キー メタデータ関数

ArcGIS Image for ArcGIS Online で利用できます。

この関数を使用して、ラスターのキー メタデータを挿入またはオーバーライドできます。

キー メタデータは、ラスターのメタデータから抽出され、一般に次のプロダクトやデータ タイプに関連付けられます。

• ラスター プロダクト

この情報は、画像に関連付けられたセンサー名、バンド名、雲量などの有用情報を提供するなど、一部の処理やレンダリングにおいてアプリケーションを支援するために使用されます。

備考

キー メタデータを変更または挿入するときは、次の 2 つの方法のいずれかを使用できます。

• 関連付けられた [値] とともに [プロパティ名] を入力します。
• 新しいプロパティ名とプロパティ値をすべて含む JSON 文字列を [メタデータ JSON] パラメーターとして入力します。

パラメーター

パラメーター名	説明
ラスター	挿入または上書きするキー メタデータを含むラスター。
プロパティ名	オーバーライドする、データセットレベルのキー プロパティの名前。
値	データセットレベルのキー プロパティに対して設定するオーバーライド値。
バンド名	ラスターのバンド名をオーバーライドするために使用されます。 更新後のバンド名を表すカンマ区切り文字列です。 このパラメーターはオプションです。
メタデータ JSON	出力されるラスターに追加されるキー メタデータ。一連のキーと値のペアを表す JSON 文字列として記述されます。 この関数に対する入力として使用可能な JSON 文字列の例を次に示します。 このパラメーターの入力はすべて同じ形式に従う必要があります。 キー メタデータを表す JSON 文字列 { "CloudCover": 4, "BandProperties":[ { "BandName": "Blue", "WavelengthMin": 445, "WavelengthMax": 516 }, { "BandName": "Green", "WavelengthMin": 506, "WavelengthMax": 595 }, ] }