フィーチャ属性を ASCII にエクスポート (Export Feature Attribute to ASCII) (空間統計)

サマリー

フィーチャクラスの座標および属性値を、スペース、カンマ、タブ、またはセミコロン区切りの ASCII テキスト ファイルにエクスポートします。

[フィーチャ属性を ASCII にエクスポート ツール (Export Feature Attribute To ASCII)] の図
座標 (X および Y) およびユーザー指定のフィーチャ属性が ASCII テキスト ファイルに書き込まれます。

使用法

  • このツールを使用して、外部のソフトウェア パッケージでの解析用にデータをエクスポートできます。

  • XY 座標値は、有効桁数 8 桁の精度でテキスト ファイルに書き込まれます。浮動小数点属性値は、有効桁数 6 桁でテキスト ファイルに書き込まれます。

  • フィールド値として NULL 値が出現すると、それらの値は出力テキスト ファイルに NULL と書き込まれます。

  • 注意:

    シェープファイルを使用するときは、NULL 値を格納できないため、注意が必要です。シェープファイル以外の入力からシェープファイルを作成するツールまたはその他の方法では、NULL 値がゼロとして格納または解釈される場合があります。場合によっては、NULL 値はシェープファイルに非常に大きな負の値として格納されます。この場合、予期せぬ結果に至ることがあります。詳細については、「ジオプロセシングでのシェープファイル出力の注意事項」をご参照ください。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャクラス

フィーチャ座標および属性値のエクスポート元のフィーチャクラス。

Feature Layer
値フィールド

ASCII テキスト ファイルにエクスポートする値を含む入力フィーチャクラス内のフィールド (複数可)。

Field
区切り文字

フィーチャ座標および属性値の出力 ASCII ファイル内での区切り方を指定します。

  • スペースフィーチャ座標および属性値は、出力内でスペースで区切られます。これがデフォルトです。
  • カンマフィーチャ座標および属性値は、出力内でカンマで区切られます。
  • セミコロンフィーチャ座標および属性値は、出力内でセミコロンで区切られます。
  • Tab キーフィーチャ座標および属性値は、出力内でタブで区切られます。
String
出力 ASCII ファイル

フィーチャ座標および属性値の格納される ASCII テキスト ファイル。

File
フィールド名を出力に追加

出力テキスト ファイルの最初の行にフィールド名を含めるかどうかを指定します。

  • オン - フィールド名が出力テキスト ファイルに書き込まれます。
  • オフ - フィールド名を出力テキスト ファイルに書き込みません。これがデフォルトです。
Boolean

arcpy.stats.ExportXYv(Input_Feature_Class, Value_Field, Delimiter, Output_ASCII_File, Add_Field_Names_to_Output)
名前説明データ タイプ
Input_Feature_Class

フィーチャ座標および属性値のエクスポート元のフィーチャクラス。

Feature Layer
Value_Field
[Value_Field,...]

ASCII テキスト ファイルにエクスポートする値を含む入力フィーチャクラス内のフィールド (複数可)。

Field
Delimiter

フィーチャ座標および属性値の出力 ASCII ファイル内での区切り方を指定します。

  • SPACEフィーチャ座標および属性値は、出力内でスペースで区切られます。これがデフォルトです。
  • COMMAフィーチャ座標および属性値は、出力内でカンマで区切られます。
  • SEMI-COLONフィーチャ座標および属性値は、出力内でセミコロンで区切られます。
  • TABフィーチャ座標および属性値は、出力内でタブで区切られます。
String
Output_ASCII_File

フィーチャ座標および属性値の格納される ASCII テキスト ファイル。

File
Add_Field_Names_to_Output

出力テキスト ファイルの最初の行にフィールド名を含めるかどうかを指定します。

  • ADD_FIELD_NAMESフィールド名が出力テキスト ファイルに書き込まれます。
  • NO_FIELD_NAMESフィールド名を出力テキスト ファイルに書き込みません。これがデフォルトです。
Boolean

コードのサンプル

ExportFeatureAttributeToASCII (フィーチャ属性を ASCII にエクスポート) の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、ExportFeatureAttributeToASCII ツールの使用方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = r"c:\data"
arcpy.ExportXYv_stats("AidsByCaCnty.shp", "HEPRATE", "SPACE", "aidsbycacnty.txt", 
                      "ADD_FIELD_NAMES")
ExportFeatureAttributeToASCII (フィーチャ属性を ASCII にエクスポート) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のスタンドアロン Python スクリプトは、ExportFeatureAttributeToASCII ツールの使用方法を示しています。

# Export feature locations and attributes to an ASCII text file
 
# Import system modules
import arcpy
 
# Local variables...
workspace = "c:/data"
input_features = "AidsByCaCnty.shp"
export_ASCII = "aidsbycacnty.txt"
# Set the current workspace (to avoid having to specify the full path to the 
# feature classes each time)
arcpy.env.workspace = workspace
# Process: Export Feature Attribute to ASCII...
arcpy.ExportXYv_stats(input_features, "HEPRATE", "SPACE", export_ASCII, 
                      "NO_FIELD_NAMES")