データを時系列で視覚化する場合、タイム スタンプが格納されているフィールドを選択する必要があります。 それらのタイム スタンプは、日付タイプ、文字列タイプ、または数値タイプの専用フィールドに格納できます。 最適なパフォーマンスを得るために、タイム スタンプを、サポートされている日付フィールド タイプ (Date、DateOnly、TimestampOffset) のいずれかに格納することをお勧めします。
注意:
TimeOnly フィールドに格納された日付を使用して時間を視覚化することはできません。
[時間フィールドの変換 (Convert Temporal Field)] ツールを使用して、タイム スタンプが格納されている文字列フィールドまたは数値フィールドを日付フィールドに変換できます。 このツールにより、各種形式で格納されているタイム スタンプを変換して、サポートされている日付フィールド タイプのいずれかに格納することができます。
文字列フィールドまたは数値フィールドに格納されている時間値を日付フィールドに変換する方法の詳細
文字列タイプまたは数値タイプのフィールドに格納されているタイム スタンプを使用するには、サポートされている日付形式を調べて (以下のリストを参照)、そのいずれかの形式に基づいたデータでタイム スタンプを格納する必要があります。 並べ替えとフィルタリングがサポートされるためには、サポートされているすべての形式で、日付単位と時間単位が最も大きいものから順にリストされている必要があります。 たとえば、02/27/1999 や 27/02/1999 ではなく 1999/02/27 にします。文字列値がサポートされている形式でない場合、それらの値を使用してレイヤーを時間対応にするには、値を、サポートされているフィールド タイプのいずれかの新しいフィールドに変換する必要があります。
サポートされている文字列フィールドの形式を次に示します。
- YYYY
- YYYYMM
- YYYY/MM
- YYYY-MM
- YYYYMMDD
- YYYY/MM/DD
- YYYY-MM-DD
- YYYYMMDDhhmmss
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss
- YYYY-MM-DD hh:mm:ss
- YYYYMMDDhhmmss.s
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss.s
- YYYY-MM-DD hh:mm:ss.s
- YYYY-MM-DDThh:mm:ss.s
- yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.sZ
サポートされている数値フィールドの形式を次に示します。
- YYYY
- YYYYMM
- YYYYMMDD
- YYYYMMDDhhmmss
それぞれの意味は次のとおりです。
- YYYY = 4 桁の年
- MM = 2 桁の月 (01 = 1 月)
- DD = 2 桁の日付 (01 ~ 31)
- T = 前の日付値と後ろの時刻値を連結する区切り文字 (通常は ISO 形式で使用されます)
- hh = 2 桁の時 (00 ~ 23) (A.M./P.M. は使用できません)
- mm = 2 桁の分 (00 ~ 59)
- ss = 2 桁の秒 (00 ~ 59)
- s = 1 桁のミリ秒 (0 ~ 9)
- z = 時刻値が UTC (世界協定時) であることを示す接尾辞 (通常は ISO 形式で使用されます)
ヒント:
1 秒未満の精度を持つ時系列データの場合、タイム スタンプを YYYYMMDDhhmmss.s、YYYY/MM/DD hh:mm:ss.s、YYYY/MM/DD hh:mm:ss.s、YYYY-MM-DDThh:mm:ss.s のいずれかの形式で格納できます。 この形式を使用すると、1/1000 秒 (1 ミリ秒)、1/100 秒、または 1/10 秒を表す時間値を格納できます。 たとえば、データをミリ秒ごとに視覚化する場合は、時間値を「200911231030.560」として格納できます。 その場合、データをタイム スライダーで表示すると、(時刻 200911231030 の) 560 ミリ秒後に描画されます。