レイヤーの追加

ArcGIS Earth の [コンテンツ] ウィンドウ、ベースマップ、またはテレインにレイヤーを追加し、レイヤー ID とその読み込みステータス情報を返します。

リクエスト URL

<baseUrl>/arcgisearth/layer(POST only)

リクエスト パラメーター

パラメーター説明

URI (URIs)

(必須)

レイヤーの URL またはパスを指定します。

タイプ: string

target

(オプション)

レイヤーの追加先を指定します。 指定されなかった場合のデフォルト値は operationalLayers です。

値:

  • operationalLayers - コンテンツ ウィンドウに追加されるレイヤー
  • baseMaps - ベースマップに追加されるレイヤー
  • elevationLayers - テレインに追加されるレイヤー

タイプ: string

type

(オプション)

ArcGIS Earth でサポートされているデータ タイプを指定します。

値:

  • ArcGISFeatureService - ArcGIS フィーチャ サービス
  • ArcGISMapService - ArcGIS マップ サービス
  • ArcGISImageService - ArcGIS イメージ サービス
  • Shapefile - ローカルのシェープファイル
  • WMS - OGC Web マップ サービス
  • KML - KML および KMZ
  • SceneLayerPackage - ArcGIS シーン レイヤー パッケージ
  • SceneService - ArcGIS シーン サービス
  • RasterDataLayer - ローカルの標高のラスター形式
  • TilePackage - ArcGIS タイル パッケージ
  • ArcGISMobileScenePackage - ArcGIS モバイル シーン パッケージ
  • ArcGISWebScene - ArcGIS Web シーン
  • ArcGISWebMap - ArcGIS Web マップ
  • PortalItem - ArcGIS ポータル アイテム (ArcGIS Web シーン、ArcGIS Web マップ、および ArcGIS REST サービス)
  • GeoJSON - GeoJSON
  • GPX - GPX

タイプ: string

注意:

  • レイヤーをトークンとともに追加する場合は、URI?token=<your-token> を指定する必要があります。
  • WMS レイヤーを追加する場合は、そのタイプの WMS 値を指定する必要があります。
  • ElevationLayers として複数の標高ファイルを追加する必要がある場合は URIs を使用します。

target でサポートされているタイプは次のとおりです。

OperationalLayersBasemapLayersElevationLayers
ArcGISFeatureService
ArcGISMapService
ArcGISImageService
Shapefile
WMS
KML
SceneLayerPackage
SceneService
RasterDataLayer
TilePackage
PortalItem
GeoJSON
GPX
注意:
  • ArcGIS Earth では、LERC タイルフォーマットの標高イメージサービスおよびタイル パッケージのみを追加できます。
  • ArcGIS モバイル シーン パッケージ、ArcGIS Web シーン、または ArcGIS Web マップを追加する場合、追加先を指定する必要はありません。
  • ポータル アイテムが ArcGIS Web シーンまたは ArcGIS Web マップの場合、追加先を指定する必要はありません。

使用例

ArcGIS ポータル アイテム (Web シーン) を追加する場合の入力例を次に示します。

{
    "URI": "https://www.arcgis.com/home/item.html?id=19dcff93eeb64f208d09d328656dd492",
    "target": "operationalLayers",
    "type": "PortalItem"
}

OGC Web マップ サービスを追加する場合の入力例では、次のタイプ値を指定する必要があります。

{
    "URI": "http://ogc.bgs.ac.uk/cgi-bin/BGS_Bedrock_and_Superficial_Geology/wms?SERVICE=WMS&REQUEST=GetCapabilities",
    "target": "baseMaps",
    "type": "WMS"
}

複数の標高ファイルを elevationLayers として追加する場合の入力例では、次の URIs を使用する必要があります。

{
    "URIs": [
        "C:\\test1.dt1",
        "C:\\test2.dt1"
    ],
    "target": "elevationLayers",
    "type": "RasterDataLayer"
}

JSON 応答例

ArcGIS ポータル アイテム (Web シーン) を追加する場合の JSON 応答例を次に示します。

{
    "displayName": "Visualize New Developments",
    "isVisible": true,
    "classType": "ArcGISScene",
    "id": "311b7317-94f8-4f80-89f2-0e3ca5e77d28",
    "sourceURI": "https://www.arcgis.com/sharing/rest/content/items/19dcff93eeb64f208d09d328656dd492",
    "loadStatus": "Loaded"
}

OGC Web マップ サービスを追加する場合の JSON 応答例を次に示します。

{
    "id": "cb689cd9-0957-4fde-9b63-634d4287864e",
    "opacity": 1.0,
    "displayName": "BGS Bedrock and Superficial geology",
    "isVisible": true,
    "classType": "WMS_Layer",
    "sourceURI": "http://ogc.bgs.ac.uk/cgi-bin/BGS_Bedrock_and_Superficial_Geology/wms?SERVICE=WMS&REQUEST=GetCapabilities",
    "brightness": 0.0,
    "contrast": 0.0,
    "gamma": 0.0,
    "loadStatus": "Loaded"
}

ArcGIS マップ サービスを追加する場合の JSON 応答例を次に示します。

{
    "classType": "Raster_Elevation_Source",
    "displayName": "test1.dt1,test2.dt1",
    "isEnabled": true,
    "thumbnailUri": "",
    "id": "0841c791-d01d-4d69-a0bf-ed49801b5449",
    "fileNames": [
        "C\\test1.dt1",
        "C\\test2.dt1"
    ],
    "loadStatus": "Loaded"
}