モザイク データセットを移動する最も簡単な方法は、目的の場所にコピーを作成することです。 モザイク データセットが正しくコピーされ、正しく動作することを確認したら、元のデータを削除できます。
モザイク データセットのコピーを作成するには、複数の方法があります。
- [カタログ] ウィンドウのコピー機能を使用する。
- [コピー (Copy)] ツールを使用する。
- ジオデータベース間でモザイク データセットをドラッグする。
注意:
この方法では、データセットは移動されません。
エンタープライズ ジオデータベースに格納されているモザイク データセットをコピーする際に、オーバービューがデフォルトの場所 (エンタープライズ ジオデータベース内) に格納されていた場合、オーバービューはモザイク データセットと一緒に移動されます。
注意:
[ラスターのコピー (Copy Raster)] ツールを使用して、モザイク データセットをコピーしないでください。 このツールを使用すると、モザイク内の個々のレイヤーがすべて 1 つのラスター レイヤー出力に結合されます。
モザイク データセットのパスの更新
モザイク データセットにはソース データ、オーバービュー、キャッシュへの参照が含まれているため、これらのパスはコピー操作によって変更されません。
モザイク データセットを移動またはコピーしたとき、またはソース画像の場所を移動したときに、ソース画像へのパスが変更された場合、それらのパスを更新する必要があります。 [モザイク データセット パスの修正 (Repair Mosaic Dataset Paths)] ツールを使用して、ソース画像へのパスを更新します。
オーバービューがデフォルトの場所 (ジオデータベース フォルダーの横) に作成され、同じデフォルトの場所に移動された場合、パスを更新する必要はありません。 オーバービューの場所が同じままで、モザイク データセットにアクセスできる場合、パスを更新する必要はありません。 モザイク データセットがオーバービューにアクセスできない、またはオーバービューが移動された場合、オーバービューへのパスを更新する必要があります。
モザイク データセットに LIDAR データが含まれている場合、キャッシュが生成された可能性があります。 キャッシュが想定された場所に存在しない場合や、古くなっている場合は再生成されます。 キャッシュを移動したものの引き続き使用する場合、モザイク データセットのパスを更新する必要があります。
詳細については、「モザイク データセットのパスの修正」をご参照ください。