フィーチャクラスのスプリット モデルを設定 (Set Feature Class Split Model) (データ管理)

サマリー

フィーチャクラスのスプリット操作の動作を定義します。

フィーチャクラスのスプリット モデルの設定の詳細

使用法

  • フィーチャの編集時にフィーチャが分割されている場合、スプリット操作がテーブルのスプリット フィーチャをどのように処理するかは、スプリット モデルによって定義されます。

  • すべてのフィーチャクラスにはデフォルトのスプリット モデルである更新/挿入が、作成時に定義されています。 スプリット モデルが変更されている場合は、[スプリット モデル] パラメーターで [更新/挿入] オプションを使用してツールを実行し、スプリット モデルをデフォルトに戻すことができます。

  • スプリット モデルのプロパティが [削除/挿入/挿入] に設定されている場合、最小クライアント バージョンは ArcGIS Pro 2.6 になります。 つまり、ArcGIS DesktopArcGIS AllSource の旧バージョンのデータは使用できません。

  • 入力フィーチャクラスがエンタープライズ ジオデータベースに格納されている場合、このツールはデータの所有者として実行する必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャクラス

スプリット モデルが設定されるフィーチャクラス。

Feature Layer
スプリット モデル
(オプション)

入力フィーチャクラスに適用するスプリット モデルを指定します。

  • 削除/挿入/挿入元のフィーチャは削除され、スプリット フィーチャの両方の部分が新規フィーチャとして挿入され、新しい行がテーブルに作成されます。
  • 更新/挿入元のフィーチャは更新され、最大のフィーチャとなります。小さい方のフィーチャは、テーブルに新しい行として挿入されます。 これがデフォルトです。
String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力フィーチャクラス

更新されたフィーチャクラスと、変更されたスプリット モデルのプロパティ。

Feature Layer

arcpy.management.SetFeatureClassSplitModel(in_feature_class, {split_model})
名前説明データ タイプ
in_feature_class

スプリット モデルが設定されるフィーチャクラス。

Feature Layer
split_model
(オプション)

入力フィーチャクラスに適用するスプリット モデルを指定します。

  • DELETE_INSERT_INSERT元のフィーチャは削除され、スプリット フィーチャの両方の部分が新規フィーチャとして挿入され、新しい行がテーブルに作成されます。
  • UPDATE_INSERT元のフィーチャは更新され、最大のフィーチャとなります。小さい方のフィーチャは、テーブルに新しい行として挿入されます。 これがデフォルトです。
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_feature_class

更新されたフィーチャクラスと、変更されたスプリット モデルのプロパティ。

Feature Layer

コードのサンプル

SetFeatureClassSplitModel (フィーチャクラスのスプリット モデルを設定) の例 (Python ウィンドウ)

フィーチャクラスで、スプリット モデルを DELETE_INSERT_INSERT に設定します。

import arcpy
arcpy.management.SetFeatureClassSplitModel("C:\\MyProject\\sdeConn.sde\\progdb.user1.Parcels", 
                                           "DELETE_INSERT_INSERT")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

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