MapLayer.Extractメソッドは、表示されている Esri マップ レイヤーまたはイメージ レイヤーを標準的な AutoCAD ラスター グラフィックに変換して、指定したファイル ディレクトリーにグラフィックス ファイルとして保存します。 マップ レイヤーまたはイメージ レイヤーはドローイングに表示されている必要があります。 抽出後、マップ レイヤーはドローイングに含まれたままになります。 マップ レイヤーを削除するには、MapLayer.Remove メソッドを使用します。
宣言
public bool Esri.ArcGISForAutoCAD.MapLayer.Extract(Document doc, int mapLayerId, string imageFilePath)
パラメーター
| タイプ | 名前 | 説明 | 必須 |
|---|---|---|---|
ドキュメント | doc | 操作対象の AutoCAD ドキュメント。 | 必須 |
int | mapLayerId | MapLayer.Names を使用して取得できるレイヤーに関連付けられたインデックス整数番号。 | 必須 |
string | imageFilePath | 指定したマップ レイヤーまたはイメージ レイヤーから作成される新しいイメージ ファイルへのファイル パス。 このパラメーターは、ファイルが現在開いているか、または他のリソースで使用されている場合を除き、ファイルを上書きします。 | 必須 |
リターン
| タイプ | 説明 |
|---|---|
ブール値 | マップ レイヤーまたはイメージ レイヤーが正常に抽出された場合は true |
エラー条件に関する注記
パラメーターが無効な場合、このメソッドは例外をスローするか、false または null を返すことがあります。
例
インデックス番号 2 のマップ レイヤーまたはイメージ レイヤーを myExtractedLayer.png という名前の PNG 画像として抽出した成果を印刷します。// Initialize
var doc = Application.DocumentManager.MdiActiveDocument;
var mapLayerId = 2;
var imageFilePath = @"C:\myExtractedData\myExtractedLayer.png";
// Extract the map layer
var success = Esri.ArcGISForAutoCAD.MapLayer.Extract(doc, mapLayerId, imageFilePath);
// Print the success
doc.Editor.WriteMessage(success.ToString());
/* Example output
True
*/
次もご参照ください。
MapLayer.Names - 現在のドローイングに含まれているマップ レイヤー名とイメージ レイヤー名のインデックス付きディクショナリーを返す .NET メソッドです。
MapLayer.Remove - マップ インデックス番号で参照されている指定のマップ レイヤーまたはイメージ レイヤーを削除する .NET メソッドです。
esri_maplayer_extract - 表示されている Esri マップ レイヤーまたはイメージ レイヤーを標準的な AutoCAD ラスター グラフィックに変換して、指定したファイル ディレクトリーにグラフィックス ファイルとして保存する AutoLISP 関数です。