3D 効果

ArcGIS Earth の大気効果、テレインの強調、日光、および地下モード機能を使用すると、お使いのデータの可能性を探索することができます。

大気

[3D 効果] 環境効果 で、[大気] ボタン 大気 をクリックしてパネルを開きます。このパネルでは、[なし][水平線のみ][写実的] の大気を切り替えることができます。

  • [なし] - 大気効果がありません。
  • [水平線のみ] - 大気効果はシーン ビューの水平線にのみ適用され、サーフェスには適用されません。
  • [写実的] - シーンのサーフェス全体に大気効果を適用します。

テレインの強調

[3D 効果] 環境効果 で、[テレインの強調] ボタン テレインの強調 をクリックしてパネルを開きます。 [ベースマップとテレイン] ダイアログ ボックスでテレインのオンとオフを切り替えます。 スライダーをドラッグすると、0 ~ 100 の間で標高強調の目盛が表示されます。 テキスト ボックスに数値を入力することもできます。 この値のデフォルト設定は 1 です。

ヒント:

  • 標高強調の最大値は、ArcGIS Earth 構成ファイルの管理者の設定で 1,000 にカスタマイズできます。 詳細については、管理者の設定elevationExaggerationMax をご参照ください。
  • テレインの強調を適用する前に、[ベースマップとテレイン] パネルでテレイン サービスがオンに設定されていることを確認してください。

地下

[3D 効果] 環境効果 で、[地下] ボタン をクリックしてパネルを開きます。このパネルでは、地下データ ナビゲーションを有効にして、地表の透過表示を設定することができます。

  • [地下のナビゲーション] - 地下のデータをナビゲーションするモードをオンにします。 地上のデータだけを参照する場合は、このモードをオフにします。
  • [地表の透過表示] - スライダー バーをドラッグして、地表の透過表示を調整します。
注意:

  • 地下モードを有効にすると、ベースマップ上にギャップが生じることがあります。
  • [写実的] 大気効果がオンの場合に、地表の透過表示を変更すると、レンダリングの問題が発生する可能性があります。
  • 既知の制限事項として、地下のデータのナビゲーション中にカメラ制御が影響を受けることがあります。
  • また、特定の状況下でポイント データが地表にアタッチされるという別の制限事項もあります。

日光

[3D 効果] 環境効果 で、[日光] パネル を開き、日光効果をオンにして、1 日や 1 年のうちのさまざまな時間に日光と影がシーンに及ぼす影響を変更します。 時間、日付、アニメーション方法、影の表示などの日光と影の影響を構成できます。

  1. トグル ボタンを使用して、シーンの日光効果をオンにします。
  2. 現在のタイム ゾーンをクリックしてドロップダウン リストから選択し、タイム ゾーンを変更します。
  3. タイム スライダーを左右にドラッグして、シーン内の時間を調整します。
  4. [カレンダー] ドロップダウン メニューをクリックして、1 年のうちのさまざまな時間における太陽の位置を変更します。
  5. [1 年の日差しと影のアニメーション表示] オプションをオンにすると、1 年の月を切り替えて日光をアニメーション表示できます。 [1 日の日差しと影のアニメーション表示] オプションをオンにすると、1 日の時間を切り替えて日光をアニメーション表示できます。
  6. [影の表示] をオンにして、シーン内に影を描画します。 影の効果を変更するには、日時、タイム ゾーン、カレンダー オプションを調整します。
  7. [アニメーションの開始] をクリックして、日光のアニメーションを再生します。

    シーンと自動的に同期された時計が右上隅に表示されます。 その時計にポインターを合わせて、アニメーションを一時停止したり、設定パネルに戻ったりすることができます。

注意:

  • シーンをブックマークに追加すると、日光のアニメーションなど、そのシーンの現在のステータスもキャプチャされます。
  • 日光のアニメーションの再生中にブックマークの再生を開始すると、日光のアニメーションが停止し、ブックマーク内の日光の設定が適用されます。
  • ブックマークの再生中に日光のアニメーションを開始すると、ブックマークの再生が自動的に停止し、設定に応じて日光のアニメーションの再生が開始します。
  • デフォルトのタイム ゾーンとして、OS のローカル タイム ゾーンが使用されます。
  • 既知の制限事項として、テレインの影は ArcGIS Earth でサポートされていません。

グリッド

[3D 効果] 環境効果 で、[グリッド] パネル グリッド を開き、グリッド切り替えボタンをオンにし、シーン内でグリッドを表示およびカスタマイズして、ユーザーが空間参照系を視覚化したりマップ フレームを分割したりできるようにします。 グリッドは、座標を表示する、またはシーンをゾーンに分割するために使用されます。 グリッド タイプ、グリッドの色、グリッドの太さ、ラベルの色、ラベル サイズ、ラベル位置、ハローの各パラメーターを構成できます。

  1. 切り替えボタンを使用してグリッド表示をオンにします。
  2. サポートされているタイプを選択するには、グリッド タイプ ドロップダウン メニューをクリックします。
  3. デフォルトの色を選択する、またはグリッド ラインの色をカスタマイズするには、色の範囲をクリックします。
  4. グリッド ラインの太さを編集するには、数字を入力するか、矢印をクリックします。
  5. ラベル切り替えボタンを使用してグリッド ラベル表示をオンにします。

    切り替えボタンがオフのときは、次のラベル パラメーターがすべて折りたたまれます。

  6. デフォルトの色を選択する、またはラベルのフォントの色をカスタマイズするには、色の範囲をクリックします。
  7. グリッド ラベルのフォント サイズを編集するには、数字を入力するか、矢印をクリックします。
  8. サポートされているオプションを選択するには、ラベル位置ドロップダウン メニューをクリックします。

    [緯度と経度] タイプにのみ適用されます。

  9. サポートされているオプションを選択するには、ラベルの単位ドロップダウン メニューをクリックします。

    オプションは、グリッド タイプに応じて変わります。

  10. デフォルトの色を選択する、またはラベルのハローの色をカスタマイズするには、[ハロー] の色の範囲をクリックします。
  11. グリッド ラベルのハローのフォント サイズを編集するには、値を入力するか、矢印をクリックします。
注意:

  • シーンをブックマークに追加すると、日光のアニメーションなど、そのシーンの現在のステータスもキャプチャされます。
  • 日光のアニメーションの再生中にブックマークの再生を開始すると、日光のアニメーションが停止し、ブックマーク内の日光の設定が適用されます。
  • ブックマークの再生中に日光のアニメーションを開始すると、ブックマークの再生が自動的に停止し、設定に応じて日光のアニメーションの再生が開始します。
  • デフォルトのタイム ゾーンとして、OS のローカル タイム ゾーンが使用されます。
  • 既知の制限事項として、テレインの影は ArcGIS Earth でサポートされていません。