フィーチャの文字付け (Letter Features) (ディフェンス)

サマリー

一連のフィーチャの新しいフィールドまたは既存のフィールドに連続する文字を追加します。

使用法

  • 既存のフィールドに連続する文字スキーマを追加すると、そのフィールドの値は上書きされます。

  • [文字付けする入力エリア] パラメーター値の範囲外のフィーチャは、[文字付けするフィールド (既存または新規)] パラメーターが自動的に NULL に設定されます。

  • [文字付けするフィールド (既存または新規)] パラメーターで、文字付けする新しいフィールドに名前を付けるときは、最初の文字は英字で残りの文字は英数字またはアンダースコアである必要があります。

  • ポイント以外のフィーチャに文字を付ける場合、[文字付けする入力エリア] パラメーター値に含まれるか交差するすべてのフィーチャに文字が付けられます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャ

文字付けする入力フィーチャ。

Feature Set
文字付けするフィールド (既存または新規)

文字付けする入力フィールド。 このフィールドは、新しいテキスト フィールドか既存のテキスト フィールドである必要があります。

Field
文字付けする入力エリア
(オプション)

文字付けするフィーチャを制限するエリア。このエリア内のフィーチャのみが文字付けされます。

Feature Set
空間的な並べ替え方法
(オプション)

文字付けのためにフィーチャを空間的に並べ替える方法を指定します。 テーブル内のフィーチャの順序は変更されません。

  • 右上フィーチャは右上隅から並べ替えられます。 これがデフォルトです。
  • 左上フィーチャは左上隅から並べ替えられます。
  • 右下フィーチャは右下隅から並べ替えられます。
  • 左下フィーチャは左下隅から並べ替えられます。
  • ペアノ曲線ペアノ曲線とも呼ばれる、空間を埋め尽くす曲線アルゴリズムを使用してフィーチャは並べ替えられます。
  • 中央フィーチャは中心点から並べ替えられます (中心が指定されていない場合は地理的中心が使用されます)。
  • 時計回りフィーチャは中心点から時計回りに並べ替えられます。
  • 反時計回りフィーチャは中心点から反時計回りに並べ替えられます。
  • なし空間的な並べ替えは使用されません。 フィーチャクラスと同じ順序が使用されます。
String
文字付け形式
(オプション)

各フィーチャに使用されるラベリング形式を指定します。

  • Excel (A、B、C、...)英字 (A、B、C など) が使用されます。 これがデフォルトです。
  • グリッド (AA、AB、AC、...)2 番目の英字グリッドが増分する一定の英字 (AA、AB、AC など) が使用されます。
  • 代替グリッド (AA、BB、CC、...)フィーチャごとに増分する 2 つの英字 (AA、BB、CC など) が使用されます。
String
開始文字
(オプション)

文字付けの開始に使用する値。

String
除外文字
(オプション)

文字付けの順序から除外する値。

String
中心点
(オプション)

フィーチャの並べ替えと文字付けに使用する中心点。

Feature Set
距離と方位を中心に追加
(オプション)

中心点までの距離と方位の出力にフィールドを追加するかどうかを指定します。

  • 距離と方位を追加しない距離フィールドと方位フィールドが出力に追加されます。 これがデフォルトです。
  • 距離と方位を追加DIST_TO_CENTER フィールドと ANGLE_TO_CENTER フィールドが出力に追加されます。
Boolean

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力フィーチャクラス

更新されたフィーチャクラス。

Feature Class

arcpy.defense.LetterFeatures(in_features, field_to_letter, {in_area}, {spatial_sort_method}, {lettering_format}, {starting_letter}, {omit_letters}, {center_point}, {add_distance_and_bearing})
名前説明データ タイプ
in_features

文字付けする入力フィーチャ。

Feature Set
field_to_letter

文字付けする入力フィールド。 このフィールドは、新しいテキスト フィールドか既存のテキスト フィールドである必要があります。

Field
in_area
(オプション)

文字付けするフィーチャを制限するエリア。このエリア内のフィーチャのみが文字付けされます。

Feature Set
spatial_sort_method
(オプション)

文字付けのためにフィーチャを空間的に並べ替える方法を指定します。 テーブル内のフィーチャの順序は変更されません。

  • URフィーチャは右上隅から並べ替えられます。 これがデフォルトです。
  • ULフィーチャは左上隅から並べ替えられます。
  • LRフィーチャは右下隅から並べ替えられます。
  • LLフィーチャは左下隅から並べ替えられます。
  • PEANOペアノ曲線とも呼ばれる、空間を埋め尽くす曲線アルゴリズムを使用してフィーチャは並べ替えられます。
  • CENTERフィーチャは中心点から並べ替えられます (中心が指定されていない場合は地理的中心が使用されます)。
  • CLOCKWISEフィーチャは中心点から時計回りに並べ替えられます。
  • COUNTERCLOCKWISEフィーチャは中心点から反時計回りに並べ替えられます。
  • NONE空間的な並べ替えは使用されません。 フィーチャクラスと同じ順序が使用されます。
String
lettering_format
(オプション)

各フィーチャに使用されるラベリング形式を指定します。

  • A_B_C英字 (A、B、C など) が使用されます。 これがデフォルトです。
  • AA_AB_AC2 番目の英字グリッドが増分する一定の英字 (AA、AB、AC など) が使用されます。
  • AA_BB_CCフィーチャごとに増分する 2 つの英字 (AA、BB、CC など) が使用されます。
String
starting_letter
(オプション)

文字付けの開始に使用する値。

String
omit_letters
[omit_letters,...]
(オプション)

文字付けの順序から除外する値。

String
center_point
(オプション)

フィーチャの並べ替えと文字付けに使用する中心点。

Feature Set
add_distance_and_bearing
(オプション)

中心点までの距離と方位の出力にフィールドを追加するかどうかを指定します。

  • DONT_ADD_DISTANCE距離フィールドと方位フィールドが出力に追加されます。 これがデフォルトです。
  • ADD_DISTANCEDIST_TO_CENTER フィールドと ANGLE_TO_CENTER フィールドが出力に追加されます。
Boolean

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_feature_class

更新されたフィーチャクラス。

Feature Class

コードのサンプル

LetterFeatures の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、LetterFeatures 関数の使用方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = r"C:/Data.gdb"
arcpy.defense.LetterFeatures("bldg_footprints", "bldg_letter")
LetterFeatures の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の例は、例のワークフロー スクリプトで LetterFeatures 関数を使用する方法を示しています。

# Select buildings with a footprint over 5000 square feet and assign a letter

# Import system modules
import arcpy

# Set environment settings
arcpy.env.workspace = r"C:/Data.gdb"

# Project data
out_coordinate_system = arcpy.SpatialReference(3395)
proj_bldg = "bldg_footprint_proj"
arcpy.management.Project("Buildings",
                         proj_bldg,
                         out_coordinate_system)

# Calculate area
arcpy.management.CalculateGeometryAttributes(proj_bldg,
                                             "area AREA",
                                             '',
                                             "SQUARE_FEET_US")

# Export to a new feature class
expression = "area >= 5000"
arcpy.conversion.FeatureClassToFeatureClass(proj_bldg,
                                            arcpy.env.workspace,
                                            "bldg_over_5000",
                                            expression)

# Letter the buildings
arcpy.defense.LetterFeatures("bldg_over_5000",
                             "bldg_letter",
                              None,
                              "CENTER",
                              "A_B_C",
                              "A",
                              "D",
                              "neighborhood_center",
                              "ADD_DISTANCE")