数値のスタイル設定 (Map Viewer Classic)

注意:

このトピックには、Map Viewer Classic に関連する情報が含まれています。 マップ ビューアーの機能が強化されました。 アプリ ランチャーから Map Viewer を開いて起動できます。 詳細については、Map Viewer のヘルプ ドキュメントをご参照ください。

Map Viewer Classic では、各種スマート マッピング スタイルを使用してデータを探索することができます。 Map ViewerMap Viewer Classicを使用する場合、デフォルトで表示されるスタイル設定の選択肢は、データの性質によって決まります。 レイヤーの表現方法を決定した後、そのレイヤーの外観に変更を加えることができます。これらの変更は直ちにマップに反映されます。 Map Viewer Classic では、カラー ランプ、ライン幅、透過表示、シンボルなどのスタイル エレメントを編集できます。

データ内の数値に従ってフィーチャを視覚化するために、複数のスタイル設定オプションが利用できます。

数と量 (色)

数値データがある場合、グラデーション カラーを使用してフィーチャを区別し、数や量を表すことができます。 さまざまな種類のカラー ランプを使用できます。たとえば、薄い色から濃い色に変化する単純なカラー ランプは、年齢、収入、比率など、低から高へのデータ値の表示に適しています。 このようなカラー ランプは、ポイント、ライン、またはポリゴンに適用できます。 たとえば、薄い色から濃い色に変化するカラー ランプを使用して、全体の土地面積に対する農地面積の比率を高から低へ郡別に表すことができます。 例をご参照ください。

色を使用して数と量のスタイルを設定するには、次の手順に従います。

  1. スタイルの変更」ワークフローに記載された最初の 4 つの手順を実行します。
  2. 表示する属性を選択します。 このマッピング スタイルの場合、数値データを含む属性を選択します。
  3. [数と量 (色)] スタイルをクリックして、[オプション] をクリックします。
  4. 次のいずれかを実行します。
    • データがまだ正規化も標準化もされていない場合は、[除数] を使用して生データを比率またはパーセンテージに変換します。 正規化されたデータの例には、1 人あたりの X、1 平方キロメートルあたりの Y、x/y の比率などがあります。 一方で、生データを標準化した後は、色を付けると見やすくなります。
    • カラー ランプのテーマを選択します。 [高から低][上下][極値][中央] など、さまざまなカラー テーマが使用できます。 配色ごとに異なる方法で色がデータにマッピングされ、異なる情報が伝達されます。
    • データへのカラー ランプの適用方法を変更するには、カラー ランプに沿って境界ハンドルを調整します。 ハンドルをドラッグするか、ハンドルの横にある数値をクリックして正確な値を入力することができます。 ハンドルの位置を変えてみたり、ヒストグラムと計算された平均値 計算された平均値 を使用してデータの分布を確認したりして、マップが伝えるメッセージを微調整してください。
    • 別のカラー ランプを選択するか、ライン幅や色などの他のグラフィック パラメーターを変更するには、[シンボル] をクリックして、必要な設定を選択します。 詳細については、「シンボルの変更」をご参照ください。
    • カラー ランプの色を反転するには、[反転] をクリックします。
    • ヒストグラムをさらに詳細に確認するには、[拡大] をクリックします。
    • マップをさらに単純化するには、[データの分類] をオンにし、分類方法とクラス数を選択します。または、標準偏差を使用する場合は、区間を選択します。 [凡例] をクリックして、マップの凡例内のクラスのシンボルとラベルを手動で編集することもできます。
    • ポイント シンボルをマッピングする場合、2 番目の数値フィールドに基づいてシンボルを回転するオプションを選択できます。 たとえば、ポイントの色で測候所での気温を表し、ポイントの回転で湿度を表すことができます。 デフォルトのシンボルは円形であるため、回転をよく表現できません。 別の形状を選択することをお勧めします。
    • マップ上でデータが欠落している位置を描画するには、[値のないフィーチャを描画] をオンにします。 オフにすると、フィーチャが非表示になります。
    • 凡例のカラー ランプを非表示にするには、[凡例を表示] ボックスをオフにします。
      注意:

      [データの分類] を選択した場合は、このオプションを使用できません。

    • 最適な表示範囲を計算して設定するには、[表示範囲] スライダーの横にある [自動設定] をクリックします。 手動で表示範囲を設定することもできます。
    • 透過表示を変更するには、[透過表示] スライダーを左へ移動 (透明度を減少) するか、右へ移動 (透明度を増加) します。 フィーチャごとに数と量の透過表示を調整するには、[属性値] をクリックして属性フィールドを選択し、オプションで (データを正規化するために) 除数になる属性を選択し、正確な透過表示の値を設定します。 このオプションは、位置に関連付けられた数値データまたは日付データが存在する場合にのみ使用できます。 たとえば、レイヤーに人口データが含まれている場合、人口に比例して各位置の透過表示を調整できます。 凡例の透過表示ランプを非表示にするには、[凡例を表示] ボックスをオフにします。
      ヒント:

      フィーチャの透過表示を設定する際には、Arcade で記述したカスタム属性式も使用できます。 Arcade 式は、[ヒート マップ][主要カテゴリ][主要カテゴリおよびサイズ][期間] スタイルを除く、すべてのスタイルでサポートされます。 レイヤーに既存のレンダリング式がある場合は、ドロップダウン メニューの下部から選択できます。 あるいは、Map Viewer Classic ボタンをクリックして編集ウィンドウで変更を行って、Map Viewer で式を直接編集することもできます。

      さらに、ドロップダウン メニューから [新しい式] を選択し、エディター ウィンドウを使用して式を作成し名前を付けることで、カスタム式を作成できます。 これまでに、レイヤーのラベルポップアップで使用する式を作成していた場合は、その式を編集ウィンドウの [既存] タブから選択し、自分の式を構築できます。

  5. スタイルのカスタマイズが完了したら、[OK] をクリックします。選択内容を保存しないで [スタイルの変更] ウィンドウに戻る場合は、[キャンセル] をクリックします。

数と量 (サイズ)

このマップ スタイルでは、数値データまたはランク付けされたカテゴリを表すために、順序付けできる異なるサイズの並びを使用します。 この方法を使用して、ポイント、ライン、およびエリアをすべて描画できます。 ポリゴン フィーチャの場合は、ポリゴン上に比例シンボルが表示されます。 この比例シンボル マップでは、シンボルが大きいほど大きい数値を表すという直感的な論理を使用します。 伝えたい内容を明確に表すようにシンボルのサイズを調整します。 たとえば、比例シンボルを使用して、各都市の総人口を表示できます。 例をご参照ください。

サイズを使用して数と量のスタイルを設定するには、次の手順に従います。

  1. スタイルの変更」ワークフローに記載された最初の 4 つの手順を実行します。
  2. 表示する属性を選択します。 このマッピング スタイルの場合、数値データを含む属性を選択します。
  3. [数と量 (サイズ)] スタイルをクリックして、[オプション] をクリックします。
  4. 次のいずれかを実行します。
    • 比例シンボルのスタイル (色、ライン、不透明度) を変更するには、[シンボル] をクリックして設定を変更します。 詳細については、「シンボルの変更」をご参照ください。
    • シンボル サイズの順序を反転するには、[反転] をクリックします。
      注意:

      デフォルトでは、大きい値は大きいシンボルで描画され、小さい値は小さいシンボルで描画されます。 [反転] をクリックすると、このパターンを反転させることができます。

