シェープ操作

シェープ操作関数は、[マッピング] ワークブックの [式] 列の [ジオメトリ] 行で適用できます。 この関数は、ソースからターゲットにデータを読み込むときにジオメトリを変換する方法の定義に使用されます。 この変換には、ジオメトリ タイプ間の変換が含まれます。

以下のセクションでは、使用可能なシェープ操作関数について説明します。

ポリゴン → ポイント

ポリゴン → ポイント関数は、ポリゴンの重心を使用してポリゴンをポイントに変換します。 この関数は、ソースがポリゴンでターゲットがポイントの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

ポリゴン → ポイント関数

構文

polygon_to_point(shape)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

polygon_to_point(!Shape!)

ポリゴン → マルチポイント

ポリゴン → マルチポイント関数は、ソース ポリゴンの各頂点のポイントを使用してポリゴンをマルチポイントに変換します。 この関数は、ソースがポリゴンでターゲットがマルチポイントの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

ポリゴン → マルチポイント関数

構文

polygon_to_multipoint(shape)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

polygon_to_multipoint(!Shape!)

ポリゴン → 直径ポリライン

ポリゴン → 直径ポリライン関数は、境界に沿って最も離れたポリゴンの 2 つの頂点を結ぶ単一セグメントのポリラインにポリゴンを変換します。 この関数は、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されないため、[式] 列に手動で入力する必要があります。

ポリゴン → 直径ポリライン関数

構文

polygon_to_diameter_polyline(shape)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

polygon_to_diameter_polyline(!Shape!)

ポリゴン → ポリライン

ポリゴン → ポリライン関数は、ポリゴンの境界を使用してポリゴンをポリラインに変換します。 この関数は、ソースがポリゴンでターゲットがポリラインの場合、マッピング ワークブックで自動的に選択されます。

ポリゴン → ポリライン関数

構文

polygon_to_polyline(shape)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

polygon_to_polyline(!Shape!)

ポリライン → ポリゴン

ポリライン → ポリゴン関数は、指定されたバッファー距離を使用してポリラインをポリゴンに変換します。 この関数は、ソースがポリラインでターゲットがポリゴンの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

ポリライン → ポリゴン関数

構文

polyline_to_polygon(shape, distance)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

distance

バッファー処理する入力フィーチャの周囲の距離。

Double

polyline_to_polygon(!Shape!, 20)

ポリライン → ポイント

ポリライン → ポイント関数は、ラインの長さの比率を使用してポリラインをポイントに変換します。 この関数は、ソースがポリラインでターゲットがポイントの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

ポリライン → ポイント関数

構文

polyline_to_point(shape, {ratio})

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

ratio (オプション)

ポイントが配置されるラインに沿った距離。0 ~ 1 の比率で表されます。 デフォルト値は 0.5 です。

Double

polyline_to_point(!Shape!, 0.5)

ポリライン → マルチポイント

ポリライン → マルチポイント関数は、ポリラインをマルチポイントに変換し、ソース ポリラインの各頂点にポイントを作成します。 この関数は、ソースがポリラインでターゲットがマルチポイントの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

ポリライン → マルチポイント関数

構文

polyline_to_multipoint(shape)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

polyline_to_multipoint(!Shape!)

ポイント → ポリゴン

ポイント → ポリゴン関数は、指定されたバッファー距離を使用してポイントをポリゴンに変換します。 この関数は、ソースがポイントでターゲットがポリゴンの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

ポイント → ポリゴン関数

構文

point_to_polygon(shape, distance)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

distance

バッファー処理する入力フィーチャの周囲の距離。

Double

point_to_polygon(!Shape!, 50)

ポイント → ポリライン

ポイント → ポリライン関数は、指定された距離と角度を使用してポイントをポリラインに変換します。 この関数は、ソースがポイントでターゲットがポリラインの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

