ファイル ジオデータベース ライセンスの生成 (Generate File Geodatabase License) (データ管理)

サマリー

[ライセンス付きファイル ジオデータベースの生成 (Generate Licensed File Geodatabase)] ツールによって作成されたライセンス付きファイル ジオデータベース内のコンテンツを表示するために、ライセンス ファイル (*.sdlic) を生成します。

注意:

バージョン 10.1 より前に作成されたジオデータベースでは、ライセンスはサポートされません。

使用法

  • [ベクター データのエクスポートを許可] パラメーターでは、エンド ユーザーがライセンス付きファイル ジオデータベース内のベクター データをエクスポートできるかどうかを指定します。

  • [有効期限日] パラメーターは、ライセンス ファイルの有効期限日を定義します。この有効期限日の後に、ファイル ジオデータベースのコンテンツは表示できなくなります。 これにより、ライセンス付きジオデータベースに期間が設定されます。 デフォルト値は空 (空白) です。つまり、データ ライセンス ファイルの有効期限は切れません。

  • 一部のフィーチャクラスまたはテーブルがライセンスされ、その他のフィーチャクラスまたはテーブルがライセンスされないという混在した状態を作り出すように、フィーチャクラスまたはテーブルを個別にライセンスすることはできません。 ただし、ライセンス付きファイル ジオデータベースを使用して、空のフィーチャクラスの作成、コピーと貼り付け、インポートなどの操作を通じて、ライセンスされていないフィーチャクラスまたはテーブルを追加することができます。

  • このツールを使用してライセンス ファイルを生成した後に、ライセンスをプロジェクトに追加する必要があります。 手順については、「ファイル ジオデータベースのライセンスの管理」をご参照ください。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ライセンス定義ファイル

[ライセンス付きファイル ジオデータベースの生成 (Generate Licensed File Geodatabase)] ツールによって作成されたライセンス定義ファイル (*.licdef)。

File
出力データ ライセンス ファイル

配布用のライセンス ファイル (*.sdlic)。

File
ベクター データのエクスポートを許可
(オプション)

ベクター データのエクスポートを許可するかどうかを指定します。

  • ベクター データをエクスポートできないインストールされているデータ ライセンス ファイル (*.sdlic) を使用してベクター データをエクスポートすることができません。 これがデフォルトです。
  • ベクター データのエクスポートを許可インストールされているデータ ライセンス ファイル (*.sdlic) を使用してベクター データをエクスポートすることができます。
String
有効期限日
(オプション)

データ ライセンス ファイルの有効期限日です。この有効期限日の後に、ファイル ジオデータベースのコンテンツは表示できなくなります。 デフォルト値は空 (空白) です。つまり、データ ライセンス ファイルの有効期限は切れません。

Date

arcpy.management.GenerateFgdbLicense(in_lic_def_file, out_lic_file, {allow_export}, {exp_date})
名前説明データ タイプ
in_lic_def_file

[ライセンス付きファイル ジオデータベースの生成 (Generate Licensed File Geodatabase)] ツールによって作成されたライセンス定義ファイル (*.licdef)。

File
out_lic_file

配布用のライセンス ファイル (*.sdlic)。

File
allow_export
(オプション)

ベクター データのエクスポートを許可するかどうかを指定します。

  • DENY_EXPORTインストールされているデータ ライセンス ファイル (*.sdlic) を使用してベクター データをエクスポートすることができません。 これがデフォルトです。
  • ALLOW_EXPORTインストールされているデータ ライセンス ファイル (*.sdlic) を使用してベクター データをエクスポートすることができます。
String
exp_date
(オプション)

データ ライセンス ファイルの有効期限日です。この有効期限日の後に、ファイル ジオデータベースのコンテンツは表示できなくなります。 デフォルト値は空 (空白) です。つまり、データ ライセンス ファイルの有効期限は切れません。

Date

コードのサンプル

GenerateFgdbLicense の例 1 (Python ウィンドウ)

次の例は、Python ウィンドウで GenerateFgdbLicense 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.management.GenerateFgdbLicense("london.licdef", "london.sdlic", "ALLOW_EXPORT", "2013-09-26 18:35:54")
GenerateFgdbLicense の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の例は、スタンドアロン Python スクリプトで GenerateFgdbLicense 関数を使用する方法を示しています。

# Name: GenerateFgdbLicense.py
# Description: Use the GenerateFgdbLicense tool to generate a license file (*.sdlic) for a protected file geodatabase.

# import system modules
import arcpy

# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
input_licdef = "london.licdef"
export = "DENY_EXPORT"
exp_date = "2013-09-26 18:35:54"
output_sdlic = "london.sdlic"

# Process: generate the license file
arcpy.management.GenerateFgdbLicense(input_licdef, output_sdlic, export, exp_date)

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