    • データへの比例シンボルの適用方法を変更するには、ヒストグラムに沿って境界ハンドルを調整します。 ハンドルをドラッグするか、ハンドルの横にある数値をクリックして正確な値を入力することができます。 上側のハンドルより上の値はすべて、同じ最大サイズのシンボルで描画されます。 下側のハンドルより下の値は、同じ最小サイズのシンボルで描画されます。 上側と下側のハンドルの間にある各値は、その境界内での値に応じた比例的なサイズで描画されます。 ハンドルの位置を変えてみたり、ヒストグラムを使用してデータの分布を表示したりして、マップが伝えるメッセージを微調整してください。
    • シンボルのサイズを調整するには、[サイズ] をクリックします。
    • ポリゴンに関連付けられたデータをマッピングする場合は、サイズ範囲を自動的に調整するように選択するか、サイズ範囲を指定します。 自動で調整する場合、シンボルはマップの初期ズーム レベルに最適化され、他のズーム レベルでも最適に表示されるように自動的に調整されます。
    • ヒストグラムをさらに詳細に確認するには、[拡大] をクリックします。
    • ポリゴンに関連付けられたデータをマッピングする場合は、[ポリゴン] をクリックしてポリゴンの塗りつぶしとアウトラインのプロパティを調整します。
    • マップをさらに単純化するには、[データの分類] をオンにし、分類方法とクラス数を選択します。または、標準偏差を使用する場合は、区間を選択します。 [凡例] をクリックして、マップの凡例内のクラスのシンボルとラベルを手動で編集することもできます。
      注意:

      これらのオプションは、[色とサイズ][タイプとサイズ]、および [主要カテゴリおよびサイズ] スタイルでは利用できません。

    • マップ上でデータが欠落している位置を描画するには、[値のないフィーチャを描画] をオンにします。 オフにすると、フィーチャが非表示になります。
    • 最適な表示範囲を計算して設定するには、[表示範囲] スライダーの横にある [自動設定] をクリックします。 手動で表示範囲を設定することもできます。
    • 凡例のサイズ ランプを非表示にするには、[凡例を表示] ボックスをオフにします。
      注意:

      [データの分類] を選択した場合は、このオプションを使用できません。

    • 透過表示を変更するには、[透過表示] スライダーを左へ移動 (透明度を減少) するか、右へ移動 (透明度を増加) します。 フィーチャごとに数と量の透過表示を調整するには、[属性値] をクリックして属性フィールドを選択し、オプションで (データを正規化するために) 除数になる属性を選択し、正確な透過表示の値を設定します。 このオプションは、位置に関連付けられた数値データまたは日付データが存在する場合にのみ使用できます。 たとえば、レイヤーに都市部が含まれている場合、サイズに比例するように各位置の透過表示を調整できます。 凡例の透過表示ランプを非表示にするには、[凡例を表示] ボックスをオフにします。
      ヒント:

      フィーチャの透過表示を設定する際には、Arcade で記述したカスタム属性式も使用できます。 Arcade 式は、[ヒート マップ][主要カテゴリ][主要カテゴリおよびサイズ][期間] スタイルを除く、すべてのスタイルでサポートされます。 レイヤーに既存のレンダリング式がある場合は、ドロップダウン メニューの下部から選択できます。 あるいは、Map Viewer Classic ボタンをクリックして編集ウィンドウで変更を行って、Map Viewer で式を直接編集することもできます。

      さらに、ドロップダウン メニューから [新しい式] を選択し、エディター ウィンドウを使用して式を作成し名前を付けることで、カスタム式を作成できます。 これまでに、レイヤーのラベルポップアップで使用する式を作成していた場合は、その式を編集ウィンドウの [既存] タブから選択し、自分の式を構築できます。

  5. スタイルのカスタマイズが完了したら、[OK] をクリックします。選択内容を保存しないで [スタイルの変更] ウィンドウに戻る場合は、[キャンセル] をクリックします。

色とサイズ

このスタイルを使用すると、データ内の 2 つの属性を選択し、マップ上のポイント シンボルの色とサイズを決定します。 または、同じ属性を 2 回使用して、強調するデータの部分に基づき、シンボルのサイズを設定し、色を設定できます。 これは、母子家庭の世帯数などの数情報を、母子家庭の世帯率などの比率で陰影処理して表示する場合に適したスタイルです。 例をご参照ください

また、データに含まれている日付値をマップ上で別の属性と一緒に連続タイムラインとして順番に表示したい場合も、このスタイルを使用できます。 選択した 1 番目の属性が日付である場合は、色を使用して日付値を表示し、比例シンボルを使用してもう一方の属性を表示します。 選択した 2 番目の属性が日付である場合は、反対に、比例シンボルを使用して日付を表示し、色を使用してもう一方の属性を表示します。

