モザイク データセット アイテムのマージ (Merge Mosaic Dataset Items) (データ管理)

サマリー

モザイク データセット内の複数のアイテムを 1 つのアイテムとしてグループ化します。

使用法

  • 選択やクエリを使用して、マージするモザイク データセット アイテムを選択する必要があります。ブロック フィールドも指定した場合、ツールは選択結果を使用して、同様のブロック フィールドすべてを別々の行にマージします。

  • 1 回のマージに使用できるアイテムの最大数は、1,000 がデフォルトです。最大数を超えた場合、ツールによって、選択またはクエリのためにマージされたアイテムが追加で挿入されます。たとえば、2,000 アイテムを選択すると、ツールはマージされたアイテムを 2 つ作成します。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
モザイク データセット

マージするアイテムが含まれているモザイク データセット。

Mosaic Layer
クエリ定義
(オプション)

モザイク データセット内のマージする特定のラスターを選択する SQL 式。

SQL Expression
ブロック フィールド
(オプション)

画像のグループ化に使用する属性テーブルのフィールド。[ブロック フィールド] として指定できるのは、日付、数字、文字列のフィールドのみです。

Field
マージされたアイテムに許可される最大行数
(オプション)

マージするアイテムの数を制限します。最大数を超えた場合、ツールによって、複数のマージされたアイテムが作成されます。デフォルトは 1,000 です。

Long

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新されたモザイク データセット

更新されたモザイク データセット。

モザイク レイヤー

arcpy.management.MergeMosaicDatasetItems(in_mosaic_dataset, {where_clause}, {block_field}, {max_rows_per_merged_items})
名前説明データ タイプ
in_mosaic_dataset

マージするアイテムが含まれているモザイク データセット。

Mosaic Layer
where_clause
(オプション)

モザイク データセット内のマージする特定のラスターを選択する SQL 式。

SQL Expression
block_field
(オプション)

画像のグループ化に使用する属性テーブルのフィールド。[ブロック フィールド] として指定できるのは、日付、数字、文字列のフィールドのみです。

Field
max_rows_per_merged_items
(オプション)

マージするアイテムの数を制限します。最大数を超えた場合、ツールによって、複数のマージされたアイテムが作成されます。デフォルトは 1,000 です。

Long

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_mosaic_dataset

更新されたモザイク データセット。

モザイク レイヤー

コードのサンプル

MergeMosaicDatasetItems (モザイク データセット アイテムのマージ) の例 1 (Python ウィンドウ)

以下は、MergeMosaicDatasetItems ツールを実行する Python サンプルです。

import arcpy
arcpy.MergeMosaicDatasetItems_management("c:/data/merge_md_items.gdb/md",
                                         "", "Year", "2000")
MergeMosaicDatasetItems (モザイク データセット アイテムのマージ) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

以下は、MergeMosaicDatasetItems ツールを実行する Python スクリプト サンプルです。

#Merge items with items that are newer than year 1999

import arcpy
    
arcpy.MergeMosaicDatasetItems_management(
    "c:/data/merge_md_items.gdb/md", "Year>1999", "", "1000")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。