注意:
生成されるラインの始点の頂点は、ソース ポイントと同じ場所になります。

ポイント → ポリライン関数

構文

point_to_polyline(shape, angle, distance)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

angle

ポリラインが生成される角度。 角度は 0 ~ 360 の間でなければなりません。

Double

distance

バッファー処理する入力フィーチャの周囲の距離。

Double

point_to_polyline(!Shape!, 30, 100)

ポイント → マルチポイント

ポイント → マルチポイント関数は、ソース ポイントを中心とするランダムに生成されたポイントのコレクションを使用してポイントをマルチポイントに変換します。 この関数は、ソースがポイントでターゲットがマルチポイントの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

ポイント → マルチポイント関数

構文

point_to_multipoint(shape, num_points, radius)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

num_points

ランダムの生成されるポイントの数。

Short

radius

ランダムに生成されるポイントが分散される範囲の半径。

Double

point_to_multipoint(!Shape!, 30, 200)

マルチポイント → ポリゴン

マルチポイント → ポリゴン関数は、ソース マルチポイントの凸包を使用してマルチポイントをポリゴンに変換します。 この関数は、ソースがマルチポイントでターゲットがポリゴンの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

注意:
マルチポイント フィーチャが 1 つまたは 2 つのポイントだけの場合、ポリゴン バッファーはデフォルトのバッファー サイズで生成されます。 マルチポイント フィーチャが 2 つのポイントを超える場合、ポリゴンの生成に凸包方法が使用されます。

マルチポイント → ポリゴン関数

構文

multipoint_to_polygon(shape)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

multipoint_to_polygon(!Shape!)

マルチポイント → ポリライン

マルチポイント → ポリライン関数は、ソース マルチポイントの凸包を使用してマルチポイントをポリラインに変換します。 この関数は、ソースがマルチポイントでターゲットがポリラインの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

注意:
マルチポイント フィーチャが 1 つのポイントの場合、ポリラインはデフォルトの方向と長さで生成されます。 マルチポイント フィーチャが 2 つ以上のポイントの場合、ポリラインの生成に凸包手法が使用されます。

マルチポイント → ポリライン関数

構文

multipoint_to_polyline(shape)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

multipoint_to_polyline(!Shape!)

マルチポイント → ポイント

マルチポイント → ポイント関数は、ソース マルチポイントの重心を使用してマルチポイントをポイントに変換します。 この関数は、ソースがマルチポイントでターゲットがポイントの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

マルチポイント → ポイント関数

構文

multipoint_to_point(shape)

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

multipoint_to_point(!Shape!)

ポイントの作成

ポイントの作成関数は、テーブル内の X 座標と Y 座標からポイントを作成します。 Z、M、空間参照情報を含めることもできます。 この関数は、ソースがテーブルでターゲットがポイントの場合、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されます。

構文

create_point(x, y, {z}, {m}, {spatial_reference})

名前説明データ タイプ

x

X 値、または X 値を含むフィールド。

Double

y

Y 値、または Y 値を含むフィールド。

Double

z (オプション)

Z 値、または Z 値を含むフィールド。

Double

m (オプション)

M 値、または M 値を含むフィールド。

Double

spatial_reference (オプション)

空間参照を定義する水平座標系。 座標系は、投影ファイル、名前、またはファクトリ コードを使用して設定できます。

SpatialReference

create_point(!x!, !y!, !z!, !m!, 8745)

フィーチャの移動

フィーチャの移動関数は、任意のジオメトリ タイプの X、Y、Z 座標を値で移動します。 この関数は、[マッピング] ワークブックで自動的に選択されないため、[式] 列に手動で入力する必要があります。

構文

move(shape, {x}, {y}, {z})

名前説明データ タイプ

shape

シェープ ジオメトリを含むフィールド。

ジオメトリ

x (オプション)

X 値をシフトする量。

Double

y (オプション)

Y 値をシフトする量。

Double

z (オプション)

Z 値をシフトする量。

Double

move(!Shape!, 50, 50, 50)