空間結合では、空間リレーションシップに基づいて結合レイヤーの行とターゲット レイヤーの行を一致させ、出力フィーチャクラスへ書き出します。処理中に一致が検出されると、ターゲット レイヤーの形状と属性、および結合レイヤーの一致する属性を含む出力フィーチャクラスに行が追加されます。空間リレーションシップは、入力レイヤーのジオメトリ タイプと、選択されたマッチ オプションによって決定されます。以下に、空間リレーションシップについてまとめます。
ターゲット フィーチャ | 結合フィーチャ | 交差 | 含む | 範囲内 | 再近接 |
---|---|---|---|---|---|
ポイント | ポイント | 結合するポイントは、同じ位置のターゲット ポイントと一致します。 | [交差] に同じ | [交差] に同じ | 結合するポイントは、検索範囲内の最も近いターゲット ポイントと一致します。 |
ポイント | ライン | 結合するラインは、それが交差するターゲット ポイントと一致します。 | 該当なし | 結合するラインは、そのライン内に含まれるターゲット ポイントと一致します。 | 結合するラインは、検索範囲内の最も近いターゲット ポイントと一致します。 |
ポイント | ポリゴン | 結合するポリゴンは、ポリゴンの境界線の内部またはその上にあるターゲット ポイントと一致します。 | 該当なし | 結合するポリゴンは、ポリゴンの境界線の内部にあるターゲット ポイントと一致します。 | 結合するポリゴンは、検索範囲内の最も近いターゲット ポイントと一致します。 |
ライン | ポイント | 結合するポイントは、それが交差するターゲット ラインと一致します。 | 結合するポイントは、それが含むターゲット ラインと一致します。 | 該当なし | 結合するポイントは、検索範囲内の最も近いターゲット ラインと一致します。 |
ライン | ライン | 結合するラインは、それが交差するターゲット ラインと一致します。これには、横切るラインや重なるラインも含まれます。 | 結合するラインは、それを完全に含むターゲット ラインと一致します。このとき、結合するラインはターゲット ラインと重なります。 | 結合するラインは、その内部に完全に含まれるターゲット ラインと一致します。このとき、結合するラインはターゲット ラインと重なります。 | 結合するラインは、検索範囲内の最も近いターゲット ラインと一致します。 |
ライン | ポリゴン | 結合するポリゴンは、それが交差するターゲット ラインと一致します。 | 該当なし | 結合するポリゴンは、結合するポリゴンの境界線の内部にあるターゲット ラインと一致します。 | 結合するポリゴンは、検索範囲内の最も近いターゲット ラインと一致します。 |
ポリゴン | ポイント | 結合するポイントは、それが交差するか、内部に含まれる、ターゲット ポリゴンと一致します。 | 結合するポイントは、それが含むターゲット ポリゴンと一致します。 | 該当なし | 結合するポイントは、検索範囲内の最も近いターゲット ポリゴンと一致します。 |
ポリゴン | ライン | 結合するラインは、それが交差するか、内部に含まれる、ターゲット ポリゴンと一致します。 | 結合するラインは、それが含むターゲット ポリゴンと一致します。 | 該当なし | 結合するラインは、検索範囲内の最も近いターゲット ポリゴンと一致します。 |
ポリゴン | ポリゴン | 結合するポリゴンは、それが交差するか、内部に含まれる、ターゲット ポリゴンと一致します。 | 結合するポリゴンは、それが含むターゲット ポリゴンと一致します。 | 結合するポリゴンは、結合するポリゴンの境界線の内部にあるターゲット ポリゴンと一致します。 | 結合するポリゴンは、検索範囲内の最も近いターゲット ポリゴンと一致します。 |