色とサイズを使用して 2 つの属性のスタイルを設定するには、次の手順に従います。

  1. スタイルの変更」ワークフローに記載された最初の 4 つの手順を実行します。
  2. 1 番目に表示する属性を選択します。
  3. [属性の追加] をクリックし、2 番目に表示する属性を選択します。
    ヒント:

    最初の属性は色を使用し、2 番目の属性は異なるシンボル サイズを使用します。 適用されるスタイルを切り替えるには、[属性の切り替え] ボタン 属性の切り替え をクリックして、属性の順序を切り替えます。

  4. [色とサイズ] スタイルをクリックして、[オプション] をクリックします。
  5. オプションを [数と量 (色)] (最初の属性) と [数と量 (サイズ)] (2 番目の属性) に適用します。
    注意:

    属性の 1 つに日付値が含まれている場合は、その日付属性が 1 番目または 2 番目のいずれであるかに応じて、[連続タイムライン (色)] オプションまたは [連続タイムライン (サイズ)] オプションを適用します。 日付以外の属性には、[数と量 (色)] オプションまたは [数と量 (サイズ)] オプションを適用します。

A を B と比較

このスタイルでは、2 つの数値の比率をマッピングして、その関係をパーセンテージ、単純な比率、または全体的なパーセンテージで表現できます。 たとえば、2025 年の推計人口を 2015 年の既知の人口のパーセンテージとしてマッピングし、人口移動の傾向を確認できます。 例をご参照ください

比率のスタイルを設定するには、次の手順に従います。

  1. スタイルの変更」ワークフローに記載された最初の 4 つの手順を実行します。
  2. 最初に表示する属性を選択します。
  3. [属性の追加] をクリックし、2 番目に表示する属性を選択します。
  4. [A を B と比較] スタイルをクリックして、[オプション] をクリックします。
  5. 次のいずれかを実行します。
    • 凡例とヒストグラムのラベルを変更するには、[ラベル] をクリックします。 A と B の比率を表示する 比率、A および B に占める割合としての A を表示する A および B に占める割合としての A、および B に占める割合として A を表示する パーセント を切り替えることができます。 [ラベル] をクリックすると、アイコンが変化します。
    • ヒストグラムの中心を同値に設定するには、[中心] をクリックします。 a=b (ヒストグラムの中心を同値に設定する) と 平均 (ヒストグラムの中心を平均値に設定する) を切り替えることができます。
    • データへの色の適用方法を変更するには、カラー ランプに沿って境界ハンドルを調整します。 ハンドルをドラッグするか、ハンドルの横にある数値をクリックして正確な値を入力することができます。 ハンドルの位置を変えてみたり、カラー ランプの横にあるヒストグラムを使用してデータの分布を表示したりして、マップが伝えるメッセージを微調整してください。
    • カラー ランプの色を反転するには、[反転] をクリックします。
    • 別のカラー ランプを選択するか、ストローク ウェイトや色などの他のグラフィック パラメーターを変更するには、[シンボル] をクリックして、設定を変更します。
    • ヒストグラムをさらに詳細に確認するには、[拡大] をクリックします。
    • ポイント シンボルをマッピングする場合、2 番目の数値フィールドに基づいてシンボルを回転するオプションを選択できます。 たとえば、ポイントの色で測候所での気温を表し、ポイントの回転で湿度を表すことができます。 デフォルトのシンボルは円形であるため、回転をよく表現できません。 別の形状を選択することをお勧めします。
    • マップ上でデータが欠落している位置を描画するには、[値のないフィーチャを描画] をオンにします。 オフにすると、フィーチャが非表示になります。
    • 最適な表示範囲を計算して設定するには、[表示範囲] スライダーの横にある [自動設定] をクリックします。 手動で表示範囲を設定することもできます。
    • 凡例のカラー ランプを非表示にするには、[凡例を表示] ボックスをオフにします。
    • 透過表示を変更するには、[透過表示] スライダーを左へ移動 (透明度を減少) するか、右へ移動 (透明度を増加) します。

