シーンでのフロー スタイルの使用

[レイヤー スタイル] レイヤー スタイル で、イメージ レイヤーとタイル イメージ レイヤーに、強度と方向が含まれているラスター データのフローを視覚化するフロー スタイルを適用できます。 ラスター データセットのフローの視覚化は、気象学、気候学、水文解析、海洋学などの分野で役立ちます。 たとえば、このスタイルを使用して、海流や気流を流線で表示できます。この場合、フローラインの方向はフローの方向を示し、フローラインの長さ、色、速度は流れの強度 (または強さ) を示します。

レイヤーでフロー スタイルを使用するには、次の手順を実行します:

  1. アカウントにサイン インしていることを確認し、Scene Viewer を開きます。
  2. [デザイナー] ツールバーで [レイヤー マネージャー] レイヤー をクリックして [レイヤー マネージャー] ウィンドウを開きます。
  3. レイヤー名または [オプション] [レイヤー オプション ツール] をクリックして、[レイヤーのスタイル] レイヤーのスタイル を選択してレイヤーを開きます。
  4. [選択] をクリックして、シーンのレイヤーにスタイルを適用します。
  5. [オプション] をクリックして [フロー スタイル] スタイル ウィンドウを開きます。
  6. スライダーを使って、アニメーションのビジュアライゼーション プロパティを対話的に調整します。
    • [速度] - スライダーを [遅い] から [速い] の間で動かして、アニメーション化された流線の速度をシミュレーション時間を基準に変更します。
    • [密度] - スライダーを [低い] から [高い] の間で動かして、流線の数の相対密度を変更します。
    • [長さ] - スライダーを [短い] から [長い] の間で動かして、流線の概算の可視長を変更します。
  7. [幅] で、流線の跡の線の幅 (ピクセル単位) を設定します。
  8. [フロー方向] で、データのフロー方向を [To] または [From] に定義します。

    フロー方向は、気象学的データ (フロー元からの方向) または気候学的データ (フロー先への方向) を表示するように変更できます。

  9. [色] で、フロー アニメーションの色を選択します。
    1. [単一色] - 色ボックスをクリックし、次の操作を行います:

      • [塗りつぶし色] 鉛筆 をクリックして、塗りつぶし色オプションを表示します。
        • カラー パレットで色を選択します。
        • HEX、RGB、HSV 値を使用してカスタム色を作成します。

        横に表示されている最近使用した塗りつぶし色を選択できます。

      • [塗りつぶしの透過表示] をクリックし、スライダーを使用するか、値を入力して透過表示を設定します。
      • [完了] をクリックすると設定が適され、前のウィンドウに戻ります。

    2. [カラー ランプ] - 強度値を表すカラー ランプをクリックし、次の操作を行います:

      • [色] 鉛筆 をクリックして、カラー ランプのオプションを表示します。
      • [カテゴリー] で、選択元のカラー ランプのタイプを選択します。
      • [ランプ カラーの反転] カラー ランプの反転 をクリックして、色を反転させます。
      • [塗りつぶしの透過表示] をクリックし、スライダーを使用するか、値を入力して透過表示を設定します。
      • [完了] をクリックして、前のウィンドウに戻ります。

      データの強度の最大値と最小値が、選択したカラー ランプに割り当てられます。 カラー ランプの色は、強度値の範囲全体に分散させることも、強度値の一部に分散させることもできます。 スライダーを使用して、色でマッピングする強度値の範囲の上限と下限を調整します。 マッピングされた属性が [マッピングされた属性] に自動的に割り当てられます。

  10. [デザイナー] ツールバーにある [保存] 保存 をクリックして、スタイルの変更内容をシーンに保存します。