集水域ラスターの作成関数

ラスター内のセルに対する集水域を決定します。 集水域は、すべてのセルからフロー方向を特定するフロー方向ラスターから定義されます。

詳細については、「集水域の詳細」のトピックをご参照ください。

これはグローバル ラスター関数です。

備考

集水域を特定する対象の位置を指定する必要があります。 集水域の定義にその閾値を使用するときには、集水域の流出点は、累積流量から得られた河川ネットワークの合流部になります。 したがって、累積流量ラスター、および河川を構成するセルの最小数 (閾値) を指定する必要があります。

定義されたそれぞれの集水域の値は、入力ラスターの流出点のセル値から取得されます。

パラメーター

パラメーター説明

流向ラスター

各セルからの流れの方向を示す入力ラスター。

流向ラスターは、流向ラスター関数を実行して作成できます。

流出点ラスター

入力流出点の位置。

このラスターは、流出寄与域または集水域を判別するセルを表します。 NoData でないすべてのセルがソース セルとして使用されます。

流出点フィールド

流出点の位置に値を割り当てるために使用するフィールド。

ラスター流出点データセットの場合は、デフォルトで Value が使用されます。


このトピックの内容
  1. 備考
  2. パラメーター