主要カテゴリ

このマップ スタイルは、レイヤーに比較対象の関連属性が複数含まれており、優位性が最も高い属性、つまり最高値を持つ属性と、レイヤー内の他の属性と比較したその属性の優位性の度合いを表示する場合に有効です。 たとえば、レイヤーで、一定の年数にわたる米国の郡別の 1 人あたりの個人所得を表示する場合、各郡で 1 人あたりの個人所得が最も高いのはどの年か、その主要な年の値が他の年と比較してどれだけ高いかを表示することは価値があります。 例をご参照ください

[主要カテゴリ] スタイルを使用するには、同じ計測単位 (例: 米ドル) を使用する 2 ~ 10 個の数値属性を選択します。これらの属性はそれぞれが、マップの主題 (例: 郡別の 1 人あたりの個人所得) に関連する個別のカテゴリ (例: 2006 年、2007 年、2008 年、2009 年) を表します。 属性はそれぞれ異なる色で描画されます (例: 2006 年は赤色、2007 年は青色)。これらの色は、レイヤーに適用されるカラー ランプ、または個々の属性カテゴリにユーザーが適用する色によって定義されます。

このスタイルでは、レイヤー内のフィーチャごとに主要属性の相対強度を表示するために透過表示が使用されます。 強度、つまり優位性の度合いは、指定されたフィーチャのすべての属性の合計値に対するパーセンテージとして計算されます。 一般に、フィーチャの透明度が高いほど (色が明るいほど)、全体と比較したその主要属性の強度が低くなります。 これを 1 人あたりの個人所得の例で言うと、主要な年が 2007 年である郡が、さまざまな青色の陰影で描画されます。これらの青色の陰影は、2007 年の 1 人あたりの個人所得の値が、すべての年における 1 人あたりの所得値の合計に対するパーセンテージとして反映されたものです。

注意:

このスタイルは、ホスト フィーチャ レイヤーフィーチャ コレクション、および CSV レイヤーで使用できます。

優位性を使用したスマート マッピングの詳細については、このストーリーでご確認ください。

主要カテゴリによってフィーチャのスタイルを設定するには、次の手順に従います。

  1. スタイルの変更」ワークフローに記載された最初の 4 つの手順を実行します。
  2. 表示する属性を選択します。 このマッピング スタイルの場合、数値データを含む属性を選択します。
  3. [属性の追加] をクリックし、2 番目の数値属性を選択して表示します。 ここで選択する属性は、1 番目の属性に関連する別個のカテゴリを表し、同じ計測単位を使用している必要があります。
  4. 追加する属性ごとに上記の手順を繰り返して、最大で 8 つの追加の数値属性を指定できます。
  5. [主要カテゴリ] スタイルをクリックして、[オプション] をクリックします。
  6. 次のいずれかを実行します。
    • 別のカラー ランプを選択するか、ライン幅やアウトラインのパターンなどの他のグラフィック パラメーターを変更するには、[シンボル] をクリックして、設定を変更します。 詳細については、「シンボルの変更」をご参照ください。
    • いずれかのカテゴリの色を個別にカスタマイズするには、リスト内のそのカテゴリの横にある色付きのシンボルをクリックします。 データがポイント、ライン、またはポリゴンのいずれであるかに応じて、シンボルの種類ごとに適切なスタイル設定オプションが表示されます。 たとえば、データがポイントである場合は、ポイント シンボルの形状、塗りつぶし色、ストローク、およびサイズを変更できます。
    • カテゴリ ラベルのいずれかをカスタマイズするには、変更するラベルをクリックし、新しいラベルを入力して Enter キーを押します。
    • ポイント シンボルをマッピングする場合、2 番目の数値フィールドに基づいてシンボルを回転するオプションを選択できます。 たとえば、ポイントの色で測候所での気温を表し、ポイントの回転で湿度を表すことができます。 デフォルトのシンボルは、回転の表現に適さない円であるため、別の形状を選択することを推奨します。
    • レイヤーの全体的な透過表示を変更するには、[透過表示] スライダーを左へ移動 (透明度を減少) するか、右へ移動 (透明度を増加) します。
    • 主要属性の相対強度に基づいてフィーチャごとに透過表示を調整するには、[主要パーセンテージ] をクリックします。 透過表示の適用方法を変更するには、透明度ランプに沿って境界ハンドルを調整します。 値は、主要属性の相対強度が、すべての属性の合計値に対するパーセンテージとして反映されたものです。 ハンドルをドラッグするか、ハンドルの横にある数値をクリックして正確な値を入力することができます。 主要パーセンテージの値が上側のハンドルの値 (高い値) を上回るフィーチャは、同じ透明度 (暗い色、つまり低い透明度) で描画されます。 主要パーセンテージの値が下側のハンドルの値 (低い値) を下回るフィーチャは、同じ透明度 (明るい色、つまり高い透明度) で表示されます。 主要パーセンテージが両ハンドルの中間にあるフィーチャは、両境界間で連続して変化する透明度で描画されます。 ハンドルの位置を変えてみたり、計算された平均値 計算された平均値 を使用したりして、透過表示の適用効果を高めてください。

