esri_portal_get 関数は、指定したポータルのポータル プロパティの関連リストを取得します。
構文
(esri_portal_get portalName)
引数
次の引数が含まれます:
- portalName | 文字列 | 必須 | ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise の組織名。 有効な名前のリストを検索するには、(esri_portal_names) を使用します。
注意:
ポータル名は最初に、デフォルトのポータル名である "ArcGIS Online" または "ArcGIS Enterprise" によってアクセスされます。 サイン インしたら、ポータル名は、管理者が設定した組織名になる可能性があります。 サイン イン後に (esri_portal_names) を使用してそれらの名前を確認できます。
使用例
指定したポータル プロパティを取得します。(esri_portal_get "CAD Team Enterprise 11.3")
使用例の結果
組織およびユーザー アカウントに関するプロパティを含むリストを返します。
(("IsActivePortal" . "True") ("IsSignedIn" . "True") ("OrganizationName" . "CAD Team Enterprise 11.3") ("PortalUrl" . "https://cadteam.esri.com/portal") (("CurrentUser" . "portaladmin") ("CanShareHostedFeatureLayer" . "True") ("OrganizationId" . "0123456789ABCDEF")))戻り値
返される可能性がある値は以下のとおりです。
- 正常に実行された場合、関数はポータル プロパティの関連リストを返します。
- 実行に失敗した場合、nil の最初の値を含むリスト、キー値 "Error" を含む関連リスト、文字列としての関連エラー メッセージ (nil ( "Error" . "<message>")) が順番に返されます。
失敗した場合の戻り値
失敗の戻り値が返された理由として、次のようなことが考えられます。
- (nil ("Error" . "Missing required argument."))
必須の引数が指定されていません。
次もご参照ください。
(esri_portal_signin) - 指定したポータルにサイン インするよう求める確認を発行する AutoLISP 関数。
(esri_portal_names) - 管理ポータルからポータル名のリストを文字列として取得する AutoLISP 関数。