線形ネットワークの分岐を表現するラスターの線分に次数を与えるラスター レイヤーを作成します。
詳細については、「[河川次数ラスターの作成] ツールの詳細」のトピックをご参照ください。
これはグローバル ラスター関数です。
備考
[河川次数ラスターの作成] 関数は、入力河川ラスター レイヤーと入力流向ラスター レイヤーを同じサーフェスから取得した場合、精度が高いものになります。 河川ラスターをラスター化された河川データセットから取得した場合、セル毎に見ると方向が河川セルに対応していないため、出力が役に立たない場合があります。
[累積流量ラスターの作成] 関数の出力結果は、閾値を適用することで累積流量の多いセルを選択し、河川ネットワークを作成するのに使用することができます。 たとえば、流れ込むセルが 100 個を超えるセルを使用して河川ネットワークを定義します。 [Con] 関数または [Set NULL] 関数を使用して、河川ネットワーク ラスターを作成します。累積流量の値が 100 以上のセルが 1 になり、残りは背景 (NoData) になります。 作成した河川ネットワークは [河川次数ラスターの作成] 関数に使用できます。
この関数は、D8 入力流向ラスター レイヤーにのみ対応しています。 D8 流向は、流向ラスターの作成関数を使用して作成でき、デフォルトの流向タイプ D8 で実行できます。
パラメーター
パラメーター名 | 説明 |
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河川ラスター | 線形河川ネットワークを表す入力河川ラスター。 |
流向ラスター | 各セルからの流れの方向を示す入力ラスター。 流向ラスターは、流向ラスター関数を実行して作成できます。 |
順位付けの方法 | 河川の次数を割り当てるのに使用する方法。
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