シーン内のレイヤーの表示縮尺範囲を設定

[レイヤー プロパティ] 設定 で、シーン内の単一のレイヤーまたは複数のレイヤーの表示縮尺範囲を設定できます。 これを行うと、レイヤーが表示される縮尺範囲を制御できるようになります。 たとえば、州のポリゴン (1 つ目のレイヤー) を縮小表示で表示し、郡のポリゴン (2 つ目のレイヤー) を拡大表示で表示できます。

3D では、レイヤーの表示縮尺範囲の振舞いが 2D (Map Viewer 使用の場合など) とは異なります。 2D では、現在の縮尺がマップ全体で一定です。 3D では、シーンを傾けることができます。シーンの構成要素が拡大されるか、縮小されるかに応じて、シーン全体の縮尺が変化します。 たとえば、前景にある建物は、背景にある同じサイズの建物よりも大きく表示されます。 つまり、前景の建物には、遠方の建物よりも大きい縮尺が適用されます。 これは 3D シーン特有です。 たとえば、縮尺は建物レイヤー全体にわたって変化するため、前景のみで建物を表示して、背景では建物を非表示にすることができます。

レイヤーの表示縮尺範囲を設定するには、次の手順を実行します。

  1. [表示縮尺範囲] で、スライダーの両端にあるハンドルをスライドさせて、表示縮尺範囲を狭めるか、広げます。

    [最小] は最大限に縮小したときの最小縮尺を示します。 [最大] は最大限に拡大したときの最大縮尺を示します。 シーンの現在の縮尺はスライダー上の濃い色のバーで示されます。 このバーのサイズ (現在の縮尺) は、ビューを傾けるにつれて変化します。

  2. [リセット] をクリックすると、完全な表示縮尺範囲に戻ります。

    [リセット] オプションは、完全な表示縮尺範囲が表示されている場合、使用できません。