現在のシンボルのプレビュー

シンボル プロパティを操作するときは、加えた変更の効果を確認することが重要です。 シンボルのプレビューでは、さまざまな状況でシンボルがどのように描画されるかを調べることができます。 オフセットや角度をはじめとして、表示されるすべてのシンボル プロパティが表現されます。 シンボルのプレビューをズームしたり、画面移動したりする方法は、マップおよびシーンをナビゲートするときと同じです。 3D レイヤー内では、シンボルを回転させて、さまざまな透視点からそのシンボルを表示できます。 シンボルのプレビューは、[シンボル] ウィンドウの [シンボルの書式設定] モードの下部にあり、スタイルでシンボルを操作しているときは [カタログ] ビューの詳細パネル 詳細パネルの表示/非表示 にあります。

複数のシンボルが選択されている場合 (レイヤー内のすべてのシンボルを変更する場合など) は、プレビュー ウィンドウの両側の矢印をクリックして、一連のシンボルを次々に表示できます。 プレビューの上のメッセージは、操作中のシンボルの数を示します。

エレメントがハイライト表示され、選択した追加のシンボルを示しているシンボル プレビュー ウィンドウ
シンボル プレビューの周囲の文字と矢印は、現在の選択セットに追加のシンボルが存在することを示しています。

ヒント:

プレビュー ウィンドウを折りたたむとシンボルが小さな画像になり、ウィンドウ内のスペースを広げることができます。 上部にある 3 つの点で水平バーをドラッグしてプレビューを開き、アクティブにします。

2D でのシンボルのプレビュー

2D でシンボルを操作するときに、プレビュー内のシンボルを拡大/縮小して、シンボルのフィーチャ ジオメトリに対する配置や、端点および鋭角でのストロークやマーカーの振舞いを検証できます。

  1. [シンボルの書式設定] ウィンドウで、[プロパティ] タブをクリックします。
  2. ウィンドウの下部にあるプレビューで、シンボルを対話的に操作します。
    • マップのナビゲートで使用するのと同じジェスチャを使用して画面移動やズームを行い、シンボルの内容を調べます。
    • 拡大倍率ドロップダウン メニューを使用してプレビューの縮尺を変更します。 プレビューの縮尺を変更しても、実際のシンボルのサイズに影響はありません。 プレビューの範囲内にシンボルが表示されなくなった場合は、[100%] を選択して表示をリセットします。
    • ラインまたはポリゴンのシンボルを操作する場合、異なるサンプル ジオメトリにシンボルを適用できます。 現在のシンボルをサンプル ラインまたはポリゴンに適用するには、[パッチの選択] メニューを開きます。
    • [ジオメトリの表示] ジオメトリの表示 ボタンをクリックすると、サンプル ジオメトリが灰色で描画されます。 ポイント シンボルを操作する際、x はシンボルに対するジオメトリの位置を示します。 ほとんどの場合、[オフセット距離] 値が定義されていない限り、マーカー シンボル レイヤーの固定ポイントはこのポイントと一致します。 このポイントを使用して、固定ポイントとオフセットが期待どおりに適用されていることを検証します。 ラインまたはポリゴンのシンボルを操作する場合、このジオメトリは灰色の細い破線で表されます。 このジオメトリを使用して、端点と鋭角で期待どおりに破線とマーカーが描画されていることを検証し、シンボル オフセットも整合チェックします。 2D では、スパイラルのサンプル ジオメトリは上からしか見ることができず、単純な円として表示されます。
    • 複数のシンボルが選択されている場合は、プレビュー ウィンドウの両側の矢印をクリックして、一連のシンボルを次々に表示できます。

3D でのシンボルのプレビュー

3D でシンボルを操作する場合、シンボルが 3 次元空間でどのように配置されているかを理解することが重要です。 シンボル内のマーカーを配置回転、またはサイズ変更するときは、シンボルのプレビューを使用して変更内容を検証します。 軸を使用してシンボルの向きを設定します。 軸の交点は、シンボルに対するジオメトリの位置を表します。 ほとんどの場合、[オフセット距離] 値が定義されていない限り、マーカー シンボル レイヤーの固定ポイントはこの交点と一致します。

シンボル プレビュー軸の 3D 表示
3D シンボル プレビューでは、赤 (X)、緑 (Y)、青 (Z) の 3 軸が常に同じ色で表示されます。

  1. [シンボルの書式設定] ウィンドウで、[プロパティ] タブをクリックします。
  2. ウィンドウの下部にあるプレビューで、シンボルを対話的に操作します。
    • シーンのナビゲートで使用するのと同じジェスチャを使用して画面移動やズームを行い、シンボルの内容を調べます。
    • 拡大倍率ドロップダウン メニューを使用してプレビューの縮尺を変更します。 プレビューの縮尺を変更しても、実際のシンボルのサイズに影響はありません。 プレビューの範囲内にシンボルが表示されなくなった場合は、[100%] を選択して表示をリセットします。
    • [軸の表示] ボタン 軸の表示 をクリックして、シンボルに対して方向軸を描画してフィーチャ ジオメトリを基準としたシンボルの配置を示すかどうかを指定できます。
    • 複数のシンボルが選択されている場合は、プレビュー ウィンドウの両側の矢印をクリックして、一連のシンボルを次々に表示できます。

シンボルのサムネイルのキャプチャ

3D でシンボルを操作するときに、シンボルの特定のビューのスナップショットをキャプチャして、サムネイルとして保存できます。 このサムネイルは、[コンテンツ] ウィンドウおよびレイアウト凡例のシンボルを表しています。 特定の角度からシンボルを表示したり、関連する部分を表示したりすることができます。 たとえば、シンボル全体ではなく、高い街灯シンボルの上部だけを表示することができます。

  1. [シンボルの書式設定] ウィンドウで、[プロパティ] タブをクリックします。
  2. シンボルのプレビューで、目的のシンボルのビューがウィンドウに表示されるまで画面移動、ズーム、回転を行います。
  3. [シンボルのサムネイルの更新] ボタン シンボルのサムネイルの更新 をクリックして、サムネイルをキャプチャします。
  4. [適用] をクリックして、シンボルと一緒にサムネイルを保存します。