      凡例の透過表示ランプを非表示にするには、[凡例を表示] ボックスをオフにします。

      高い値または低い値に適用される透明度を変更する場合は、[高い値] および [低い値] ボックスに新しい値を入力します。 デフォルトでは、透過表示なし (0 パーセント) が高い値 (上側のハンドルより上) に適用され、85 パーセントの透明度が低い値 (下側のハンドルより下) に適用されます。 透過表示の設定が終了したら、[OK] をクリックします。

    • 最適な表示範囲を計算して設定するには、[表示範囲] スライダーの横にある [自動設定] をクリックします。 手動で表示範囲を設定することもできます。
  7. スタイルのカスタマイズが完了したら、[OK] をクリックします。選択内容を保存しないで [スタイルの変更] ウィンドウに戻る場合は、[キャンセル] をクリックします。

主要カテゴリおよびサイズ

このマップ スタイルは、同じ計測単位を使用する複数の関連属性を比較するために使用します。 [主要カテゴリ] スタイルと同様に、このスタイルでは、主要属性の表示に色が使用され、他の属性と比較したその属性の優位性の度合いの表示に透過表示が使用されます。 加えて、[主要カテゴリおよびサイズ] スタイルでは、フィーチャごとの属性の合計を表すために、3 つ目の要素であるサイズが使用されます。 たとえば、レイヤーで、米国の郡別に作物の収穫量を表示する場合は、このスタイルを適用して、各郡で値が最も高いのはどの作物 (小麦、とうもろこし、大豆など) か、その主要な作物の値が他の作物と比較してどれだけ高いかを表示することができます。 加えて、レイヤーに比例シンボルを適用することで、郡間で作物の総収穫量を比較し、作物の収穫量が高い郡と収穫量が低い郡を視覚化できます。 例をご参照ください

[主要カテゴリおよびサイズ] スタイルを使用するには、同じ計測単位 (例: エーカー) を使用する 2 ~ 10 個の数値属性を選択します。これらの属性はそれぞれが、マップの主題 (例: 作物の収穫高) に関連する別個のカテゴリ (例: 小麦、綿花、大豆) を表します。 属性はそれぞれ異なる色で描画されます。これらの色は、レイヤーに適用されるカラー ランプ、または個々の属性カテゴリにユーザーが適用する色によって定義されます。 [主要カテゴリ] スタイルと同様に、このスタイルでは、合計と比較した主要属性 (例: 小麦) の相対強度を表示するために透過表示が使用されます。一般に、透明度が高いほど、強度が低くなります (つまり、すべての属性の合計値に対するパーセンテージが低くなります)。 このスタイルのサイズ要素として、比例シンボルが、カテゴリの合計 (例: 郡別の作物の総収穫高) を表示するために使用されます。シンボルのサイズが大きいほど、数値が大きいことを表します。

注意:

