説明
水平カット アングルに対して指定した値は、所定の範囲に収まっていません。水平方向ファクターは、発生した水平方向の摩擦を考慮することにより、セルへの総移動コストに影響します。各セルの水平方向のコスト決定は、2 つのステップからなるプロセスです。最初に、優勢な水平方向を水平方向ファクターのラスターによって定義します。値の範囲は 0 ～ 360 です。優勢な水平方向を定義し終えたら、水平相対移動角度 (HRMA) を計算します。HRMA は、隣接セルへの移動方向と、処理セルの水平方向ファクターのラスターによって定義される優勢な移動方向との角度の差分です。HRMA の範囲は -180 ～ 180 です。水平の補正角度は、水平方向ファクター グラフ内の水平方向ファクター軸に対して対称であると想定されます。したがって、HRMA は 0 ～ 180 度 (最小/最大値を含む) の範囲になります。水平カット アングルには、閾値 HRMA を指定します。この閾値では、水平カット アングルに等しいかまたはそれより大きい値が HF の無限大に割り当てられます。水平カット アングルはバリアであると見なされます。水平方向ファクター グラフは対称と見なされるので、水平カット アングルは 0 ～ 180 (最小/最大値を含む) の範囲にある必要があります。
解決策
指定した水平カット アングルが 0 ～ 180 の範囲にあることを確認してください。