ローカルおよびポータルで実行されるラスター関数は、プロジェクト履歴と一緒に保存されます。 ラスター関数の [履歴] ウィンドウで、プロジェクトで実行されたすべてのラスター関数をフィルター処理、並べ替え、検索できます。 これまでに実行した各関数の詳細情報を表示したり、使用したときと同じ設定で関数を再び開いたりできます。 また、関数のプロパティを表示して [名前を付けて保存] をクリックすることで、これまでに実行したラスター関数または関数チェーンを保存することもできます。
ラスター関数履歴へのアクセス
ラスター関数の履歴には複数の方法でアクセスできます。
- [解析] タブの [ラスター] グループで、[ラスター関数] ドロップダウン矢印 をクリックし、[履歴] をクリックします。
- [ラスター関数] ウィンドウの [オプション] メニュー 。
- アプリケーションの右上隅にある [通知ステータス] ボタン をクリックします。 [通知] ウィンドウが表示され、ウィンドウ内のラスター関数のそれぞれに [ラスター関数履歴の表示] オプションがあります。
- ポータルでラスター関数を実行している場合は、ラスター解析ジョブが実行開始または完了したときに表示されるポップアップ通知をクリックします。
ラスター関数履歴の使用
すべての関数履歴はプロジェクトに格納されます。 新しいプロジェクトを開く場合、以前のプロジェクトにある履歴は表示されません。 デフォルトでは、ラスター関数の [履歴] ウィンドウには、履歴アイテムが開始時間を基準に時系列で降順 (新しい順) に表示されます。
実行された関数のデフォルトの並び順は、[並べ替え] ボタン を使用して変更できます。 [並べ替え] ドロップダウン矢印を使用して、[ステータス]、[名前]、または [開始時間] を基準に、履歴アイテムを降順または昇順に並べ替えできます。
履歴アイテムは、[フィルター] ドロップダウン矢印を使用してフィルター処理できます。 履歴アイテムは、[タイプ] (ローカルまたはポータル) および [ステータス] (進行中、完了、失敗、キャンセル、タイム アウト) によってフィルター処理できます。 フィルターを適用すると、[フィルター] ボタンが水色でハイライト表示されます。
履歴アイテムの検索には名前のみ使用できます。 各履歴アイテムの横には、ステータスを示すアイコンが表示されます。 次の表は、ステータス アイコンを一覧したものです。
ステータス | 説明 |
---|---|
ラスター関数またはポータル ジョブが送信されたが、処理はまだ開始されていません。 | |
ローカルのラスター関数が完了しました。 | |
ローカルのラスター関数が失敗しました。 | |
ポータル ジョブの実行中。 | |
ポータル ジョブが完了しました。 | |
ポータル ジョブが警告付きで完了しました。 | |
ポータル ジョブが失敗しました。 |
履歴アイテムのショートカット メニューに表示されるオプションのリストは、ステータスによって異なります。 すべてのパラメーターを入力した状態で関数を再度開き、関数が正常に完了した場合は出力をマップに追加できます。 実行中に、詳細の表示とキャンセルを行うことができます。
個々のアイテムの詳細にアクセスするには、そのアイテムにポインターを合わせます。 アイテムからマウスを動かした後も詳細を表示したままにしたい場合は、[別ウィンドウに表示] ボタン を使用します。 [ラスター解析] ジョブの詳細は、サーバー上のレポート設定によって異なります。
[削除] ボタン を使用して履歴アイテムを削除できます。 複数のジョブを一度に削除するには、次の方法を使用します。
- Shift キーを押しながら複数のアイテムを選択して、[削除] ボタンをクリックします。
- フィルターを適用し、[削除] ボタンを選択します。 このオプションでは、個々のアイテムを選択する必要はありません。 フィルター適用後に表示されているすべてのアイテムが自動的に削除されます。