このスタイルは、ホスト フィーチャ レイヤーフィーチャ コレクション、および CSV レイヤーで使用できます。

優位性を使用したスマート マッピングの詳細については、このストーリーでご確認ください。

主要カテゴリとサイズによってフィーチャのスタイルを設定するには、次の手順に従います。

  1. スタイルの変更」ワークフローに記載された最初の 4 つの手順を実行します。
  2. 表示する属性を選択します。 このマッピング スタイルの場合、数値データを含む属性を選択します。
  3. [属性の追加] をクリックし、2 番目の数値属性を選択して表示します。 ここで選択する属性は、1 番目の属性に関連する別個のカテゴリを表し、同じ計測単位を使用している必要があります。
  4. 追加する属性ごとに上記の手順を繰り返して、最大で 8 つの追加の数値属性を指定できます。
  5. [主要カテゴリ] スタイルをクリックして、[オプション] をクリックします。
  6. オプションを [主要カテゴリ] (最高値を持つ属性) と [サイズ] (属性の合計) に適用します。

関連性

[関連性] スマート マッピング スタイルを使用すると、ポイント、ライン、またはポリゴン フィーチャ データの 2 つの属性値の関係を視覚化できます。 たとえば、米国の喫煙率と過剰飲酒率との間に相関関係があるかどうか、また、国内でその関係が特に顕著に見られる地域を確認することができます。 [関連性] スタイルは、二変数コロプレス マッピング技法に基づき、属性ごとの分類データにそれぞれ個別のグラデーション カラー ランプを適用し、カラー ランプを組み合わせます。これによって、属性の相関関係の有無を示します。 さまざまなフォーカス オプションを使用して関係を調べることができます。たとえば、喫煙率と過剰飲酒率がいずれも高い地域にフォーカスしたり、あるいはどちらも低い地域にフォーカスを移してハイライトしたりすることもできます。 分類方法やオプションを変更することもできます。 例をご参照ください。

注意:

このスタイルは、ArcGIS Server フィーチャ レイヤーホスト フィーチャ レイヤーフィーチャ コレクションCSV レイヤー、動的レイヤーが有効になっている ArcGIS Server 10.6 以降のマップで使用できます。

関連性スマート マッピングの詳細については、このストーリーでご確認ください。

  1. スタイルの変更」ワークフローに記載された最初の 4 つの手順を実行します。
  2. [表示する属性] から、関係の 1 つ目の属性を選択します。 このマッピング スタイルの場合、数値データを含む属性を選択します。

    最初の属性は、2 つ目の属性との関係性を示すために、色付きでスタイル設定されます。

  3. [属性の追加] をクリックし、関係の 2 つ目の属性を [表示する属性] から選択します。

    2 つ目の属性は、1 つ目の属性との関係性を示すために、色付きでスタイル設定されます。

  4. [関連性] スタイルをクリックして、[オプション] をクリックします。
  5. [フォーカス] ドロップダウン メニューで、ハイライトしたい関係の側面を以下のいずれかのオプションから選択します。
    • [高い値] - 凡例では両方の属性値が高いフィーチャにフォーカスします。
    • [高い値/低い値] - 凡例では、1 つ目の属性値が高く、2 つ目の属性値が低いフィーチャにフォーカスします。
    • [低い値/高い値] - 凡例では、1 つ目の属性値が低く、2 つ目の属性値が高いフィーチャにフォーカスします。
    • [低い値] - 凡例では、両方の属性値が低いフィーチャにフォーカスします。
    • [なし] - 凡例には特定のフォーカスが指定されていません。
  6. [グリッド サイズ] ドロップダウン メニューから、凡例に使用するグリッド サイズを選択します。

