レプリカ スキーマのインポート (データ管理)

サマリー

入力レプリカ ジオデータベースおよび XML スキーマ ファイルを使用してレプリカ スキーマの差分を適用します。

使用法

• 入力レプリカ スキーマ変更ファイルには、XML 形式のファイルを指定する必要があります。

• レプリカのスキーマを相対レプリカのスキーマと一致するように変更することは、データの同期とは別のプロセスです。 この目的に合わせて、次のツールを使用します。

  • [レプリカ スキーマの比較 (Compare Replica Schema)] ツールを使用して、スキーマの変更を含む .xml ファイルを生成します。
  • [レプリカ スキーマのインポート (Import Replica Schema)] ツールを使用して、変更をインポートします。
  • レプリカ スキーマの変更を適用するには、[レプリカ スキーマのエクスポート (Export Replica Schema)] ツールを実行して、変更が加えられたレプリカのスキーマを .xml ファイルにエクスポートします。 その後、その .xml ファイルを [レプリカ スキーマの比較 (Compare Replica Schema)] ツールの入力として使用します。

パラメーター

ダイアログ

ラベル	説明	データ タイプ
インポート先のレプリカ ジオデータベース	レプリカ スキーマをインポートするレプリカ ジオデータベース。 ジオデータベースは、ローカル ジオデータベースでもジオデータ サービスでもかまいません。	Workspace; GeoDataServer
レプリカ スキーマ変更ファイル	インポートするレプリカ スキーマの差分を含むファイル。	File

派生した出力

ラベル	説明	データ タイプ
出力レプリカ ワークスペース	更新されたレプリカ ジオデータベース。	Workspace

Python

arcpy.management.ImportReplicaSchema(in_geodatabase, in_source)

名前	説明	データ タイプ
in_geodatabase	レプリカ スキーマをインポートするレプリカ ジオデータベース。 ジオデータベースは、ローカル ジオデータベースでもジオデータ サービスでもかまいません。	Workspace; GeoDataServer
in_source	インポートするレプリカ スキーマの差分を含むファイル。	File

派生した出力

名前	説明	データ タイプ
out_geodatabase	更新されたレプリカ ジオデータベース。	Workspace

コードのサンプル

ImportReplicaSchema の例 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、ImportReplicaSchema 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/Data"
arcpy.management.ImportReplicaSchema("Countries.gdb", "schemaDifferences.xml")

ImportReplicaSchema の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン Python スクリプトで ImportReplicaSchema 関数を使用する方法を示しています。

# Description: Import a schema changes file into a replica geodatabase

# Import system modules
import arcpy

# Set workspace
arcpy.env.workspace = "C:/Data"

# Set local variables
replica_geodatabase = "Countries.gdb"
schema_file = "schemaDifferences.xml"

# Run ImportReplicaSchema
arcpy.management.ImportReplicaSchema(replica_geodatabase, schema_file)

環境

現在のワークスペース, テンポラリ ワークスペース