テーブルの切詰め (Truncate Table) (データ管理)

サマリー

データベース内の切詰めプロシージャを使用して、データベース テーブルまたはフィーチャクラスからすべての行を削除します。

使用法

    注意:

    選択内容がレイヤーまたはテーブル ビューに適用される場合、その内容は無視され、すべてのレコードが切詰められます。

  • サポートされているデータ タイプは、データベースに格納されたシンプル ポイント、ライン、ポリゴンです。 テレイン、トポロジ、ネットワーク データセットなどの複雑なデータ タイプは、入力としてサポートされていません。

  • 入力データベース テーブルまたはフィーチャクラスは、データの所有者として確立されたデータベース コネクションから取得する必要があります。

  • バージョン対応登録されたデータは、入力としてサポートされていません。 ツールを実行する前に、データのバージョン対応登録を解除しておく必要があります。

  • 入力テーブルの履歴管理が有効化されている場合、行はツールの実行後も履歴テーブルに残ります。 これらの行を削除するには、履歴管理を無効化して、ツールを実行し、履歴管理を再び有効化します。

  • 切詰めコマンドは、データベースのトランザクションを利用しないため、回復不能です。 このため、行単位の削除のパフォーマンスが向上しています。

  • 夜間のデータの再読み込みなど、すべての行がテーブルまたはフィーチャクラスから削除され、トランザクションをバックアップする必要のないワークフローの場合は、このツールを使用します。

  • このツールは、サービスを管理できるユーザーとして接続し、supportsTruncate サービス プロパティが true の場合に、フィーチャ サービス レイヤーを入力としてサポートします。

  • このツールでは、アタッチメントを含むフィーチャクラスはサポート対象外です。 アタッチメントを含むフィーチャクラスから行を削除するには、[行の削除 (Delete Rows)] ツールを使用します。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力テーブル

切詰められる入力データベース テーブルまたはフィーチャクラス。

Table View

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
切詰められたテーブル

切詰められたテーブル。

Table View

arcpy.management.TruncateTable(in_table)
名前説明データ タイプ
in_table

切詰められる入力データベース テーブルまたはフィーチャクラス。

Table View

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_table

切詰められたテーブル。

Table View

コードのサンプル

TruncateTable の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで TruncateTable 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.TruncateTable_management("neil/whistler.sde/function.junction.table")
TruncateTable の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、TruncateTable 関数の使用方法を示しています。

# Name: TruncateTable_Example2.py
# Description: Truncates all tables in a file geodatabase.

# Import system modules
import arcpy

# Set the workspace.
arcpy.env.workspace = "C:/work/vancouver.gdb"

# Get a list of all the tables.
tableList = arcpy.ListTables()

# Loop through the list and run truncate
for table in tableList:
    arcpy.TruncateTable_management(table)

関連トピック