    グリッド数が多ければ、カラー ランプに適用されるカラー グラデーションが細かくなります。

  7. [方法] ドロップダウン メニューから、データの属性値を分類するための分類方法を選択します。 [凡例] をクリックして、マップの凡例内のクラスのシンボルとラベルを手動で編集することもできます。
  8. 次のいずれかを実行します。
    • 別のカラー ランプを選択するか、ライン幅やアウトラインのパターンなどの他のグラフィック パラメーターを変更するには、[シンボル] をクリックして、設定を変更します。 詳細については、「シンボルの変更」をご参照ください。
    • データの正規化も標準化もまだ行っていない場合は、生データを比率またはパーセントに変換します。 関係をマッピングするには、データを正規化することをお勧めします。 正規化されたデータの例には、1 人あたりの X、1 平方キロメートルあたりの Y、x/y の比率などがあります。 一方で、生データを標準化した後は、色を付けると見やすくなります。 マッピングする属性ごとに、属性を展開して、[除数] ドロップダウン メニューからオプションを選択します。 データの分布を変更するには、ヒストグラム横の境界ハンドルを調整します。これを行うには、ハンドルをドラッグするか、ハンドル横の数字をクリックし、正確な値を入力します。 計算された平均値 計算された平均値 を使用してデータの分布を確認したりして、マップが伝えるメッセージを微調整してください。
    • マップ上でデータが欠落している位置を描画するには、[値のないフィーチャを描画] をオンにします。 オフにすると、フィーチャが非表示になります。
    • ポイント シンボルをマッピングする場合、2 つ目の数値フィールドに基づいてシンボルを回転するオプションを選択できます。 たとえば、ポイントの色で測候所での気温を表し、ポイントの回転で湿度を表すことができます。 デフォルトのシンボルは、回転の表現に適さない円であるため、別の形状を選択することを推奨します。
    • 透過表示を変更するには、[透過表示] スライダーを左へ移動 (透明度を減少) するか、右へ移動 (透明度を増加) します。 フィーチャごとに数値の透過表示を調整するには、[属性値] をクリックして属性フィールドを選択し、オプションで (データを正規化するために) 除数になる属性を選択し、正確な透過表示の値を設定します。 このオプションは、位置に関連付けられた数値データまたは日付データが存在する場合にのみ使用できます。 たとえば、レイヤーに人口データが含まれている場合、人口に比例して各位置の透過表示を調整できます。 凡例の透過表示ランプを非表示にするには、[凡例を表示] ボックスをオフにします。
    • 最適な表示範囲を計算して設定するには、[表示範囲] スライダーの横にある [自動設定] をクリックします。 手動で表示範囲を設定することもできます。
  9. スタイルのカスタマイズが完了したら、[OK] をクリックします。選択内容を保存しないで [スタイルの変更] ウィンドウに戻る場合は、[キャンセル] をクリックします。

関連性とサイズ

[関連性とサイズ] マップ スタイルを使用すると、ポイント、ライン、またはポリゴン フィーチャ データの 2 つの属性値の関係を視覚化できます。 [関連性] スタイルと同様、このスタイルも 2 つの属性の分類データにそれぞれ個別のグラデーション カラー ランプを適用し、カラー ランプを組み合わせて属性の相関関係を示します。 [関連性とサイズ] スタイルでは、これに加えて、サイズの異なるシンボルを使用して、3 つ目の属性値を表すことができます。 たとえば、米国の肥満率と糖尿病の発症率との間に相関関係があるかどうか、運動不足がこのパターンに寄与しているかどうかを確認できます。 このマップ スタイルを使用すると、国内においてこの関係性が最も顕著な、あるいは最も薄い地域を視覚的に把握することができます。 [関連性とサイズ] では、さまざまなフォーカス オプション、分類方法、その他のオプションを使用してデータの関係を探ることができます。 例をご参照ください。

注意:

このスタイルは、ArcGIS Server フィーチャ レイヤーホスト フィーチャ レイヤーフィーチャ コレクションCSV レイヤー、動的レイヤーが有効になっている ArcGIS Server 10.6 以降のマップで使用できます。

関連性スマート マッピングの詳細については、このストーリーでご確認ください。

  1. スタイルの変更」ワークフローに記載された最初の 4 つの手順を実行します。
  2. [表示する属性] から、関係の 1 つ目の属性を選択します。 このマッピング スタイルの場合、数値データを含む属性を選択します。

    最初の属性は、2 つ目の属性との関係性を示すために、色付きでスタイル設定されます。

  3. [属性の追加] をクリックし、関係の 2 つ目の属性を [表示する属性] から選択します。

    2 つ目の属性は、1 つ目の属性との関係性を示すために、色付きでスタイル設定されます。

  4. 前のステップを繰り返し、[表示する属性] から 3 つ目の属性値を選択します。

    3 つ目の属性は、サイズの異なるシンボルを使用してスタイル設定されます。

  5. [関係とサイズ] スタイルを選択して、[オプション] をクリックします。
  6. [関係] (最初の 2 つの属性) と [サイズ] (3 つ目の属性) のオプションを適用します。