002731: ディメンション フィーチャクラスが適切にアップグレードされます。 データをバックアップ して、使用上の制限を理解してからアップグレードください。

説明

[データセットのアップグレード (Upgrade Dataset)] ツールは、既存のディメンション データセットをアップグレードします。 アップグレードの前に、データのコピーは作成されません。

アップグレード後は、ディメンション データセットは以前のバージョンで使用できなくなります。 次の表は、ディメンションのサポート状況を示したものです。

ArcGIS バージョンArcGIS Desktop ディメンションArcGIS AllSource ディメンション 2.xArcGIS AllSource ディメンション 3.x
ArcGIS Desktop

10.x

完全な読み取り、変更、および書き込みアクセス。

サポートなし。 同じフィーチャ データセット内のフィーチャクラスは読み取り専用になります。

サポートなし。 同じフィーチャ データセット内のフィーチャクラスは読み取り専用になります。

ArcGIS AllSource

1.x

読み取り専用アクセス。

サポートなし。 同じフィーチャ データセット内のフィーチャクラスは読み取り専用になります。

サポートなし。 同じフィーチャ データセット内のフィーチャクラスは読み取り専用になります。

ArcGIS AllSource

2.x

読み取り専用アクセス。

完全な読み取り、変更、および書き込みアクセス。

サポートなし。 同じフィーチャ データセット内のフィーチャクラスは読み取り専用になります。

ArcGIS AllSource 3.x

読み取り専用アクセス。

完全な読み取りアクセス。 部分的な変更、書き込みアクセス。 使用されているシンボルとディメンション プロパティによってはダウングレードされることがあります。

完全な読み取り、変更、および書き込みアクセス。

ArcGIS Enterprise でディメンションを使用する場合は、リリース ノートの「コンパニオン ArcGIS AllSource および ArcGIS Enterprise バージョンのセクション」をご参照ください。 GIS サービスで使用するには、ArcGIS Enterprise のバージョンが ArcGIS AllSource のバージョンと一致しているか、それ以上である必要があります。 たとえば、ArcGIS AllSource 3.x ディメンションには、ArcGIS Enterprise 11.0 以上が必要です。

解決策

アップグレードする前に、データをバックアップしていることを確認してください。

以前のバージョンで引き続きディメンション フィーチャクラスを使用する必要がある場合は、コピーを作成し、一方のバージョンのみをアップグレードしてください。