ModelBuilder (ベータ版) は、Map Viewer の解析ツールを使用して解析ワークフローを構築するための対話形式のキャンバスです。 データ ツールと解析ツールを連結して、あるツールの出力が別のツールの入力となるワークフローを表すモデルを作成します。 これらのワークフローは、日常のデータ管理タスクから複雑な空間解析まで、多岐にわたります。 モデルによって、反復的なワークフローの実行、複数のステップから成るプロセスの自動化、ワークフローの文書化により、解析の効率が上がります。
ModelBuilder を使用するには、計算リソースを提供して以下を可能にする解析セッションに接続する必要があります。
- モデルの作成
- ツールとデータを追加することによるモデルの構築
- モデルのデータとツールの検証
- 既存のモデルの編集 (ワークフローにステップを追加したりするなど)
- モデルの実行
例
次のモデルは、種の豊かさのレイヤーに国の境界をオーバーレイして、その国の中で種の豊かさが最も高いエリアを調べることを目的に使用しています。
ステップ | 説明 |
---|---|
入力データ - 国の境界と種の豊かさ。 | |
レイヤーのオーバーレイ - 2 つの入力レイヤーを結合する解析ツール。 | |
出力データ - 国の境界内で種の希少性が高いエリア。 |
ベータ版
ModelBuilder は現時点でベータ版です。 ModelBuilder Early Adopter Community で利用できるフォーラムで、経験の共有やサポートを受ることができます。
ベータ版プログラムに参加するには、ModelBuilder を使用するための要件を満たす ArcGIS Online 組織アカウントが必要です。