    • 段落 - : に続けてスペースを入力します。
    • 大段落 - % に続けてスペースを入力します。
    • 箇条書きリスト - * または - に続けてスペースを入力します。
    • 番号付きリスト - 1. に続けてスペースを入力します。
  • マルチレベルのリスト - リスト アイテムの先頭にポインターを置き、インデントするには Tab キー、アウトデントするには Shift + Tab キー、Delete キー、または Backspace キーを押します。
  • シングルスペースのテキスト - シングルスペースのテキストの行を作成するには Shift + Enter キーを押します。 これは、マルチラインの住所や詩からの抜粋など、コンパクトな配列を必要とするコンテンツを表示するのに役立ちます。
注意:

シングルスペースのテキストの隣接ラインは同じテキスト ブロックの一部であるため、Shift + Enter キーを使用して段落間に空白行を挿入するのは推奨されません。

テキストの色の書式設定

テキストの色をお勧めの色のいずれかまたはユーザー設定の色に変更できます。 お勧めの色はストーリーのテーマから取得されます。 カラー パレットには、現在選択されているテーマの本文のテキスト色と 3 つの強調色が常に表示されます。 これらの色は、[デザイン] パネルで別のテーマを適用すると変わります。 これらの色を使用してストーリー内でテキストを書式設定している場合、そのテキストの色が更新されて、新しいテーマの強調色が反映されます。 [デザイン] パネルでユーザー設定の強調色を設定している場合、その色は 5 番目のお勧めの色として表示されます。 このカラー オプションとそれを使って書式設定されたテキストは、異なるテーマを適用しても変更されませんが、[デザイン] パネルでユーザー設定の強調色を変更すると変更されます。

さらに、[ユーザー設定の色] で 16 進数コードを入力して、テキスト選択の色を指定することもできます。 ユーザー設定の色を使用して書式設定されたテキストは、異なるテーマを適用しても変更されません。 使いやすくするため、次にカラー パレットを開いたときに、最後に使用した 16 進数コードを利用できます。 この色を再利用するには、色のドットをクリックして、選択したテキストにその色を適用します。

注意:

色のコントラストはアクセシビリティにとって重要です。 テキストの色を書式設定する際は、他のテーマ色よりもコントラストがよいテーマ色がある可能性があります。 幅広く共有する前に、アクセシビリティについてストーリーをテストしてください。