Web レイヤーを共有していて、サーバーのリリース バージョンがデータセットの公開をサポートしていません。 データセット バージョンをサポートするには、サーバーが最小バージョン以降である必要があります。
以前のクライアント ソフトウェアのリリースは、新しい機能が含まれたデータセットを開くことはできません。 たとえば、ArcGIS AllSource 3.x で作成または更新されたアノテーション データセットは、ArcGIS Enterprise 10.9.1 以前で共有できません。 もう 1 つの例として、Utility Network バージョン 6 は、ArcGIS Enterprise 10.9.1 以前で共有できません。
このエラーは、big integer、date only、time only、timestamp offset のいずれかのフィールドを含むデータを ArcGIS Enterprise 11.1 以前に公開している場合にも発生することがあります。
ArcGIS Online に共有している場合、このエラーが表示されることがあります。ArcGIS Online バックエンド サーバーに、データセットをサポートしていない可能性のある内部バージョンがあります。
<値> パラメーターはサーバー バージョンを表します。
解決策
次のいずれかを実行します。
- データセットをアップグレードする前にそのバックアップを作成してある場合は、そのバックアップ データセットを代わりにマップに追加して共有します。
- Web レイヤーをサポートされている ArcGIS Enterprise バージョンで共有します。
- date only、time only、big integer、timestamp offset のいずれかのフィールドを含むクエリ レイヤーまたはテキスト ファイルを公開している場合、[オプション] ダイアログ ボックスの [マップおよびシーン] タブで 「クエリ レイヤーおよびテキスト ファイルの追加時に ArcGIS Pro 3.1 以前のリリースと互換性のあるフィールド タイプを使用する」オプションを有効にします。 レイヤーまたはファイルをマップに再度追加します。フィールド タイプは前の ArcGIS AllSource リリースと同じになります。
- Python で Web レイヤーを共有するときにこのエラーが発生する場合は、env クラスの useCompatibleFieldTypes プロパティを設定してから、データをマップに追加します。 コード例として、「FeatureSharingDraft」をご参照ください。
- Web タイル レイヤーを ArcGIS Online に共有している場合は、ローカルにキャッシュするようにそのレイヤーを構成します。
[構成] タブの [オプション] で、[ローカルにキャッシュ] をクリックします。
追加情報
ジオデータベースおよびクライアント ソフトウェアは連携するように設計されています。 可能であれば、これらのバージョンを一致させることをお勧めします。 ジオデータベースの詳細については、「クライアントとジオデータベースの互換性」をご参照ください。
特定のデータセット要件については、各データセット タイプの次のヘルプ トピックをご参照ください。
詳細については、「ArcGIS AllSource 2.x から 3.x への移行」、[データセットのアップグレード (Upgrade Dataset)]、および「GIS リソースの分析」をご参照ください。